人種の違いの起源はどこからですか?

は、神、聖書、救い、そのほかの霊的な課題を理解することの助けとなる のを願って、それに専念し、訓練を受けたボランテイヤの奉仕者から成るミニストリーです。私たちはクリスチャンです。プロテスタント、保守主義、福音派、根本主義、そして無宗派です。私たちは、教会と相並んで、霊的なことに関しての質問の答を人々が見つける手伝いをするパラ.チャーチ.ミニストリーだと自分たちを見ています。
聖書は違う人種がどこから来たのか、人間の肌の色の違いはどこからか来たものか、特に述べていません。現実は、一つの人種、つまり人類という人種しかいないのです。この人類のうちに肌の色やその他多くの肉体的特徴の違いがあります。ある人たちは、神がバベルの塔で言語を混乱させた時(創世記11章1節-9節)、人種の相違をも起こさせられたのではないかと考えます。人がそれぞれ違った自然環境の中でよりうまく生き残るために、神が遺伝的に変化を与えられたということも可能です。例えば、アフリカ人がアフリカの過度の熱さに耐えられるように遺伝的に備えられているように。 この考えによると、神は言語を混乱させ、言語による隔離を起こさせ、それぞれのグループが地理的にどこに落ち着くかによって遺伝子的人種の違いをも造られたというのです。もちろんそれは可能かもしれませんが、その一方、この考えの聖書的根拠は特にどこにもありません。 人種や肌の色の違いなどはバベルの塔の記事のどこにも書いてありません。

大洪水の後、異なった言語が出てきたとき、ある一つの言語を話す人種は同じことばを話すグループと一緒に移動しました。そうすることで、あるグループは全人口と混合することが不可能になって、その遺伝子プールが劇的に縮小してしまいました。 近親繁殖が起こり、時が経つうちに、これらのグループに ある特徴が強調されて現れるようになりました。(これらの特徴はそれぞれのグループの遺伝子コードとしてその可能性は存在していましたが)世代を通して、さらに近親繁殖が起こり、遺伝子プールは縮小する一方で、ついには同じ系統の言語の民族は、みな同じ、または似たような特徴を持つことになります。違った特徴が出てくるということはまれなことでしょう。

もうひとつの説明は、アダムとエバが黒、茶、白、そのほかの色の肌を持った子供を産み出す遺伝子を持っていたということです。これは、人種の違う夫婦に肌の色が親とはまったく違った色の子供が生まれることと似ています。明らかに神は人の外見に違 いがあることを望まれたようです。だから、アダムとエバに肌の色合いの違う子供を産み出す能力を与えられたとしても了解できます。後に、大洪水から生き残るのは、ノアとその妻、ノアの3人の息子とその妻たちの8人だけになりました。(創世記7章13節) 多分、セム、ハム、ヤペテの妻達は、それぞれ違う人種だったのでしょう。ノアの妻もノアとは違う人種だったことも可能です。この8人はみなが混合した人種だったのかもしれません。ということは、それぞれ、違った人種の子供を産む遺伝子を持っていたということになります。 どのような説明にしろ、この質問の最も重要な点は、私たちはみな同じ人種だと言うこと、みなが同じ神によって、同じ目的を持って創造されたということです。

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