啓示17章－新・大娼婦が座る緋色の野獣は何を表わすか(19)クリスチャンは復しゅうの行為に携わら

啓示17章－新・大娼婦が座る緋色の野獣は何を表わすか(19)クリスチャンは復しゅうの行為に携わらず山に逃げることが必要 

　　聖書は、米国により、主にローマカトリック教会やギリシャ正教会の教会員が命を落としてしまった後に、大患難が起こることを預言しているようです。確かに、啓示の書にバビロンに二倍を返せと言う復しゅうの叫びがあがるようです。しかしながら、だからといってクリスチャンは反米というわけではありません。 

クリスチャンは決してその復しゅうの業には携わりません。クリスチャンは、山に逃げてその戦闘を避けます。 

(1)啓示の書にあるバビロンに二倍を返せと言う復しゅうの叫び 

　　啓示の書には、確かに、「彼女(バビロン)の罪は重なり加わって天に達」することになり、バビロンに対して、「二倍」を「返し」なさいと言う叫びが上がることが記されています。(啓示18:5,6) 

  サウル王に関連したダビデが取った行動は、背教した油そそがれた者を殺害することもエホバ神が是認されないことを示しています。すると、そのように油そそがれたクリスチャンを殺した者たちを処刑する正当な根拠が、与えられることになるのかもしれません。 

  さらに、確かに大娼婦バビロンの裁きが行われたことで神の民は、最終的に神が真実で義なる裁きを与えられたと感謝することになっています。(啓示19:2) 

　しかしながら、緋色の野獣に属する北の王とその同盟軍の者たちは復活の希望がなく永遠の滅びを受けることになるようです。(啓示13:8)ですから、私としては、バビロンに裁きを執行する者たちは神の不興を被るので、そのようなことを行なうように勧めることは愛がなくできないと感じます。 

 しかし、確かに昔神に忠実な預言者が神の神殿に対する破壊行為に対する復しゅうが行われることを予告する箇所があります。(エレミヤ51:11)ですから、やはり、将来復しゅうを叫び求めることも、神の目に正しい事でしょう。 

　さらに、クリスチャンたちは、バビロンから迫害されるだけではなく、地のあらゆる国民から迫害され命を奪われることになっています。(マタイ24:9。啓示6:10)それで、ただバビロンの迫害のみを非難するわけにはいきません。 

   しかし、昔神は、ご自分の民を迫害する者たちが同士討ちをするようにされたことがありました。(歴代第二20:22,23)ですから、北の王と南の王が互いに戦い合うなら、両方の迫害者たちが共に戦って双方を滅ぼすことになります。ですから、北と南が互いに戦い合うことを容認する声が将来、おそらく天から、油そそがれた者から発せられることになるのでしょう。(啓示18:6) 

　ですから、クリスチャンはただ反米のみになってはならないと思います。クリスチャンは、神の律法に反する事柄すべてに対して反対するべきであり、決して米国に反対することを主な業務にするべきではないと思います。また、クリスチャンは、そのような神の律法に反する行為に対して自分で復しゅうしようとするべきではありません。(ローマ

12:19)

   クリスチャンは、神の律法に反する事柄すべてに対して反対するべきであり、決して米国に反対することを主な業務にするべきではないと思います。また、クリスチャンは、そのような神の律法に反する行為に対して自分で復しゅうしようとするべきではありません。(ローマ

12:19)

  クリスチャンは南の王と北の王から迫害されるので中立を保つべき 

(2)クリスチャンは復しゅうの行為に携わらず山に逃げる 

　クリスチャン自体は、この復しゅうの行為に決して携わりません。クリスチャンはキリストの律法に縛られており、自分自身で殺人や人の血を流すこと、剣つまり武器をとって戦うことは許されていないからです。 

　ですから、クリスチャンは緋色の野獣が聖なる場所に立ち、神の民を軍事攻撃をしようとしているのを見る時、それは大患難が生じる兆候であることを見極めることができます。そのようになったら、イエスの助言に従うクリスチャンは、山に疎開して、戦闘を避けるようにする必要があります。(マタイ24:15,16) 

"Refugees from Herzegovina", painting by Uroš Predić made in the aftermath of the Herzegovina Uprising (1875–77).大患難の兆候が表れたらクリスチャンは山に逃げなければならない 

　それで、山に逃れるよう懸命に勧める油そそがれたクリスチャンが存在するでしょう。(マタイ24:16)また、神の民に対する流血行為が行われた米国から出るよう勧める声が出ることになるでしょう。(啓示18:4)しかし、わたしは今でもそのことを勧めていますが、将来はもっと大々的にそのように勧めることが行われるでしょう。もっとそのことに力を入れることになるでしょう。 

　

      クリスチャンは南の王と北の王から迫害されるので中立を保つべき

(2)クリスチャンは復しゅうの行為に携わらず山に逃げる 

　クリスチャン自体は、この復しゅうの行為に決して携わりません。クリスチャンはキリストの律法に縛られており、自分自身で殺人や人の血を流すこと、剣つまり武器をとって戦うことは許されていないからです。 

　ですから、クリスチャンは緋色の野獣が聖なる場所に立ち、神の民を軍事攻撃をしようとしているのを見る時、それは大患難が生じる兆候であることを見極めることができます。そのようになったら、イエスの助言に従うクリスチャンは、山に疎開して、戦闘を避けるようにする必要があります。(マタイ24:15,16) 

"Refugees from Herzegovina", painting by Uroš Predić made in the aftermath of the Herzegovina Uprising (1875–77).大患難の兆候が表れたらクリスチャンは山に逃げなければならない 

　それで、山に逃れるよう懸命に勧める油そそがれたクリスチャンが存在するでしょう。(マタイ24:16)また、神の民に対する流血行為が行われた米国から出るよう勧める声が出ることになるでしょう。(啓示18:4)しかし、わたしは今でもそのことを勧めていますが、将来はもっと大々的にそのように勧めることが行われるでしょう。もっとそのことに力を入れることになるでしょう。 

　ただ、南の王の国に対して復しゅうをするよう叫ぶ油そそがれたクリスチャンが存在することになるようです。しかし、このことをどのような聖書的な根拠で語ることになるのか、私はさらに聖書を検討していきたいと思います。