聖書にはすばらしい言葉が詰まっていますが、奇跡の話を読むとバカバカしくて、読む気が失せます。どうして聖書にはこうも奇跡の話が多いのですか?

私たちは聖書を唯一の土台とする、プロテスタントのキリスト教福音団体です。

#33. 聖書には、なぜ奇跡の話が多いのですか。

Q. 質問

聖書の中には、すばらしい言葉もたくさん詰まっていますが、奇跡の話を読むとバカバカしくなって、読む気が失せます。どうして、聖書にはどこもかしこも奇跡の話が多いのですか。

A. 回答

いつものように、3つ申し上げます。

1番目に、奇跡は「ある時代」にしか起こっていません。

ですから、「聖書のどこにでも奇跡が出てくる」というのは、ちょっと言い過ぎですね。「ある時代」とは、以下の3つです。

出エジプト記の頃、つまりユダヤ人たちがエジプトを脱出する時代です。統一国家イスラエルが、北王国イスラエルと南王国ユダに分裂します。その後、北王国は偶像礼拝のために亡国の危機に陥ります。その時に活躍するのが、預言者エリヤとエリシャです。この時代に、多くの奇跡が起こっています。最後が、イエスと使徒たちの時代です。

奇跡は、以上の3の時代に集中して起こっています。それ以外の時代に、奇跡と言える現象は、ほとんど起こっていません。これらの時代においては、奇跡が起こらなければならない必然性がありました。人類の歴史が、神の介入を必要としていたのです。

2番目に、奇跡には「目的」があります。

たとえば、旧約聖書の中にイスラエルの民の前で行われる奇跡というものがありますが、これは、「神は自然界を超越したお方である」ということを教えています。つまり、「この方を信頼していいのだ」ということを教えているわけです。

新約聖書の福音書に記録された奇跡は、「イエス・キリストは、神の子でありメシア(救い主)である」ということを証明するために起こったものです。使徒行伝に入ると、使徒たちの手によって奇跡が行われていますが、これは、「使徒たちの語るメッセージは信頼できる」ということを示すためのものです。

3番目に、このことを覚えてください。聖書から奇跡を取り去ったなら、「聖書の物語」は成り立たないのです。

ですから、「読む気が失せます」ではなくて、逆に考えて、「奇跡がなかったら読む意味がない」ということです。

旧約聖書が教える「最大の奇跡」は、「神が無から有を創られた」ことです。神が何もないところから、天地を創造されたということ。これが、旧約聖書の最大の奇跡です。
新約聖書が教える「最大の奇跡」は、「イエスが十字架で死に、3日目に復活し、今も生きておられる」ということです。

以上のことをまとめると、こうなります。

奇跡は、ある特定の時代にしか起こっていない。奇跡には、目的がある。奇跡を取り去ったなら、聖書の物語は成り立たない。

聖書に記された奇跡は、私たち(聖書を読む人たち)を、逆に神に近付けるのです。聖書の奇跡は、私たちに「信仰」を与え、私たちの信仰を「励ますため」に与えられています。

参考になる聖句

「イスラエルの人たち。このことばを聞いてください。神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で力あるわざと不思議としるしを行われました。それらのことによって、神はあなたがたに、この方のあかしをされたのです。これは、あなたがた自身がご承知のことです」(使徒の働き2:22)

「また、使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議なわざが人々の間で行われた。みなは一つ心になってソロモンの廊にいた」(使徒の働き5:12)

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