EU加盟の弊害とEU軍に加わらないことによる平和の価値

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 EUにとどまるべきでしょうか。脱退するべきでしょうか。国民の経済生活を守るために、戦争に巻き込まれて国土を荒廃させ国民を失うことを避けることが必要です。そのためには、EUに加盟しないで、自国と関係のない戦争に巻き込まれるのを避けるのが賢明です。 

 平和はどのような価値があるでしょうか。また、EUは将来、どのようなことをするようになると考えられますか。そして、驚くべきことに聖書は、EUが悪魔サタンから力と権威を受けて行動するようになることを述べています。  

(1)啓示13章の海から出た野獣に加わらない方が賢明  

 現時点で、わたしは啓示13章の海から出てくる野獣は、EUではないかと考えています。今から、EUは、その複合的な野獣の形態をますますとってくるのではないかと思います。 現時点で、EU以外に過去の四つの軍事強国の特徴を持つ複合的な合同国家は見当たりません。そして、先回も申し上げましたが、啓示13章の獣は、いずれ、神やキリスト教の信仰を冒とくし、従来のキリスト教の本拠地を軍事攻撃するまでになると考えられます。(啓示13:6,7) 

EUは啓示13章の海から出てくる野獣となるのではないかするとEUは従来のキリスト教の本拠地を軍事攻撃して神を冒とくすることになるのではないか 

 

 しかしながら、その前になると考えられますが、EUに属していると、南の王との同盟関係のために、北の王や南の王と戦わなければならなくなると考えられます。  わたしは最初は、EUは最初は北の王と戦うと考えましたが、EUの中で北の王の同盟軍として戦う諸国家もあるのではないかと思います。おそらくEUはこの時点でも分裂することになるのではないかと思います。おそらく、将来、EUが分裂して崩壊して消滅する遠因を作るのではないかと思います。(マタイ12:25,26) 表面的には、南の王につく方が軍事力からすると、勝利につながると見えるはずです。 ダニエル11章によると、北の王は、南の王に対する一度目の攻撃で、意外なことにおおむね勝利を収めることが預言されています。(ダニエル11:25,26)さまざまな要因が北の王に有利に働きます。   そして、北の王は、その時、軍事的にはとても強力であって、一度目の南に対する攻撃とその後の軍事行動で敗北することはないでしょう。(ダニエル11:28) 

 北の王は大軍を率いることが預言されていますが、南の王も、おそらくそれよりも大きな大軍を率いてその攻撃を迎え討ちます。それで、その時、EUに属していると南の王、あるいは北の王と同盟して戦うことになる可能性が高いです。すると、非常に大勢の自国の人員を失うことになります。(ダニエル11:26) また、おそらく、北の王は、南の王を攻撃するだけでなく、南の王の同盟国の国土も攻撃することになるのではないかと思います。 なぜなら、北の王について「その心は聖なる契約に逆らう。そして彼は効果的に行動」することが預言されています。(ダニエル11:28)ですから、北の王はキリスト教を非難するか、南の王と軍事同盟を組んで軍事行動をした過去のあるキリスト教国を軍事攻撃するのではないかと思います。(2)戦争で徹底的に戦うとその後遺症は何十年も続く 

 戦争で、建物や資産が破壊されると経済的に大きく後退します。例えば、ベトナムは、ベトナム戦争で徹底的に抗戦したために、国土全体が大きく破壊され、才能ある人々という資産も大きく失われてしまいました。 そのために、ベトナムは経済的な後進国になりました。現在急速に経済発展を遂げていますが、2018年ベトナムの一人当たりのGDPは世界で131位です。 

Ronald L. Haeberle ソンミ村の虐殺1975年まで15年続いたベトナム戦争のため500万人から800万人のベトナム人が犠牲になりベトナムは経済的な後進国になった 

 

 ベトナムの場合、戦後、急速に経済発展しました。しかし、いったん、才能のある人材が大勢いなくなり、国土が荒廃してしまうと、それが回復するためには、何十年、五十年、六十年、つまり、人の半生あるいは一生の長さのレベルで、経済回復に時間がかかります。 ベトナム戦争は、停戦もしくは北ベトナム側の勝利であったかもしれませんが、徹底的に戦って得た勝利はそれだけの犠牲と何十年も後まで残る後遺症の価値があったでしょうか。 

 

  東ヨーロッパ諸国は、第二次世界大戦中も大きなダメージを被りましたが、その後も、紛争に何度も巻き込まれました。第二次世界大戦で、その政府が多くの場合、平和主義をとって降伏したり逃亡したりした西ヨーロッパ諸国よりも、東ヨーロッパ諸国の方が、今でも貧しいです。つまり、東ヨーロッパ諸国の方が、一人当たりのGDPが低いです。  Wikiの独ソ戦(1941~1945)によると、第二次世界大戦中の東部戦線での犠牲者は、「ソ連兵が1470万人、ドイツ兵が390万人」「民間人の死者をいれるとソ連は2000~3000万人が死亡し、ドイツは約600~1000万人」「ソ連の軍人・民間人の死傷者の総計は・・・人類史上全ての戦争・紛争の中で最大の死者数を計上した」とあります。 その時、参戦した東ヨーロッパの国々が、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、クロアチア、ブルガリア、ロシア、ポーランド、ユーゴスラビア、チェコスロバキアです。 戦後も、東ヨーロッパは紛争が起きています。ですから、その地域が、今でも、西ヨーロッパの地域に比べて、GDPが低く、経済的な状況が悪いことは不思議ではありません。東ヨーロッパ諸国は、第二次世界大戦の時に被った大きな建物と人材の損失の後遺症を今でも、引きずってそれが現在の経済的な状況に現れています。 すなわち、戦争で建物や有能な人材の損失があると、ある場合、その惨害の後遺症は、戦後75年、つまり人の一生の期間、続く場合があることを示しています。ですから、戦争で国土が戦争に巻き込まれると、資産が破壊され、国家は貧しくなります。  

 例えば、ウクライナは第二次世界短戦後、東ヨーロッパ諸国の中では、経済的文化的に繁栄していた観光客の多い国家でした。しかし、ウクライナ紛争のために、経済的にとても弱い国になりました。2018年の1人当たり名目GDP(IMF統計)で、132位になりました。また、観光客の数は、2018年に29位になりました。ウクライナ紛争前は、観光客の数は、20位以内にあったと思います。 歴史的に蓄積してきた資産も文化も破壊されて無に帰してしまいます。聖書は、「民の多いことには王の飾りがあり,人口の不足には高官の滅びがある。」と述べています。(箴言14:28)

 ですから、有能な人材がたくさんいて国民の数が多く繁栄していることは、政府にとって誉れですが、そうした人材が失われるとその政府も滅びることになります。戦争や紛争に巻き込まれて、国土が荒廃して人口が減るならば、政府にとってマイナスであるということです。

 

 ですから、当然のことですが、平和を保たなければ、経済的な繁栄はないということになります。 そして、流血が神の目に大きな罪であることは言うまでもありません。 

 つまり、他国から軍事的な攻撃を受けた時に、国民が抗戦的、暴力的で、国土が荒廃したり、戦争をすること、資産が破壊されることを、躊躇しないで、抗戦して徹底的に戦うならば、予期される結果になります。国土が荒廃し、働ける場所はなくなります。すると、経済的には後退することになります。  

 聖書は、預言者が他の軍事強国の攻撃を受けた時に、降伏して徹底抗戦をしないように勧め場合があったことを述べています。(エレミヤ38:2)預言者エレミヤはユダの王ゼカリヤにバビロンに投稿するように勧めました。そうすれば、エルサレムの都市が火で焼かれることはないと言いました。(エレミヤ38:17) 

ユダのゼカリヤ王はバビロンに降伏すればエルサレムは焼かれることはないと言われたがそうしなかったのでエルサレムは荒廃した

 それで、降伏することを勧めた聖書の方法は屈辱的だと思えても実際的な益がある助言であったと言えます。

 

 また、実際、北の王が南の王のキリスト教の同盟国を軍事攻撃する時の、軍勢もかなり、大軍であると考えられるので、一国で軍事的に対抗するのは、賢明ではありません。和平を講じるのが賢明であることになります。(ルカ14:31,32) 

 また、この時、北の王と徹底的に戦っていると、北の王は、二度、三度と南の王を攻撃することになっているので、三度目に大患難が生じる時、北の王の圧倒的な大軍から、国土を攻撃されることになります。 

 ですから、第一に南の王と貿易を行って、平和な良い関係を保つことが望ましいとはいえ、北の王とも、軍事的に敵対しない程度には、平和な関係を保っている方が賢明です。 

 結局、一度、戦火を交えると、後で、復しゅうされることになります。軍事強国は、一度、軍事的に損失を経験すると、その後、何十年にもわたって復しゅうをする可能性があります。 

(3)EU加盟の弊害と平和の価値 

  言うまでもなく、平和と物質的な繁栄は密接な関係があります。(詩編83:18)平和は基本的に経済活動の基盤です。 

 聖書は、わたしたちに、基本、平和を追い求めるように勧めています。詩編には、「悪いことから遠ざかり,善いことを行なえ。平和を見いだすように努め,それを追い求めよ。エホバの目は義なる者たちに向けられ,その耳は助けを求める彼らの叫びに向けられる。」とあります。(詩編34:14,15)

 

平和を求める人は義なる人とみなされその祈りはエホバに聞かれる

 

 ですから、平和を追い求める人は、エホバの目から義なる者とみなされ、義なる者の助けを求める叫びの祈りはエホバ神に聞かれます。ですから、私たちは、エホバの助けに依り頼み、実力行使で物事を行うのではなく、エホバ神の平和的な方法で物事を行っていくことができます。 

 EUに加盟していると、集団的な自衛権を行使して、EUの軍事行動に共に加わって、同盟軍として、紛争にかかわらざるを得なくなります。反対に、軍事紛争にかかわらない中立の立場を取るならば、聖書の神との良い関係を維持できます。そして、そのようにすることは良い結果をもたらします。中立の方が、イスラム国など他国からのテロの報復を免れることができます。 

 国家の体制や主義の違いを越えて、中立の立場をとる方が賢明です。従来の北ヨーロッパ諸国の中立の立場が、北欧の国土が荒廃するのを防ぎ、富を保全し、第二次世界大戦後、経済的な繁栄をもたらすことになりました。北欧は過去に享受したキリスト教の価値観に基づいた中立の立場の益を見失っています。 

 反対に、軍事行動に携わるとその国家の心証は後々まで、悪くなります。一時的に勝利を収めたとしても、後になっての軍事行動をとった国家からの報復を招きます。戦火に見舞われて敗北した国が経済的に発展したとしても、その国に自国の製品を買ってもらえないということがあります。それで、できるだけ自国とは関係ない軍事行動にかかわらない方が賢明です。 

  EUに属して米国の同盟国として戦うならば、将来的に、北の王の敵意を醸成することになり、北の王の軍勢の攻撃を受けることになります。 さらには、現在でもヨーロッパ諸国は、EU加盟国として行った軍事行動により、テロリストの攻撃を受けて経済活動にマイナスの結果を刈り取っています。 

 北ヨーロッパがEUと共同歩調をとることが求められているため、軍事行動に携わるにつれ、豊かであった北欧の経済状況が悪くなっているように見えます。確かに、キリスト教の価値観を堅持することは、現実に経済的にも助けになります。 確かに、北ヨーロッパが過去に堅持していたキリスト教の価値観と方法を放棄してしまったために、エホバ神の助けや祝福や是認が失われ、キリスト教の実際的な益を失ってしまっていると思います。 

 経済的に豊かであっても、聖書に基づいたキリスト教の信仰を投げ捨てるということは精神衛生にも良くありませんし、国家が流血に走るならば、国民の道徳性を低下させ、国民の幸福度を高めることはありません。ベルギーの自殺率の高さややスウェーデンの犯罪発生率の高さはそのことを示す例ではないかと思います。 

 ベルギーはキリスト教の価値観のために永世中立国でした。でも、第二次世界大戦後、中立主義を放棄し、NATOとEUが戦争に参加した時には、積極的に必ず、ベルギーも参戦しています。 

 しかし、WHOの2016年の統計によると、世界各国の自殺率ランキングでは、ベルギーが4位になりました。おそらく、キリスト教の聖書に基づいた倫理観を放棄すると、家族制度や人間関係が崩壊し、離婚率が高くなり、うつ病になって、自殺に至る人が多くなっているのではないかと思います。 

 また、ノーベル賞を授与する権威のある国家としてみなされているスウェーデンやノルウェーは、第二次世界大戦時には、中立を保持した結果、国土の荒廃や、資産の損失を免れ、戦後は経済的な繁栄を享受しました。 

 ところが、プロテスタントのキリスト教国家スウェーデンは、ベトナム戦争に参戦し、EUに加盟しました。2001年以降、アフガニスタン紛争、リビア内線、対イスラム国戦争に参戦しました。スウェーデンはそのように平和主義と中立主義を放棄したために、2011年の犯罪発生率は、148万件で、日本の約13倍となっています。

 

スウェーデンは中立主義を放棄し戦争に何度も参加し犯罪発生率は日本の13倍になっている

 

 

 EU加盟国として諸外国の紛争に参戦するならば、それは、国民、とりわけ若者に物事の解決方法として平和的な話し合いではなく、流血や暴力に訴えることを教えます。そのことは、国民の心を荒廃させます。 また、参戦は、若者に平和に勤勉に働き続けることの価値や平和のうちに互いに助け合ったり、命を尊重したり、気遣いを示すことを教えませんから、失業率も高くなります。 

DFID - UK Department for International Development国家が積極的に戦争に参戦するなら若者に暴力に訴えるのではなく話し合うこと互いに思いやること助け合うことの大切さを教えるだろうか 

 

 ですから、戦争に参加するということは、たとえ、その戦争に勝利を得たとしても、長い目で見れば、通常経済的にもマイナスになります。 

(4)啓示13章の複合国家に加盟することは神の目に淫行また売春 

 わたしは、ヨーロッパ諸国がEUを形成しているのは、ご自分たちから見て良い動機で行動されていると思います。つまり、複数の諸国家で経済的に助け合えば、良い結果になるはずだと考えられるのだと思います。 

 また、ある国家が勝手に周辺諸国を侵略したり勝手な軍事行動をとる場合、共同でその国家をとどめれば、全体としては平和が保てるので、それは良い考えではないかと考えるのではないかと思います。 

 しかし、それは「神の考え」ではなく、「人間の考え」です。(マタイ16:23)それで、その複合の野獣が、「人間の数字」、すなわち、極度の不完全さを表す「666」を持つと言われることになるのではないかと思います。(啓示13:8)

 

海から出てくる複合連合国家は人間の目から見たらとても良く神から見たら不完全な考えの表明 

 

 EUに加盟することにより、ある意味強制される米国と共に行う軍事行動はエホバ神の不興を買うのは間違いありません。聖書は、他の軍事強国と、軍事同盟を結んで行動することを比ゆ的に国家の「淫行」あるいは「売春」として非としているからです。(エゼキエル23:11-16) 

聖書は国家が神ではなく軍事強国に軍事的に頼ることを淫行また売春と呼んでいる 

 

(5)悪魔サタンはEUに自分の力と座を与える 

 さらに、啓示13章には、「龍」すなわち悪魔サタンがその海から出てくる複合の野獣に「自分の力と座と大きな権威」を「与える」ことが書かれています。(啓示13:1,2)さらに、龍がおそらく将来加盟することになるひとつの頭の一匹の野獣、すなわち北の王にも権威を与えることも書かれています。(啓示13:4) 

驚くべきことにEU拡大国家に悪魔サタンが権威と力を与えることが預言されている 

 

 また、「地に住む者」がその野獣と、龍である悪魔サタンを崇拝することが述べられています。(啓示13:4,8) 

 それで、将来EUは北の王が加盟することになると考えられますが、すると、北の王の行動と北の王が人々から受ける誉れは、その複合の野獣EU全体の行動と人々から受ける誉れと連動することになると思います。 

北の王と・・・

 

海から出てくる連合国家拡大EUは・・・ 

地に住む者皆から崇拝されることになるでしょう

 

 ですから、EUは北の王と共に全世界から誉れを受けることになりますが、いくらEUが軍事的に強力に見えても、全世界の人びとから賛美を受けても、それは、エホバ神からは是認されません。 

 それで、従来のキリスト教国がとても悪いことを行ってきたことが明らかになるのだと思いますが、それでも、彼らは聖書の神のみ名をになっています。そのために、彼らに軍事攻撃を加えることは、実際に聖書の神に不敬を示し、冒とくすることになります。(啓示13:1)ですから、北の王や将来のEUにそのように軍事行動をとる権威を与えるのは、エホバ神ではなく、悪魔サタンです。 

 後継者の北の王は、キリスト教を奉じていると考えられるので、従来のキリスト教諸国に対する軍事行動は、あたかも神の後ろ盾を持っているように見えるかもしれませんが、その軍事行動は、悪魔サタンに由来するものです。 

 そして、当然、エホバ神はご自分以外の被造物を崇拝することを是認されません。北の王を崇拝する人々は、エホバ神から是認されません。北の王を崇拝する人々は、永遠の命を受けることができません。北の王の崇拝者の名前は「命の巻き物」に記されていないと書かれています。

                    

でも野獣の崇拝者はキリストの贖いの犠牲の恩恵を受けられません

  

 ですから、EUに属することは、実際には、エホバ神に敵対して歩む結果になります。それで、EUや新EUに加盟することは、将来的に聖書の神を冒とくし、神のみ名を担う人々を攻撃することにつながると思われます。さらに、南の王と共に戦闘に加わるだけでなく、最後には緋色の野獣に加わり北の王と共に南の王に対する総攻撃に加わることになります。(啓示17:16) 

拡大EUは新拡大EUに発展し南の王を滅ぼすことになるでしょう

 

 このような観点からすると、EUに属していることは勧められることではありません。

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