主よ、どうか希望を与えたまえ ◆BOOK レビュー『心を注ぎ出して 聖徒6人の祈りの姿から』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

山村 諭
日本同盟基督教団 北秋津キリスト教会牧師

本書には、遠藤嘉信師が二〇〇四年秋から「祈り」をテーマにして語った礼拝説教六編が収められています。旧約の聖徒六人(ハンナ、ソロモン、ダニエル、ダビデ、ネヘミヤ、アサフ)を取り上げ、彼らの祈りの姿を通して、神の御前に生きることの本物の価値を説き明かしています。
神との交わりの豊かさを示し、信仰者を真実の祈りへと導く「手引き」であると言えます。「手引き」と言っても、マニュアル書の類いではありません。信仰者の現実にともに立ち会い、聖なる神の臨在の場へと手を引いて連れ出してくれる語りかけです。
旧約の聖徒たちがそれぞれの状況の中で神と真剣に向き合い、心を注ぎ出して祈る姿。それは耐え難い緊張の中から発せられた叫びであり、聖なる全能の神の御前にへりくだった嘆願であり、どんなときにも主との交わりに心開かれている信頼のあらわれです。また、神からの赦しを求めて徹底的に御前にひれ伏す者の言葉であり、大きな課題をめぐっての真剣な話し合いであり、また乱れた心を抱えながらも御心を求める格闘でもあります。神にしがみつきながら祈る苦悩や戸惑いの中で、神に取り扱われ、「神の臨在の手応え」を経験する者と変えられ、献身へと導かれていることが指摘されています。
苦悩しつつ祈る聖徒の姿に、この時代に生きる信仰者が直面する痛みや困難が鋭く洞察されています。
自分でも意識していなかった魂の深いところにある渇きに気づかせてくれる語りかけがあります。緻密な釈義と深い人間理解から紡ぎ出される言葉は、戸惑いと渇きを覚える者の手を握り、ともに神の臨在の場へと導き上る力をもっています。苦しみの意味や、困難の解決を簡単には語りません。しかし、聖にして恵み深い神の御前にへりくだる者とされるとき、御心に適う祈りの人へと変えられるのです。
遠藤嘉信師が召された後、この説教の言葉が「悲しみと混乱」に翻弄される芳子夫人の魂に深く触れ、神の「恵みの領域」へと立ち上がらせました。芳子夫人が「あとがきにかえて」で証ししておられるその本書の背景に、思わず涙が流れました。常に生きて働く神の御言葉の力に深い感動を覚えます。
生ける神との真実な交わりを求めるすべての人に本書をおすすめします。

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Emmanuel

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