私のとっておきの1冊 第5回 『神よ、どうして……』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


坂口 到
日本長老教会・久我山キリスト教会


神よ、どうして……
いのちのことば社
B6判 / 152 頁
定価 1,428円

苦しみの中にある時、「主のまなざし」に気づかせてくれる

 昨年の8月に義母が召されました。認知症になって、5年余りは義父の介護、その後は病院での生活となり、計10年余りを過ごしました。

 義母夫婦は、長年、熱心で誠実なクリスチャンとして歩みましたが、私たち身内には、なぜ神様が、義母をこのような状態で、10年余りもの地上の生活をお許しになられたのか分かりませんでした。

 人生良いこともあれば、辛いこともあるのは人の常とはいえ、キリスト者は、この世にあってはチャレンジを受け、苦難と向き合わされます。

 本書は、ご自身も大きな課題を抱えながら主に仕えた著者が、聖書に登場する信仰の先達から、また身近な信仰者の様々な実例を示して懇切丁寧に、渦中にあるであろう読者を慰め励ましてくれます。

 1章では、様々な実例を挙げて、私たちに現実を直視させ、困難や悲惨に直面した方々の有り様を冷静に記しています。

 2章では、神様はどう見ておられるのか、ヨブの例を挙げて語っています。正しい人ヨブでさえ悲惨の中で「死にたい」と言い、いや信仰者の模範とすべきモーセもエリヤもエレミヤもそうだったと言い、悲惨と困難にあえぐ読者に「ヨブたちのように……神に訴えよう。黙って隠していないで、神に向かって叫ぼう」と励まします。

 3章では、この「すべてのこと」が「益」になるのだと明快に宣言するのです。「なぜかはわからなくても、主の愛に信頼することができ、そこから力が与えられるのである。私たちはただ、主御自身をもっと知ることに集中すればよい」と。

 今日、私たちが生かされて様々な課題と向き合わされている中で、本書から「主のまなざし」を身におびていることに気づかされるのです。

The Cross Pendant

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He will be sent to your Side.
Emmanuel

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