啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(46)騎兵隊の赤と黄色の胸当て

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

  第六のみ使いがラッパを吹いた後に四人のみ使いが解放されます。(啓示9:15)その後、万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)その騎兵隊は赤と黄と青の胸当てを着けています。(啓示9:17)今回の記事ではこのうち赤と黄の胸当てを着けている意味を検討してみます。 

(1)騎兵隊のつけていた胸当てが赤と黄色であった理由 

  馬の乗り手は、火のような赤と硫黄のような黄色の胸当てをしていました。(啓示9:17)これは、何を意味するのでしょうか。 

 胸当てとは、心臓の上に置かれ、心臓を守ります。そして、心臓は心の動機を表わしています。例えば、クリスチャンの場合は、「義の胸当て」という比ゆ的な胸当てを身に着けるべきです。ですから、神の義の基準を愛する気持ちを守るようにするべきです。(エフェソス6:14)また、「信仰と愛の胸当て」を身に着けるよう勧められているので、クリスチャンは心に信仰と愛を保つようにするべきです。(テサロニケ第一5:8)

 

 また、箴言には、「守るべき他のすべてのものに勝ってあなたの心を守れ。」とあります。(箴言4:23)ですから、クリスチャンの場合は、神の義に対する愛や信仰と愛という動機をしっかり守るようにする必要があります。 

 しかしながら、二億の騎兵隊は、異なる胸当てをつけているようです。火と硫黄というのは、邪悪な者たちを滅ぼすことに関連した色です。昔、火と硫黄は、神が同性愛の町ソドムとゴモラを滅ぼした時に言及されています。その時、「エホバは,硫黄と火の雨をエホバのもとすなわち天からソドムとゴモラの上に降らせられた。」と述べられています。(創世記19:24) 

昔ソドムとゴモラの邪悪な人々の上に赤い火と黄色の硫黄が降り注いだ

 

  詩編の中でも、「神は邪悪な者たちの上に,わな,火と硫黄,燃える風を,その杯の分として降らせる」という言葉があります。(詩編11:6)このことは、火と硫黄が邪悪な者たちに対する神の裁きの表明として用いられることを示唆しています。ですから、二億の騎兵隊の動機は、邪悪な者たちに、神の裁きを表明するために行動したいということでしょう。 

騎兵隊が赤と黄の胸当てをつけていたことは彼らの動機が邪悪な者に対する神の裁きの表明であることを示す

 

(2)二億の騎兵隊の主な動機は邪悪なことに対する憎しみと裁き 

 二億の騎兵隊の動機は、神の裁きの表明であり、邪悪な者に対する憎しみでしょう。(啓示9:17)しかしながら、それがいちがいに悪いとは言えません。 

 邪悪なことは憎むようにと神の民にも命じられています。(詩編97:10;26:5)エホバご自身も、「暴虐を愛する者」「邪悪な者」を「必ず憎む」と述べられています。(詩編11:5)それで、大いなるバビロンの行う流血という悪を憎むこと自体は、神に是認されることです。 

(3)邪悪な事柄を憎んでも罪を犯してはならないという神の命令 

 しかしながら、聖書は、「憤っても,罪を犯してはなりません。あなた方が怒り立ったまま日が沈むことのないようにしなさい。」と助言しています。(エフェソス4:26) 

  聖書は殺人、すなわち人の血を流すことは神に非とされる罪であることを示しています。(ペテロ第一4:15。啓示21:8。創世記9:6)ですから、罪に対する怒りや憤りは間違っていないのですが、それゆえに、殺人をすることはやはり罪を犯すことになります。ですから、剣をとって戦って殺人を犯すことは避ける必要があります。 

 それらの二億の騎兵隊は、大いなるバビロンに対する憎しみのために、神の律法を度外視してもっぱら憎しみに動かされて行動します。そして、神の律法に忠実に従う必要性に対して盲目になるようです。 

二億の騎兵隊は憎しみと怒りに動かされて神の律法に従う必要性に対して盲目になる

 

(4)二億の騎兵隊に関して予想される状況 

  私たちは、エホバ神がクリスチャンに対して殺人をはっきりと非とされていることを認める必要があります。しかしながら、真理を十分に愛さない者たちは、偽りを信じるように誤導されると聖書は述べています。二億の騎兵隊は、おそらく、「真理への愛を受け入れ」ないために、背教したキリスト教に欺かれて、その「偽りを信じ」、間違った歩みをして「滅びゆく」ことになります。(テサロニケ第二2:10-12) 

神の律法ははっきりと殺人を禁じていることを認める必要がある

 

 おそらく、その騎兵隊の軍勢は、邪悪な者に裁きを執行するために殺人を犯しても、神に是認され、たとえ死んでも天国に行けるというような偽りの教えを信じ込まされているのではないかと思います。 

 過激なイスラム教の教派は、自らの兵士たちに、剣をとって敵と戦うと天国に行くと教えてテロ行為をさせると言われています。 

 例えば、Wikiの日本語の「ジハード」の項目の中では、「防衛戦に従事する者(聖戦士)・・・に対して、唯一神アッラーは『クルアーン』を通じて「神の道に戦うものは、戦死しても凱旋しても我らがきっと大きなほうびを授けよう」と教えている」ということです。そして、「ジハードで戦死すれば殉教者として最後の審判ののち、必ず天国に迎えられると約束する」と説明されています。ですから、イスラム教の教えでは、もともと敵と戦って殉教すると天国に行けるとされています。 

  そして、北の王は背教したキリスト教を受け入れることになります。(ダニエル11:30,32)イスラム教でもともとあった同じような教えを受け入れるのは、北の王にとってたやすいことでしょう。ですから、二億の騎兵隊は北の王に見倣って背教したキリスト教に影響され、聖書に基づかない教えを受け入れることになると考えられます。 

北の王は背教したキリスト教を受け入れることが預言されている

 

 私たちは聖書のみ言葉の真理を愛して、神のみ言葉に従うように努力しましょう。聖書そのものはクリスチャンが殺人をすることをはっきりと非としています。(啓示21:8)そのようにする人々は、神の王国に関連した祝福にあずかることはできません。私たちは、殺人を断固として避けることにより、エホバ神とイエス・キリストの是認を追い求めましょう。 

聖書に固く付き殺人を避けましょう 

 

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