イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(10-2)傍観者はどのように賢明に行動できるか

　　エホバの証人の統治体は、まもなく国連が諸宗教を攻撃して、滅ぼし、その後、エホバの証人が攻撃され、神は攻撃する者たちを滅ぼし、この事物の体制が終わり、楽園がスタートすると解釈しています。わたしは、この証人の解釈は間違っていると考え、聖書から将来どのように事態が進展すると考えるか、ブログの記事で公表しています。

　(1)これから、どのように事態は進展すると考えられるでしょうか。(2)エホバの証人の聖書の預言の解釈を知っている人々はどのように賢明に行動できるでしょうかを今回、取り上げます。

(1)時間の経過に従って証人たちの預言の解釈についてどんなことが明らかになっていくか　 

　今日でも、聖書の預言の解釈の場合は、時間の経過が、その語る預言の解釈が正しいか間違っているかを明らかにしていくでしょう。エホバの証人の今の事物の体制が終わるという預言の解釈は、もう何度もはずれてきました。 

　わたしは、聖書にある地上の楽園の希望を否定してはいません。今の世界の苦難が早く終わって、新しい体制がスタートして、楽園になればいいと願っています。 

　いつかは、神の王国「新しいエルサレム」は完成すると信じています。(啓示21:2新世界訳改訂版)また、この事物の体制が神の王国によって破壊されて終わり、この地上は神の王国の支配のもとで「パラダイス」となると信じています。(ルカ23:43新世界訳改訂版) 

わたしヨハネは地上は楽園になることを願っています 

　しかし、わたしはエホバの証人の言うように、神の王国の支配がすでに西暦1914年に天で始まったとは考えていません。近いうちに、国連が証人の言う偽りの宗教の世界帝国である大いなるバビロンを攻撃するということは起こらないと思います。また、楽園の実現は今すぐには起こらないと考えています。それで、イエスが天でイエスによって王位につけられるのは、まだ将来のことだと考えています。 

証人の言うように国連によって世界的な宗教帝国が滅ぼされるということは起こらないでしょう 

将来地球はパラダイスにはなりますが今すぐには決してならないでしょう 

 

　わたしの聖書預言の解釈は、証人から見れば、完全な背教だと思います。しかしながら、わたしは今まで、聖書預言を正確に解釈するよう努力をしてきた結果、このように考えるようになっています。 

　わたしは聖書の預言に関するエホバの証人たちの解釈は間違っていると思います。そのために、証人たちのいわゆる預言は、何度も外れてきました。それで、証人の統治体が、その語る聖書的な根拠を抜本的に見直さなければ、やはり、これからも、統治体はエホバの証人の信者を落胆させることになると考えています。 

すぐに世の終わりが来ることを期待しているエホバの証人の期待を裏切りがっかりさせるでしょう

 

　そのために、エホバの証人の数は、今はまだ増加していますが、いつまでも、今の事物の体制の終わりは来ないことが明らかになっていくでしょう。すると、エホバの証人の数の増加は、緩やかになっていくでしょう。 

　一方、聖書に基づいた正確な預言の解釈であれば、それは成就していくので、昔の真のエホバの崇拝者が増加していったように、そのグループは増加していくでしょう。しかしながら、背教したキリスト教徒も増加していくでしょう。 

　しかし、聖書は「大患難」、すなわち北の王による南の王の三度目の攻撃を生き残る人々の数は世界中で「誰も数え切れない」数の「大群衆」になることを予告しています。(啓示7:9,14)多くの人々は、今後イスラム教徒が世界的に増加していくことを予測しています。確かに、イスラム教徒と背教したキリスト教徒も増加していくでしょう。 

　でも、聖書の預言が成就していくのを見て、聖書に信仰を抱きエホバ神を崇拝する人々は最終的に、世界中であらゆる国で、数えきれないほど多くなっていくでしょう。 

聖書預言の成就を観察して最終的にはエホバ神の崇拝者の数は世界的に数えきれないほど多くなるでしょう

 

(2)他の傍観者たちはどのように行動することができますか 

　今日は、聖霊の奇跡的な賜物で、その預言者がエホバの真の預言者であるという判断をすることはできません。パウロは、奇跡的に「預言する能力」、奇跡的に「さまざまな言語を話す能力 」、奇跡的に取得できる「知識」などが「除き去られ」ることを予告していました。(コリント第一12:10;13:8新世界訳改訂版) 一世紀にあった奇跡的な聖霊の賜物は過ぎ去ってしまったからです。 

　それで、証人たち、あるいはわたしヨハネの解釈が正しいのかを奇跡的な聖霊の賜物があるかどうかによっては判断できません。それで、証人たちの解釈が成就していくか、わたしヨハネの聖書預言の解釈が成就していくかは、時間の経過を待たなければ分からないというのが実情でしょう。 

　しっかりとした聖書的な根拠に基づく聖書預言の解釈であれば、それは成就していくことになると思います。すると、時の経過と共に、誰が、あるいはどのキリスト教のグループが正しい聖書の預言を語っていたかが明らかになっていくことでしょう。 

　しかしながら、エホバの証人が預言の解釈で間違っていたとしても、やはり、創造者なる神エホバ神は存在され、神のみ言葉聖書は真実であり、聖書の預言は成就していくことは間違いがありません。また、性的な不道徳や同性愛や殺人や偶像崇拝や輸血を退ける神の律法を守る重要性は変わりません。 

 Photo: Robert de Jong証人の聖書の解釈が間違っていても神の言葉聖書は真理でその預言は成就していきます

エホバの証人の解釈が間違っていても同性愛などを禁ずる神の律法の重要性は変わりません

 

　ですから、証人の解釈が間違っていたとしても、私たちはエホバ神の崇拝や聖書に対する信仰を捨ててしまわないようにする必要があります。 

　聖書は「預言の言葉」に「注意を払っている」ようにと勧めています。(ペテロ第二1:19新世界訳改訂版)ですから、一般のクリスチャンや聖書に関心のある他の傍観者たちとしては、誰が、あるいはどのグループの言っている聖書の預言の解釈が成就しているのか、世界情勢を観察して、判断するしかないと思います。 

聖書預言の研究を続けて聖書を正確に理解するように努力を払っていきましょう誰の聖書預言の解釈が成就していくか聖書と世界情勢を注目していきましょう

 

　そして、個々の人は、どの聖書の解釈が、聖書に調和しているかということを判断して、自分で、聖書的に正しいことを語っていると思う聖霊で油そそがれたクリスチャンのもとについていくしかないと思います。

   そして、聖書をより正確に研究して真理を見い出している聖霊で油そそがれたクリスチャンと共に、聖書の研究を行って、真理を探究していくことが望ましいと思います。

　わたしヨハネも聖書を正確に研究して、これから世界がどのように動いていくかを探求していきたいと願っている聖霊で油そそがれたクリスチャンのひとりです。どうぞ、わたしと一緒に聖書の研究をされてください。

　わたしの申し出に関心のある方は、わたしにメールをいただけますか。わたしのメールは、daughter-of-zion1029ing〇ch   〇＝@protonmail.　です。よろしくお願い致します。 

　今、エホバの証人の聖書の解釈が正確な部分も多いとはいえ、一部は不正確であることが分かってきています。ですから、わたしたちはそのような努力を払って真理を探究していく必要があります。