時代を見る目 235 「傾聴」でつながるコミュニティ [1] 生きづらさを支え合う

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

水谷裕子
NPO法人 アーモンド コミュニティ ネットワーク 理事長
心理カウンセラー

生きづらさを支え合う心理カウンセラーとして、横浜市港北ニュータウン地域で活動を始めて15 年になる。
カウンセリングの基本である「傾聴」の勉強会には、生きづらさを抱えた青少年の親の参加が多い。思春期問題、不登校、発達障がい、ひきこもり、ニート、ひとり親家庭、障がい、DV、外国籍、精神の病、独居老人、貧困、生活保護……。勉強会には問題を抱える人と支援をしたい人が集まってきた。学校や会社では、大多数の平均値から外れると「問題のある人」となってしまう。特質のある個性や多様性に対して、近寄り、触れ合い、互いを知り、ともに生きようとするのでなく、異質なものとして排除していく働きが日本では強い。隔ての壁を築く人間関係の中で、私たちは生きづらくなる。

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「知ること」は「聴くこと」から始まる。「傾聴」とは、相手の話を否定せず、相手の話すことをありのままに受けとめて聴くこと。立場や役割、自らの価値観から批判することなく、「自分」をわきに置いて、まず相手を一人のかけがえのない存在として受け入れて聴くことである。
「律法の中で、こういう女は石打ちにするように命じています……」と連れてこられ、人前に立たされている女性に対して、イエス様は、そのみじめな姿を見ることもせず、女のこころのことばを聴き、一人の存在として「婦人よ」(ヨハネ8 ・10)と呼びかけている。私は聴くことの本質を聖書から学んだ。

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行政と連携開催した不登校セミナーや国際結婚セミナーの後にピアグループがいくつか誕生した。
国からの支援の拡充はあるが、成長期の子どもの問題を抱える親の苦しみは大きい。悩みや問題を抱えながらも互いの話を傾聴し合う体験を通して、悩んでいるのは自分だけではないと知り、孤独から救われる。異なる視点に触れ、互いの体験から学び合う。こうした活動の中から「生きづらさの問題を傾聴できる支援者」が育ってきた。
生きづらさを抱える人のために、生活の場、家庭や学校のある地域で「寄り添い型・伴走型の傾聴支援活動」を担っていきたい! と、厳しい冬の季節に芽吹き、花を咲かせるよみがえりの花、アーモンドの名を冠したNPO 法人を2012 年晩秋に傾聴勉強会の仲間とともに設立した。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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