サイバーポルノは有害か、無害か?
今日、インターネットを使えば大人も子どもも簡単にポルノを見ることができるようになっています。こうした事態を憂慮すべきでしょうか。インターネットやパソコンの使用が日常化している国々では、サイバー不倫、サイバーポルノ中毒、児童ポルノなど、新しい問題が出てきています。サイバーポルノは有害なのでしょうか。夫婦や家族の関係に、サイバーポルノはどんな影響をもたらしているのでしょうか。
米国では、従来から新聞の個人広告欄やシングルズバーで、積極的にパートナー探しを行う土壌がありました。そして、近年、出会い系サイトやチャットルームが急激な成長を遂げました。そして、チャットで、感情的に親密なやり取りをし、画像やテキストを用いて、性的なやりとりをする人が少なくありません。インターネットは、既婚者が恋愛気分を楽しむ場ともなっています。「Married and Flirting(既婚者の遊び場)」といったチャットルームが、午前中から賑わっています。
「実際には誰にもさわっていないから罪じゃない」「配偶者に話すことができるのであれば、裏切りではない」など、サイバーセックスを正当化する人も少なくありません。では、サイバーセックスはどんな実を産み出すでしょうか。
サイバー不倫についてはこの数年さまざまな調査が行われています。その結果、インターネットで知り合った相手に3割近くの人が、実際に会って、そのほとんどが実際に性的関係を持つということです。それで、決して、妄想の中で、セックスを行うだけでは済まず、結局実際の行為に及ぶことになります。
また、2003年のアメリカン・アカデミー・オブ・マトリモニアル・ロイヤーズ(米国結婚弁護士会)の会議では、離婚を専門とする350人の弁護士の3分の2が、前年はインターネットが離婚の原因となっているケースが多く、そのうち半分以上がオンラインポルノに関係していたと報告しました。ですから、オンラインポルノは、実際に夫婦の関係を破壊し、離婚という結果を産み出しています。
サイバーセックスに関する聖書の見方
聖書はこの点でどのように述べているでしょうか。聖書は、エホバ神は、セックスを結婚した夫婦の間でのみ許されたことを述べています。エホバ神は、エデンの園で、最初の人間アダムにエバという名の妻をひとりだけ与えました。そして、その後神はこう言われました。「男はその父と母を離れて自分の妻に堅く付き、ふたりは一体となるのである。」(創世記2:24)ふたりが一体になるというのは、結婚した夫と妻が、性関係を持つことも意味しています。(コリント第一6:16)それで、当初、性関係は、結婚したひとりの夫とひとりの妻の間でのみ許されていました。
エホバ神は、イスラエル人のかたくなさのために、一時的にイスラエル人の男がふたり以上の妻を持ったり、淫行以外の理由で離婚したりすることを許されました。(マタイ19:8)しかし、イエス・キリストはクリスチャンに、エホバ神が当初意図された一夫一婦制の取り決めを復活させました。(マタイ19:4-6)そして、結婚は、基本的に、配偶者が死に至るまでの、生涯の取り決めとなりました。(コリント第一7:39)それで、クリスチャンに対しては、結婚した男女が、生涯性関係は配偶者に限り、夫婦が互いに対し性的に忠実であることが求められています。
聖書は、「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです。神は淫行の者や姦淫を行なう者を裁かれるからです。」と述べています。(ヘブライ13:4)ですから、結婚関係外の性関係は聖書の中で、「淫行」また「姦淫」と呼ばれており、淫行や姦淫を行う人は、エホバ神から是認されず、神から裁かれる結果になります。
ですから、淫行や姦淫を行う人は、クリスチャン会衆に受け入れられないでしょう。また、その人の祈りは、エホバ神にとって忌むべきものとなり、祈りを聞いていただけないでしょう。(箴言28:9)また、この事物の体制の終わりには、イエス・キリストによって処刑される結果になるでしょう。(コリント第一6:9,10。啓示21:8)
イエスは、クリスチャンが神の前に離婚を許される根拠として、淫行を挙げられました。(マタイ5:32)ですから、淫行を犯した人は、配偶者から離婚されたとしても、不当なことをされたとは言えません。
また、エホバ神のみ前でクリスチャンにとって罪になるのは、実際の淫行の行為だけではありません。イエスは、「わたしはあなた方に言いますが,女を見つづけてこれに情欲を抱く者はみな,すでに心の中でその[女]と姦淫を犯したのです。」と言われました。(マタイ5:28)ですから、みだらな画像をやり取りして、サイバーセックスを行うことは、たとえ実際の性行為が関係していなくても、それは心をご覧になるエホバ神にとって「姦淫」です。また、聖書の神の基準を知っている配偶者は、実際の行為が関係していなくても、配偶者以外の異性に情欲を燃やし続けることに対しても嫌悪を感じることでしょう。
確かに、クリスチャンにとって離婚が成立するための根拠としては、実際の姦淫の行為が必要でしょう。しかし、心をご覧になるエホバ神にとって、画像や動画上の人に情欲を燃やすことも、姦淫という罪が犯されたのも同然であることを覚えておく必要があります。そして、想念上の浮気は、実際の浮気につながる可能性が高いのです。
ですから、サイバーセックス、サイバーポルノ中毒は、聖書の神エホバの基準からは受け入れられません。それは、聖書の神エホバとの関係と、あなたの家庭を破壊します。サイバーセックスを、是非退けるようにしましょう。
以上の記事は、目ざめよ!2000/6/8号「インターネットで流れるポルノ 本当に有害?」やネットの情報を参考にして作成したものです。サイバーポルノのシリーズは、(1)~(7)まであります。次回は、「サイバーポルノ(2)-夫婦生活を守る」をアップしたいと思います。
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