一歩を踏み出そう」
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、”
一歩を踏み出す”ことの大切さについて考えてみました。
道は近くても行かねば到達せず、事は小さくとも行わなければ成就しない。これは中国のことわざですが、まさに、その通りですね。ああでもない、こうでもないと言うだけで、何もせず、いたずらに思い悩んでいても何の役にも立ちません。大事なことは、まず行動を起すことです。明日こそ、明日こそと考え、ああしたらこうする、こうしたらああすると、いくら胸をふくらませ、夢を広げても仕方がありません。‘こそ話’、‘たら話’はいつまで経っても何も起こらないのが世の常。どんなに小さな一歩でも、まず歩き出すことが大切です。一歩を踏み出せば、必ず先へ進むもの。そして、一歩が千回繰り返されれば、千歩の距離になります。とにかく、どんな目標も、そこに向かって進み続けさえすれば、必ず目標に近づくのです。箴言6:6を見ると、
「なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ」とあります。
イソップの「蟻とキリギリス」の寓話は、この御言葉に題材を得て作られたと言われています。この言葉に続いて、「
蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める」とあります。今は勤勉にがんばることが、ダサいと思われる時代かもしれませんが、蟻を見習いなさい、と箴言は教えています。
生きていることの証しは、人生の目標を掲げ、そこに向かって一歩一歩と近づいていくことではないでしょうか。たとえその目標がどんなものであれ、目標に近づく唯一の方法は一歩ずつの繰り返しであることを心に留めましょう。もし一日でも動き出すのが遅れると、それだけ後悔する量が増え、それが人生の重荷になるかも知れません。日々、神を認め、神の知恵の言葉に耳を傾け、その御心のうちを歩む、ゆるぎない人生を築いていきましょう。
今日の一言: 神の知恵に耳を傾け、次の一歩を踏み出そう鶴田健次
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