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- 折々の言 9 生命の使い方
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、生の粗雑さ 前回、私は同労者の訃報から「生命の本来性」と呼ぶべきものは何かを考え、「残された時間を大切にする」こと、「もっと身近にある人々を大切にする」べきことを述べたが、残念ながら私たちの日常生活、職業生活はまったくこれと裏腹の中に営まれているのが現実のように思われる。 たとえば私たちの生活の中で最もないがしろにされ、粗雑に扱われているのが「時間」であり、「家族」ではないだろうか。私たちは「明日も分からぬ身」(ルカ一二章)なのに、明日もあると思って、うかつに一日一日を過ごしているのが常であり、多忙な、それこそ「追われる生活」の中で、家族とか家庭は、外で何かを効率よくするための手段と化しているのではないだろうか。そして家族のありがたみに思いをいたす
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- どうして「神学」は必要なのか? ミラード・J・エリクソン氏 来日インタビュー
ミラード・J・エリクソン福音派を代表する組織神学者 今春、邦訳出版された『キリスト教神学第1巻』の著者で三月に来日したミラード・J・エリクソン氏にインタビューしました。いつクリスチャンになりましたか? 私は母の胎の中にいるときから教会に通っていました。11歳で洗礼を受けました。私は、クリスチャンになるときの「素晴らしい感情的な体験」というものを持っていません。でも、多くの経過を通して私がクリスチャンになっていったという経験を持っています。人にはそれぞれの回心があり、自分はこれでいいんだと後に気付きました。どのような経緯で『キリスト教神学」を執筆されたのですか? 一九八〇年頃、私は、福音主義について教えていたのですが、適切な教科書がありませんでした。古すぎたり、自由主義神学または保守的なものだ
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- 翻訳者の書斎から 12 香油の壺を割るとき
吉川 直美編集者・翻訳者。他訳書に『すこやかに祈る』、共訳書に『キリストの心で』(ともに いのちのことば社刊)などがある。シオンの群 中野キリスト教会 会員。 ほんの数年前まで、私は信仰書はおろか、聖書にも無縁な生活を送っていました。気まぐれにCLCや教文館をひやかしてはみたものの、異国の書店に紛れ込んだような違和感にしおしおと退散したことを懐かしく思い出します。 主に名前を呼ばれ、闇から救い出されてからは、主を知りたい一心で足繁くキリスト教書店に通いました。異国の書店がにわかに宝の山となりました。新鮮な驚き、純粋な好奇心、甘美な没頭──はからずも、読書の喜びに目覚めた子供時代に戻ったようでした。とはいえ、あくまでも読者としての関わりしか考えておりませんでした。編集の仕事に携わってはきました
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- ブック・レビュー 『悩んでいないで聞いてみたら?』こっそり知りたい あのことこのこと
小澤 由紀恵hi-b.a.高校生聖書伝道協会 スタッフはぐらかされてる? それもいい。考える力を引き出すから 「一人一人の人生に触れるからこそ、通り一遍の解答では答えきれないものがあるといつも感じています」。この前書きを読んでこの本はいい! と思いました。私も同じ事を感じていたからです。高校生は質問箱。出てくる質問は多種多様です。その彼らの質問はそれに続く本当に聞きたいことの前ふりだったり、様々な葛藤や経験の中から出てきたものです。同じ質問だから同じ答えでいい、ということではないのです。この本には前書きにみられる著者の思いが現れているようです。質問者が誰であってもその一人一人に向かって語りかける文章には人を攻めたてたり非難するものではなく、励まし、慰め、どうにかしてその人がイエス様のところに
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- 世界一弱いお父さんからのメッセージ 1
世界一弱いお父さんからのメッセージ筋萎縮性側索硬化症、余命5年と告知された西村隆さんは、日に日に筋力が失われていく。今夏出版された「子どもたちへのメッセージ」である『神様がくれた弱さとほほえみ』では、多くのものを奪った病によって確かに得た「幸せ」について綴る。「私が著したいものは、『闘病記』とは少し違います。病気は確かに命を含めて多くのものを奪い続けています。にもかかわらず、まったく失っていないものもあり、なおかつ病気になって得たものも確かにあります。『共病記』とでもつけましょうか」順風満帆な日々 突然にやってきた病気 止揚くんの成長とともに 「自然体」の強さ 人生の目的 子どもたちへのメッセージ
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- ブック・レビュー 『生きかたを変える聖書のことば60』
赤江弘之日本同盟基督教団 西大寺キリスト教会牧師みことばだけ、だからこそ御霊に期待して祈る 私たちの教会では、ずいぶん前から礼拝の新来会者にキリスト教入門書をプレゼントしています。せっかくの来会者に対して、福音を伝える最善の機会を提供するためです。それは、福音の全体像を少しでも早く、有効に伝えるための非常に良い方法です。どのような本が良いのかがいつも課題でしたが、本書はそのような目的にふさわしいと思い出版を喜んでいます。 本書は、「あなたは愛されている」「行き詰まっても大丈夫」「怒りからは何も生まれない」という身近な生活に密着したテーマをもうけ、それぞれのテーマにふさわしいいくつかの聖書のみことばを提示しています。初めての方でも興味深く読め、そのテーマに対する答えが聖書のみことばにあることが
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- 時代を見る目 98 「Worship Wars」と日本の教会
井上 義日本同盟基督教団 等々力教会 牧師 米国の教会音楽や礼拝学の書物を見てみると、いずこにも”Worship Wars”という文字が躍っている。直訳すると「礼拝戦争」だが、要するに礼拝とそこにある賛美の音楽とのあり方を巡る議論が、そこまで白熱しているということである。翻って我らが日本の教会においては、この語彙はあまり耳にしない。日本人のクリスチャンは、なぜ礼拝と音楽のスタイルを巡る議論に米国のクリスチャンほどには積極的に参加しないのだろうか。やはり日本の教会は米国よりも十年遅れているのか、あるいは日本人は物わかりのよい平和主義者なのか。 戦争は、字義通りの意味でも、あるいは分裂をもたらすような敵対心のぶつかり合いといったような意味でも、決して起こって欲しくはない。
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- 愛に挑戦する作家 チョ・チャンイン チョ・チャンイン氏の著作
チョ・チャンイン 1959年~尊敬する作家に村上春樹をあげ、その技法や感覚を好む。また浅田次郎の独特な世界観と人々の関心を引きつける説得力に学んでいるなど、日本の作家にも強い関心を持つ。スンウ12歳の明日金至子(キム・チヂャ)訳5月中旬発売予定!定価1,575円フォレストブックスカシコギ金淳鎬(キム・スンホ)訳白血病を罹った息子に献身的に尽くす父親の姿を描く。「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります」(ヨハネ13・7)との聖書のことばを適用した父親が子どもに別れを告げるラストシーンは、涙なしには読めない。定価1,680円サンマーク出版
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- 夫婦でつくる物語 神を証しする熊の一家
荒瀬牧彦カンバーランド長老教会めぐみ教会牧師 『のどか森のリトル・ジョイ』シリーズの絵本を読んだことのある方なら、「ジョイの一家」といえばその姿がすぐ目に浮かぶでしょう。勇敢で頑張り屋、しかも優しくて、幼いながらに蕫気配りの人﨟であるジョイ。カントリー風のワンピースをおしゃれに着こなす、お下げ髪のかわいいお母さん熊ベティ。堂々たる体躯、でも心だって大きく、言葉も常に穏やかなお父さん熊ジャンジー。 日曜の朝、わたしたちの教会に柳川茂さん、ノアさん、立行君の一家がやってくると、本当に「のどか森」から熊たちが礼拝しに来たのではないかと思えるほど、そして思わずニヤニヤしてしまうほど、ジョイ一家と柳川一家はよく似ているのです(但し絵本から出てきたジョイ君は、時間の経過と共にぐんぐん育ち、今や大学生です
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- 折々の言 11 小さな夢の実現(2)
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、ある若い夫婦の例 前回、私は病院組織を去って大学に籍を置くことによって、時間の余裕ができ、様々な立場の中にある人の個人的相談やご家庭に直接お邪魔できる機会が与えられたという意味の話をしたが、そうした思い出の一つに、ある若い夫婦の話がある。 当時神学大学に移って間もなく、私は日本で有数の歴史をもつという、ある幼稚園でお話をする機会を得た。その若い園長が長年、私の本の愛読者であったからである。 その前日、よくあることだが、若い母親の相談を受けた。一人息子が自閉症だというのである。期待した第一子がそうであったことからかひどく動揺して、それまでの苦労とこれからの心配をいろいろと話してくれた(後でお聞きしたことであるが、当時は彼女自身何が何だかわからなかった
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- バック・トゥ・ベーシック・シリーズ(3) 交わり キリストの香りが漂う
辻川 宏単立 ホサナ・キリスト教会 牧師 教会は、この世にある集団・共同体の中で、非常にユニークな存在です。年齢も賜物も趣味も社会的な地位も異なり、民族の違う者たちが、キリストにあって「一つ」にされている群れです。 主イエス・キリストが「わたしの教会(単数形)を建てます」と言われているとおりです。相違点の多い者たちが、キリストの十字架の血によって、罪を赦され、「一つ」の神の家族に加えられているのです。それは、互いの交わりによって成長し、外に向かっては伝道と言う使命を果たすためです(ローマ14:18-19、マタイ28:18-20)。 いっしょに集まる 教会が祝福されるには、キリスト者が一人ひとり、日ごとに神との交わりにより、み言葉の糧によって養われることが大切です。「日々新たにされ成長する」必
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- 八木重吉に出会う その詩の純粋さに心をひかれて
八木重吉に出会うその詩の純粋さに心をひかれて29歳という若さで妻のとみ、娘の桃子と息子の陽二を残し、天に逝った八木重吉。彼の詩は80年ほども前に作られたにもかかわらず、さびつくことなく現代人の渇いた心に潤いを与え続けている。重吉の詩の魅力とは何なのだろう。重吉の生き様を掘り起こしながら、詩を味わいたい。仕事信ずることキリストの名を呼ぶこと人をゆるし 出来るかぎり愛することそれを私の一番よい仕事としたい○きりすと(傍点・・・・)を おもいたいいっぽんの木のようにおもいたいながれのようにおもいたい桃子よもも子よおまえがぐずってしかたないときわたしはおまえに げんこつをくれるだが 桃子お父さんの命が要るときがあったらいつでもおまえにあげる○こころよでは いっておいでしかしまた もどっておいでねやっ
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- どうして「神学」は必要なのか? 「神学は初めて」という人のために
内田 和彦聖書宣教会・聖書神学舎教師会議長一、神学は不要?「神学」というと、「牧師や伝道者になる人が神学校で勉強するもので、自分たちには関係ない」と思われるかもしれません。牧師や勉強好きな信徒がする難しい学びという印象を抱かれるかもしれません。「信仰があれば十分」「知識より体験が大事だ」といった意見、「神学など学ばない方がよい。学ぶと信仰がおかしくなある」「頭でっかちになって、伝道できなくなる」という批判に、賛成なさるかもしれません。確かに神学書の難解さに閉口することは、私もあります。ある種の神学上の議論を不毛と感じたこともあります。知識が増えるだけで、信仰生活に生かされない「学び」もあるように思います。信仰に燃え、救霊に燃えていた若者が神学という「学問」を専攻したために、熱心さを失い、信仰
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- 「原理主義」と「福音主義」 最終回 後退し続ける”閉じられた”日本の教会(後編)
宇田 進東京基督教大学名誉教授 元ウェストミンスター神学校客員教授* ここで、アメリカのファンダメンタリズムや福音派自身が、現在何を取り組むべき課題と考えているかについて注目したいと思う。 たとえば、昨年三月に、『キリスト教神学』第一巻の邦訳出版を記念して来日されたミラード・エリクソンは、『福音派の知性と心』(1993)の中で次のような見解を主張している。 彼は、福音派やファンダメンタリズムに対する批判・不評の問題(例・テレビ伝道者たちの倫理問題や「ネオ・コン」との強い結びつき)と、一部の福音派に見られる現代文化およびこの世的なライフ・スタイルへの”順応”傾向や、福音主義の伝統的な諸教義の”再解釈”の動き(社会学者でヴァージニア大学のジェームス・ハンター『アメリカの福音主義─保守的宗教と近
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- 弱く、遠く、小さき群れより 第9回 自分自身で、共に!
向谷地生良北海道医療大学 看護福祉学部助教授浦河日赤病院 ソーシャルワーカー《 内容については2006年4月に出版される書籍『「べてるの家」から吹く風』をご覧ください 》
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- 世界一弱いお父さんからのメッセージ 順風満帆な日々
順風満帆な日々 小学四年生の時、腎炎で一年と数か月間入院し、それがきっかけでキリスト教と出会ったという西村さん。欧米文化とその中にあるキリスト教へ漠然とした憧れをもち、教会に通うようになったのは、中学一年の時だった。やがて牧師を志して関西学院大学神学部に入学したが、在学中のボランティア活動の体験の中で、「牧師の夢もすばらしいけど、目の前にいる人々を助ける仕事にも価値がある」と福祉に進路を変更し、神戸聖隷福祉事業団に就職した。 西村さんは、身体にハンディを持つ人が生活する施設「真生園」や、知的にハンディを持つ若者の訓練施設「神戸光生園」で、介護や訓練の仕事に忙しく携わる中で、いつも「障がいを負った人々がそれを受け入れていくプロセスに自分がどうかかわれるか?」「クリスチャンワーカーとして何ができ
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- ブック・レビュー 『トリビュレーション・フォース』
込堂 一博日本福音キリスト教会連合 旭川めぐみキリスト教会 牧師「邪悪に立ち向かえ」というチャレンジ 私は、本書を読みながら使徒ペテロのみことばが、強く心に響いてきた。「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい」(Ⅰペテロ五・九)。前書『レフトビハインド』では、キリストの携挙に取り残された主人公の機長レイフォード・スチールは、この驚愕すべき出来事のなかで、夢中で真理を求めはじめ、悔い改めてキリストを信じた。そして娘のクローイも信じた。本書で、レイフォード・スチールは、同じように信じた他の二人とともに、「反キリスト」である国連事務総長カルパチアに敢然と立ち向かい、信仰を守り通すことを決意する。カルパチアは、表向き世界平和を唱えつつ、その一方で全世界を自らの独裁体制に置こうとする恐るべき邪悪
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- 時代を見る目 97 信仰の遺産を豊かに継承する
荒川 雅夫福音伝道教団 前橋キリスト教会 牧師 ベストセラーとなった『ルーツ』(アレックス・ヘイリー著 安岡章太郎 松田銑 共訳 社会思想社)という本は、自己のルーツ、根源を求めた労作でした。著者は、豊かなアメリカ社会に自分が置かれていても、ルーツは生命線でした。 クリスチャンにとってのルーツはもちろん聖書です。そこに私たちの出自があり、帰って行く故郷があります。そしてその聖書を知るチャンスが与えられたのは教会であり、それは信仰の先輩たちの祈りと労苦によるのです。 現代という社会が、過去をたやすく切り捨てて、自己を絶対化しやすいなかで、ある種のもろさを感じることがあります。このような時代にあって、自分たちの信仰の恵みの源流を正しく理解し、継承する責任が、私たちには与えられているのではないでし
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- ブック・レビュー 『ヤベツの祈り ディボーションガイド』
高田 義三チャーチ・オブ・クライスト・ニュージーランド日本 大阪教会 牧師「ヤベツの祈り」が七倍楽しく味わえる「ヤベツの祈り」によって私は、大きな祝福を受けましたが、今回この種の本としてはとてもユニークな本書から、さらにすばらしい「霊的冒険」へのチャレンジを受けています。本書は、「主よ、私を大いに祝福してください!」、「主よ、私の地境を広げてください!」、「主よ、あなたの御手を私に置いてください!」、「主よ、わざわいから遠ざけてください!」というヤベツの四つの祈り、そしてエピローグの「ヤベツの奇蹟を祝う」を各週のテーマとして、一ヶ月間のディボーションを進めていくことができます。一日分は四―五頁程度に収められ、タイトル・聖句・本文・日誌・聖徒の一言(あるいは聖句)という各部分から成っています。

- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
