成長セミナーの学び
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
10月25日から毎月一度のリーダー訓練会で、「ハーベスト成長セミナー」のテキストを用いての学びが始まりました。第一課の「聖書との出会い」から第十二課の「終末時代のエバンジェリズム」までの12回に渡る弟子訓練の学びです。 このテキストは、ベテル聖書研究会のハーレー・スイガム博士が考案された、絵を用いて概念を教える手法を取り入れ、ハーベストタイム・ミニストリーの中川健一先生が作られたものです。中川先生らしく、すべての内容が非常に簡潔で、系統立ててまとめられており、特に絵の概念が大変見事です。 このテキストは以下の三つの願いをもって作成されました。(1)求道者に福音を明確に伝えるテキストが欲しい。(2)決心した方の霊的成長を助けるためのテキストが欲しい。(3)成長したクリスチャンが、使命に生きる者となるためのテキストが欲しい。そういう訳で、この学びは、求道中の方、更に深い確信を持ちたい方、霊的成長を求める方、終末時代の伝道を考える方にとって大変有益な学びです。クリスチャンの誰もが経験することですが、他のすべての学び同様、聖書の学びにも近道というものはありません。色んな事が身に付くためには、やはり多くの時間を必要とします。しかし、このテキストは、そういう学びの原則の中で、まさに建築物の骨組みを組む役割を果たしてくれます。つまり、この部分が出来上がれば、あとはそこにカーテンウォールを簡単に取り付けられるように、聖書の色んな知識を適切なところに、しかも容易に付け加えていくことができるようになります。主イエス・キリストは今を収穫の時代と呼んで、こう言われました。「目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。刈る者は報酬を受けて、永遠の命に至る実を集めている。まく者も刈る者も、共々に喜ぶためである。」(ヨハネ4:35b、3)教会が教会としてふさわしく、またクリスチャンがクリスチャンとしてふさわしく生きていくためには、まさに前述の三つの願いが必要です。どうか一人でも多くの方が、聖書の学びに励み、人生の収穫の時を迎え、まく者も刈る者も共々に喜びに満たされたいと思います。(LVJCC担任牧師: 鶴田健次)