「聖書は、イエスは神であり人である」と教えているというのを前回の答えで知りました。どこからそのようなことがわかるのですか。
前回に続き、「イエス・キリストとは誰ですか」に関して3つ申し上げます。
1番目ですが、ここは聖書を1箇所読みたいと思います。ヨハネの福音書8章58節にこういう言葉があります。イエス・キリストの言葉です。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。アブラハムが生まれる前から、わたしはいるのです」(ヨハネの福音書8:58)
この言葉は、文法的に考えると、少し変ですね。本来は、「わたしはいたのです」が正しいと思いますが、ここでイエスは、「わたしはいるのです」と現在形で語っています。英語では「I am」です。ユダヤ的文脈では、これはイエスの神性宣言です。つまり、「自分は神だ」と主張しているのです。
日本人の私たちが今読むと、その真意を理解し難いかもしれません。しかし、イエス時代のユダヤ人たちは、その言葉を正しく理解できたのです。
意味を理解した彼らは、石を取り上げて、イエスに投げつけようとしました。つまり、「石打ちの刑」にしようとしたのです。その理由は、イエスが「冒とく罪」を犯していると判断したからです。自分を「神」と等しくしたことが、ここでの「冒とく罪」の内容です。驚くべきことに、イエスは、「いやいや、そんな意味じゃないんだ。私の真意を誤解しないで」とは言っていません。イエスは、自分が神だということを否定していないのです。
ここの文脈でのポイントは、イエスは「自分は神だ」と宣言し、ユダヤ人たちは「イエスは自分が神だと主張した」と理解したことです。
2番目に、もう1つ聖句を読みたいと思います。今度はヨハネの福音書の10章30節です。ここでは、イエスはこう言われました。
「わたしと父とは一つです」(ヨハネの福音書10:30)
父というのは、「父なる神」のことです。「わたしと父とは一つです」という意味ですが、実は、これもまた「神性宣言」なのです。ユダヤ的文脈では、「自分が父と一つだ」という言い方は、「自分が神だ」と言っていることとイコールなのです。その証拠に、ユダヤ人たちはまた、イエスを「石打ちの刑」にしようと動いています。この時も、イエスは自分が神だということを否定していません。
つまり、1番目のヨハネの福音書8章58節と、2番目のヨハネの福音書10章30節は、ともに、イエスがご自分のことを「神だ」と宣言されたと読めるわけです。
そこから、出てくる結論が3番目です。その結論とは、「神である方が人となられたのが、イエスである」ということです。
「イエスは神であり、人である」。これは私たちの理解をはるかに超える真理です。けれども、イエス・キリストが「私たちの罪」の問題を解決する「救い主」として十字架の上で死ぬためには、この「神であり、人である」という条件が必要だったのです。つまり、「イエスが神であり、人である」というのは、十字架上の死が「贖罪死」として有効であるための条件なのです。人でなければ、死ねません。神でなければ、罪の代価を支払うことはできません。もう1度言います。「人でなければ死ねない。神でなければ、罪の代価を支払うことができない」。それゆえ、イエスは「神であり人である」必要があったわけです。それ以外のお方が、私たちの救い主となり得ることは、なかったのです。
ある人たちは、こう言いますね。「いやいや、イエスはそんなことは言っていない。それは人々がイエスの言葉を誤解し、後で付け加えたものだ」。自問自答したいのは、「2000年前に、イエス・キリストとともに生きた弟子たちの証言を信じるべきか、あるいは、そういうことを目撃も体験もしていない2000年後の人のコメントを信じるべきか」ということです。
私は、大学生のある時期に、「聖書の言葉は真実だ」と受け入れました。それは、キリストの行い、キリストの死、また実際にそれを目撃した弟子たちの証言を信じたということです。そして今も、イエス・キリストは私の罪のために死に、墓に葬られ、3日目に甦られたと信じ、心の中に、大きな喜びと希望をいただいています。ぜひ、あなたもその一歩を歩み出してください。
「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです」(テモテへの手紙第一1:15)
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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