民数記25章・神の不興をもたらす性の不道徳とエホバの証人の問題

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 

 エホバ神は、性の不道徳と偶像崇拝に対して、断固として反対されています。今回、性の不道徳に対するエホバ神の立場と、エホバの証人の世界的な会衆に起こっていることの関連について考察してみたいと思います。もし、神の基準を守る点でなまぬるいなら、会衆全体、組織全体に神の祝福が注がれなくなります。

 イスラエル人が約束の地に入る直前にモアブの平原で起きた出来事はそのことを示しています。(民数記25:1)

Moableads Israel into sin, as in Numbers 25:1-8, illustration from the1728 Figuresde la Bible;illustrated by Gerard Hoet (1648-1733) and others, and published byP. de Hondt in The Hague (moab)

モアブ人はイスラエル人を性の不道徳におとしいれイスラエル人は神罰を受けました

  モアブの王バラクはモアブの女たちを用いて、イスラエル人の男たちを誘惑して、性の不道徳に陥らせました。(民数記25:1)

 さらに、モアブの女たちは、バアルに対する偶像崇拝に男たちを誘惑しました。そのためイスラエル人は、偶像に犠牲をささげることをしました。(民数記25:2,3)

 それで、エホバの怒りがイスラエル人に対して燃え、一日に二万三千人が疫病に撃たれて死ぬという神罰がイスラエル人に臨みました。(コリント第一10:8)

 そして、モーセとイスラエル人が会見の天幕の前に集まって、イスラエルに臨んだ神罰について泣き悲しんでいるところに、あるイスラエル人の男が不道徳な目的のためにミディアン人の女を連れてきました。(民数記25:6)

 それを見て、祭司アロンの孫である祭司ピネハスは、槍を取ってふたりを追い、天幕の中に入った二人を突き刺して殺しました。

 その時、その神罰はとどめられました。(民数記25:8,9)エホバ神は、ピネハスに対する是認を表明されました。ピネハスのエホバに「対抗するものをいっさい容認(しない)」態度は、エホバ神の「憤りを」イスラエル人から「退かせた」と言われました。(民数記25:11)

 それで、ある人々のエホバ神の崇拝と基準に対する専心の行為は、他の人々の罪に対するエホバ神の不興をとどめる働きがあることが分かります。

 今日、私たちは、エホバ神のご要求をどのように当てはめることができるでしょうか。個人的に自分が性の不道徳を退けて神の律法を守るだけでは不十分です。

  もし、自分がバプテスマを受けたクリスチャンのグループに属しているとしたらどうでしょうか。今日、クリスチャンは不道徳な人や偶像崇拝者を殺すことはありません。しかし、もし、会衆内に不道徳と偶像崇拝を行って悔い改めない人がいるなら、組織の中から追放する必要があります。このことを考えると、とりわけ会衆の長老は、責任があると言えます。

 聖書は、『その邪悪な人をあなた方の中から除きなさい』と述べて、組織の「内部の人々」、つまりバプテスマを受けたクリスチャンで、律法に違反した人を、組織の中から除くようにと指示しています。(コリント第一5:12,13)そのようにして、ピネハスに見習うことができます。

 もし、会衆の責任ある立場にある人がピネハスに見習わないならどうなるでしょうか。もし、ピネハスの行いがなかったなら、もっと大勢のイスラエル人、あるいはイスラエル人全体が、エホバによって滅ぼし絶やされる危険があったのです。それで、会衆、また組織全体に神の不興が臨むということになるでしょう。

 最近、エホバの証人による児童虐待の問題がネットで知られるようになりました。私は、原告の弁護士による性的児童虐待告訴状を日本語に訳したらしい文書をネットで見ました。

 それによると、アメリカのカリフォルニアのフリモント会衆でジョナサン・ケンドリックという奉仕の僕が未成年のまま娘に対して性的いたずらをしました。そのことについて、会衆の長老たちによる調査が行われました。ケンドリックと妻とまま娘がいるところで、起きたことが明らかにされ、ケンドリックは罪を認めて謝罪したのでしょう。ケンドリックは排斥されず、奉仕の僕の立場をはく奪されただけでした。

 ダビデがバテシバとの淫行の罪を認めてダビデは許されたのですから、会衆の長老たちのその時の判断は非聖書的だとは言えません。

 ところが、ケンドリックは、罪を悔い改めず、会衆の他の未成年の少女に対して性的いたずらを続けたようです。そして、少女二人に対する性的いたずらについての報告がフリモント会衆の長老に届きました。

 その時、ピネハスの行いに見習うならば、長老たちは事実を調査して、悔い改めない悪行者であるケンドリックを会衆から排斥すべきでした。そのようにして、性の不道徳を一切認めないという基準を会衆の中で固守すべきでした。

 ところが、訴状によると、長老たちは、ケンドリックの罪を隠ぺいし何の処置もとらず、そのまま放置したようです。訴状によると、それはエホバの証人の統治体によって、責任ある立場の人々の罪を隠ぺいするようにという指示がものみの塔を通して出されたためだとされています。

 私は、責任ある人々の罪を隠ぺいするようにという指示が掲載されたものみの塔の記事は個人的に知りません。

 私の知っているエホバの証人は、不道徳の罪を犯した成員が悔い改めないならば、排斥するという処置をとります。そして、それは通常、会衆の長老によって行われ、会衆の長老はその件で、いちいち統治体の判断を仰ぐことはしません。

 私は、不道徳を犯して排斥された人を個人的にも幾人も知っていますから、エホバの証人は、通常、性の不道徳を容認しないという立場を取っているはずです。

 それで、エホバの証人は、昔のイスラエル人が大勢、モアブ人の女との不道徳に陥ったようには、大勢不道徳に陥っていることはないと思います。

 しかし、私はもし当局が性的いたずらをした人を当局に報告するようにと法律で求めているのであれば、エホバの証人は、それに従うべきだと思います。なぜなら、エホバの証人は、聖書に従って法律に従うべき務めがあるからです。例え、その悪行者が悔い改めて排斥しないとしても、その悪行は当局に通報する務めがあると思います。

 しかし、フリモント会衆の長老が性の不道徳を除く点でピネハスのような熱心さを示さなかった結果、フリモント会衆だけでなく、エホバの証人の組織全体に対して、エホバの不興が臨むということはあり得るでしょう。また、この種の問題が他の会衆でも起きているようです。

 確かに、児童性的虐待の犠牲になった少女の一人が告訴して、そのことは公に知られるようになりました。そして、フリモント会衆と統治体は、賠償金を払うように命じられました。

 この事件や他の問題はネットやテレビの報道を通して一般に明らかになりました。2012年の記念式の出席者は前年の2011年より減少しました。アメリカ、日本を含めた幾つかの国々で、エホバの証人や研究生の減少、また記念式の出席者の減少はこのことが原因である可能性は高いと思います。 

 (jehovahswitnesses)

エホバの証人の最近の減少は性の不道徳を会衆から除く点で長老たちがエホバに対する専心を示しそこなったため組織にエホバの不興が臨んでいるのかもしれません

 ですから、エホバの証人がエホバの是認を自分たちの組織の上にとどめておきたいならば、従来のように性の不道徳と偶像崇拝を一切認めない立場を貫くべきでしょう。もし、悪行者が悔い改めないならば、その人が会衆で責任ある立場にあっても、長老たちは調査して会衆から排斥するという行動を断固としてとるべきでしょう。

 さらには、長老たちは、エホバの証人の統治体の指示や聖書の解釈が聖書と調和していないならば、それに従うべきではなく、聖書に固く付き従うべきです。

 この問題についてはさらに調べていきたいと思っています。

 

 

 

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