What’s New ガンで声を失ったが、奇跡の復活を遂げたオペラ歌手 ベー・チェチェル映画「ザ・テノール 真実の物語」ついに公開!!

礒川道夫
ライフ・クリエイション　ディレクター

「NHKドキュメンタリー」「ニュースウォッチ9」「とくダネ！」「奇跡体験！アンビリバボー」などでも広く取り上げられ、弊社からもCDや本『奇跡の歌』が発売されているベー・チェチョルの映画がいよいよ公開される。
アジア史上、「最高のテノール」と称されたオペラ歌手ベー・チェチョル。彼がまさに頂点を極めようとしていた時、悲劇は突然訪れた。甲状腺ガンに侵され、手術によって声帯の神経を切断。声を失ってしまう。「もう二度と舞台に立つことは出来ない」と、歌手として最も過酷な現実を宣告された彼に、その声を愛した一人の日本人音楽プロデューサーが手を差し伸べた。音楽で結ばれた二人の絆が、世界にも例のない奇跡を生む。そしてステージ上には、自分の名誉のために歌うのではなく、神のために歌うベー・チェチョルの姿があった。
映画は、ベー・チェチェルの半生をほぼ忠実に描いている。
ベー・チェチョル役に、韓流スターであり、『人類資金』『オールド・ボーイ』に出演したユ・ジテが、彼の苦悩を上手く表現している。また音楽プロデュ－サーの沢田幸司役を伊勢谷友介が、友を想う気持ちを熱演する。
　劇中、手術後に、声を出してみるように一色医師から促された時、彼は賛美歌「輝く日を仰ぐとき」を心の底から搾りだすように歌い始める。実際の手術の際にも歌ったという事実を知っているなら、涙を流す感動的なシーンだ。
この場面が象徴しているように、彼にとっての奇跡とは、声が出ること以上に、自分の名誉のためではなく、神のために歌うという子供の頃の誓いを果たす者へと変えられたことではないだろうか。ぜひこの点を映画の中から読み取ってほしい。
実はもう一人変えられた人物がいる。沢田幸司のモデルになったヴォイス・ファクトリーの輪嶋東太郎氏である。かつて彼の事務所にあった神棚は今やなく、そこには十字架が掛けられている。これだけでも、この映画がどんなに人々の心に神の真実を伝える作品となっているのか、解っていただけるだろう。

映画「ザ・テノール 真実の物語」10月11日（土）全国ロードショー！
原作・CD 映画上映記念セール!! キリスト教書店で実施。
本、CDを購入すると、先着50名様　劇場にご招待!! （9月1日～30日）

問い合わせ ： ライフ・クリエイション（いのちのことば社）
Tel.03-5341-6927　Fax.03-5341-6928
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　 ライフ ・ クリエイション ディレクター　礒川道夫