啓示6章からは、子羊が七つの封印を一つ一つ開いていきます。子羊が、一つの封印を開くと、四つの生き物の一つが、「来なさい!」と大声で言います。すると、ひとりの騎手が乗る白い馬が登場します。彼には、冠が与えられます。(啓示6:1,2)今回は、ここを解釈してみます。
(1)四つの生き物の一つが「来なさい!」と大声で言う
四つの生き物とは、神のみ使いの種類のひとつ、ケルブです。(エゼキエル10:15)み使いたちは、預言の成就の進展を「熟視したいと思っている」のです。(ペテロ第一1:12)そして、預言が成就していくことを望んでいます。生き物は、イエスが第一から第四の封印を開く時、「来なさい!」と大声で言います。ですから、ケルブが四頭の馬がかけてくるように促しているように見えます。
四頭の馬が全地を走り回る時は、「人の住む地全体に臨もうとしている試みの時」になります。(啓示3:10)しかし、その時は、自分のともしびを持って花婿を迎えに出た十人の処女のうち五人がイエス・キリストと結婚の行列を行なう時となります。(マタイ25:1,5-7)ですから、その時は、試みの時ですが、喜びの時ともなるので、ケルブは、預言の成就を「来なさい! 」と招いているのでしょう。
(2)白い馬の乗り手はイエス・キリスト
白い馬の乗り手は、「冠」を与えられます。(啓示6:2)ユダの最後の王ゼデキヤの時に、「冠」が取り外され、ユダの家系のダビデの子孫が王権を行使することはできなくなりました。しかし、将来、イスラエルの長となるという「法的権利」はしかるべき者に与えられることになっていました。(エゼキエル21:26)
ですから、白い馬の乗り手が与えられた「冠」は、ユダ族のダビデの子孫の王に与えられるはずであった支配権を意味しています。
イエスは、ユダ族のダビデの子孫でした。(ルカ3:23,30,32)それで、イエスは、ダビデの王統の者として、イスラエルの王となる法的権利を持っていました。
そして、処女マリアに対してみ使いガブリエルは、エホバ神が生まれて来る赤子イエスに永遠の王国を与えることになると予告しました。(ルカ1:31-33)ですから、「人の子」イエスは、将来、天で王国と支配権をエホバ神から与えられることになっています。(ダニエル7:13,14)
(3)白い馬に乗って乗り進むことは何を表わすか
啓示6章だけでなく、詩編45編もイエスが王権を与えられて義をもって征服するために馬で乗り進むさまを預言しています。詩編45編には、剣と矢をもって「真理と義のために」馬に乗って進む王についての預言的描写があります。そして、「神は定めのない時に至るまで,まさに永久にあなたの王座。あなたの王権の笏は廉直の笏」と付け加えられています。(詩編45:4,6)
ですから、詩編45編の王権は、義と廉直によって行使され、神によって支えられています。ヤコブの子ユダに関する預言によると、ユダ族の子孫から笏をとる「シロ」が来ることになっていました。(創世記49:9,10)笏をとるということは、詩編45編によると、王権を行使することを表わしています。ですから、詩編45編とも共通点のある啓示6章は互いに意味を補完しています。
啓示の書の預言はしるしで与えられています。(啓示1:1)ですから、もちろん、イエスは文字通りに馬に乗って乗り進むわけではありません。それは、イエスが王国と支配権を与えられる時、イエスが義のために戦闘をされること、イエスが力強くまた早いスピードで前進していかれることを示していると思います。(イザヤ30:16。詩編147:10。箴言21:31)
すなわち、イエスが王になろうとする時、また、王権を与えられた後、地上では、王国の宣教がスピード感を持って進むことになるでしょう。(マタイ24:14)確かに、エホバの証人は、熱心な宣教によって組織が、飛躍的に拡大してきました。しかし、その増加のスピードは鈍っています。
しかし、イエスが天で真に王権を与えられる時、ほんとうに宣教は、著しく進み、クリスチャンの数は数十億を数えることになるのではないかと思います。啓示の書は、大患難の後に、あらゆる国籍、民族、言語の神に仕える奉仕者の数が、「誰も数え尽くすことができない」程になることを預言しているからです。(啓示7:9)ですから、将来のクリスチャンの数の増加は迅速なものとなるでしょう。
そのような組織の拡大によってイエスは、王になられたことを示されます。その様は、あたかも、イエスが王として馬に乗って乗り進むかのようになるでしょう。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
Who We AreWhat We EelieveWhat We Do
2025 by iamachristian.org,Inc All rights reserved.