感動的な話”
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
皆さん、新年明けましておめでとうございます。今日は、新年に当たり、“感動的な話”をお分かちします。私たちの中に潜む優しい心を引き出してくれそうなお話です。ある家庭に脳に障害のある男の子が生まれた。そして数年後、さらに次男誕生。小さい頃弟は喧嘩の度に、「兄ちゃんなんてバカじゃないか!」と言うのを聞いて母親は悲しんだ。だが、母は何も言わずじっと待つことにした。兄が小学一年生に入学した時、同級生を招いて兄の誕生日の祝いをしたが兄は、悲しいかな急に招待した同級生を殴りはじめた。その時、弟が飛び出してきて・・・・「お兄ちゃん・・・殴るんだったら僕を殴って。」「僕なら痛くないから!!」それを聞いた母は心の中で「ぼうや、ありがとう。。。」と言った。その弟が小学一年生に入学した時隣の席は手に障害のある子だった。体育の授業のある日、体操服に着替えねばならないので当然その隣の子は着替えに手間取って遅れてきた。しかし、二回目からは時間通りに来たので先生は不思議に思い、体育の授業のある日先生はそっと教室を覗いてみた。すると、あの弟が一生懸命になって着替えを手伝っているのを見た。先生は、この事をみんなに話そうとも思ったが、せっかく弟が自主的にやっている事なので黙っていた。さて、七夕の前日、授業参観日があった。先生が児童の書いた短冊の願い事を読んでいた。子供らしい「おもちゃが欲しい」などの願いの中に・・・神様・・・どうか、隣の子の腕を早く直してください・・・と書いてあるのを見つけた。そう、あの弟の書いたもの。先生は、たまらなくなって皆の前でこの弟の着替えの事を話し出した。自分の子が手に障害があるので皆に迷惑をかけているのではないかと廊下の隅で小さくなって授業を見守っていたある母親が、教室に飛び込んできて弟の足元で号泣した。ぼうや、ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう・・・今日の一言: 優しさは人の心を変える
平安鶴田健次新年あけましておめでとうございます。新しい1年が皆様にとりまして、主にある祝福の1年となりますように、お祈り申し上げます。2013年もクリックで応援をよろしくお願いいたします。