松本望美
北朝鮮宣教会所属
三十八歳という年齢からすると、堂々と「婦人会」モードではあるが、独身だということで「青年会」にとどまっている私。しかし、ときどき婦人会に出席するときもある。婦人会には出てみるもんだ。いや、出ておくべきかもしれない。「あこがれ」とか「夢の……」とか独身者の持つ結婚のイメージが崩され、「現実」を教えられる。「白馬の王子様はいない」とわかってきた私たちに、まるで追い討ちをかけるように「かなりリアル」なのだ、結婚って!
「ノンクリの主人は、何でも頭ごなしに怒り、がまんしている私」だったり、「家に帰ってきても、夫婦の会話がなく寂しい私」「子育てについては私まかせで疲れる私」など、さまざまな現実を口にする夫人たち。
そんなリアルな悩み告白のあと、私はきいてみた。「みなさん、結婚前はめちゃくちゃラブラブ・モードだったんですよね?」すると、夫人たちは「もちろん~」と声をそろえる。
「私は、主人と初デートに野球を見に行ったの。でもね、すごく緊張しちゃって、カップのジュースを前の席の人にかけちゃったのよ!」
そ、それって……どのぐらいの緊張度よ? 持ってることすら忘れちゃうのか?
もうひとりは「私は新宿でデートしたのよ」「私は、大学時代のサークルで知り合って……」
五十代の夫人たちなのだが、“デート話”をするときは、急に“乙女”に戻っているではないか! 頬をぽっと赤くして、恥じらっている姿がかわいい。え~と……さっきの“悩み相談のご主人”と“デートの男性”って同じ人なんですよね……?
そんな話をしている最中、さっきから、まるで自分の家のように勝手にお茶をいれ、ほかの人に「飲む?」なんて言っているつわものの夫人がいたので、「ねえ、Yさんはどんなデートの思い出があるんですか?」ときいてみると、「え? 私? 私はデートのときにおしゃれして行ったのよ。赤いベレー帽をかぶってね、赤くてかわいいコートを着てね、ちょこんと待ち合わせ場所に立って彼を待ってたのよね~。うふふ。」……ありえない。
婦人会に出席するようになって、結婚って「リアルな現実」ってことはよ~くわかった。
たぶん私が、信仰深く、さらに福山雅治のような人と結婚したとしても、きっと夫婦間では何か発生するのだろう。(なんだ、それ?)
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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