イエスが神の右手から巻き物を受け取ると二十四人の長老たちが子羊イエス・キリストををほめたたえます。(啓示5:9-14)今回は、この部分を解説してみます。
(1)巻き物を受け取ると長老たちが新しい歌を歌って子羊をほめる
子羊が神の右手から巻き物を受け取ると、最初にそのことの意義を認めてイエスにひれ伏すのが四つの生き物と二十四人の長老たちです。とりわけ、二十四人の長老たちは「新しい歌」を歌ってイエスがそれにふさわしいことを言い表わします。(啓示5:9,10)
その新しい歌は、次のような内容です。イエスは、「巻き物を受け取ってその封印を開くにふさわしい方です。」イエスは、「ほふられ、自分の血をもってあらゆる部族と国語と民と国民の中から神のために人々を買い取ったからです。」(啓示5:9)
ほふられた子羊として思い出されるのは、イスラエル人がエジプトで奴隷状態にあった時に、エホバ神は、イスラエル人に家族ごとに子羊を一頭ほふるようにと命じられたことです。(出エジプト12:3,5,21)その時、み使いがエジプトのすべての初子を打ち殺しましたが、イスラエル人の初子は、その子羊が身代わりとなっていたため、その滅びを免れました。(出エジプト12:11-13,27,29)
同じように、イエスの贖いの犠牲の血によって、人類の中から十四万四千人が買い取られ、それらの人々は、神の王国の王となり、祭司となります。 (啓示14:3,4。使徒20:28)それらの神の会衆は、全世界のあらゆる国籍、民族の人々から構成されます。彼らは、不完全さのゆえに、罪を犯すことがあっても、イエスの贖いの犠牲の血により、昔のイスラエル人の初子の命が守られたように、その罪が覆われ命を失わずにすみます。(ヨハネ第一2:1)
彼らは、罪を犯さないように最善を尽くします。そして、贖いの犠牲のおかげで地上にいる時、完全な神のみ子とみなされていて、生涯、キリストの贖いによって守られて神の是認を保ち、神のご意志を行なう事に専心します。
二十四人の長老たちは、キリストが贖いの犠牲を首尾よく捧げられたという功績のゆえに、イエスがまず神からの啓示を最初に受けるにふさわしい方であることを最初に認めます。神からの啓示は、ケルブたちにとっても長老たちにとっても貴重な音信です。それは、ひとえにイエスが、地上で完全な忠誠を全うされ、贖いの犠牲を捧げて下さったので、その情報を受け取ることができます。
それで、天のケルブたちも二十四人の長老たち、すなわち、十四万四千人の聖霊で油そそがれたクリスチャンたちも、イエスのすぐれた立場を認めて、敬意をささげます。(啓示5:8,9;14:1,3)
(2)み使いたちは霊的な事柄に深い関心を抱くが神の王国には召されない
四つの生き物のケルブは、二十四人の長老たちと共に、最初に子羊の前にひれ伏します。そして、他の被造物が述べるイエスをほめる声に同意します。(啓示5:14) ですから、四つの生き物のケルブは、霊的な事柄を認識しており、聖書の預言に深い関心を持っています。聖書には、み使いたちが、預言とその成就の時を「熟視したいと思っている」と述べられています。(ペテロ第一1:12)
み使いたちは強力なだけでなく、神に非常に長期間忠実を保ってきました。さらに、彼らは霊的な事柄に深い関心を抱いています。ところが、エホバ神は、人類を支配する神の王国に入る特権は、賢くて強力なみ使いたちではなく、か弱くて不完全な人間に差し伸べられました。(コリント第一1:26-28)
ヘブライ書には、神は、「来たるべき,人の住む地」を「み使いたちに服させることはされなかった」と述べられています。むしろ、「み使いたちより少し低い者」である人間に「栄光と誉れの冠を与え,み手の業の上に立ててこれをつかさどる者」とされたことが述べられています。(ヘブライ2:5-7)
地上の人間は、み使いたちよりも非常に短い期間しか、神に忠実を保っていませんし、彼らは神に忠実を保つ点でも何度も失敗するのですから、これは神の過分のご親切だと言えます。(ヨハネ第一2:1)
(3)エホバに新しい賛美の歌を歌う理由
長老たちは、「新しい歌」を歌います。「新しい歌」を歌うという事は、神に対する新しい賛美を歌うことを意味しています。(詩編149:1)その「新しい歌」とは、次のような内容です。イエスは、「巻き物を受け取ってその封印を開くにふさわしい方です。」イエスは、「ほふられ、自分の血をもって、あらゆる部族と国語と民と国民の中から神のために人々を買い取り」ます。そして、彼らを「王国また祭司」とし、彼らは、「地に対し王として支配する」ことになります。(啓示5:9,10)
キリストの贖いの犠牲のおかげで、神の王国に入るクリスチャンたちは、死後、王また祭司としての立場に復活させられます。(啓示20:6)しかしながら、聖霊で油そそがれたクリスチャンは地上において、人間の状態で、祭司という職についています。(ペテロ第一2:4,5) キリストは、ご自分の血をもって、あらゆる国民と民族の中から人々を買い取ります。
キリストが贖いの犠牲を捧げて下さったゆえに、不完全でとるにたりない弱い人間の中から、人類を罪の状態から救い出すための王また祭司を選び出すことが可能になったことは、エホバに新しい賛美の歌を歌う理由になります。
神の王国の王になる特権は弱くて不完全な人間に差しのべられた
エホバ神は、不完全で弱い状態の中で、神に忠実を保つということの価値を高く評価してくださって、神の王国の王になるという特権をみ使いたちではなく、不完全な人間のクリスチャンに差し伸べられます。強力なみ使いたちに贖いの犠牲は適用されず、それゆえにみ使いたちの中から、この地を支配する王が取られることはありません。
このことは、エホバ神が不完全な人間の働きを評価してくださる感謝の念の深い方であり、私たち人間の状況に同情される方であることを示しています。(ヘブライ6:10。ヨエル2:18。コリント第二1:3)
さらに、十四万四千人は、自らの経験のゆえに、地上の不完全な人間に憐みや思いやりを示すことができる祭司級また、王となります。彼らは、自らの経験から効果的に人類を助けることができます。このことはまた、エホバ神が知恵ある方であることを示しています。
聖霊で油そそがれたクリスチャンたちは、キリストの贖いの犠牲の恩恵を第一に最大限に受けるのですから、彼らが聖書中の贖いの犠牲の教理に誰よりも深い関心を抱き、そのことでエホバとイエス・キリストを賛美するのは当然のことです。
それで、神の王国が完成し、その王国によって将来、地上の人類が罪から救われ、永遠の命を享受できることになるのですから、キリストに賛美し、感謝する十分の理由があります。 わたしたちは皆イエスのすぐれた立場を認め、イエスの捧げられた贖いの犠牲に感謝しましょう。また、お祈りする際には、いつも仲介役のイエスを思い出してイエスの優れた立場を思い出しましょう。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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