朝鮮半島の平和はどうなる?
今年の6月12日、シンガポールで史上初の米朝首脳会談が開催されました。そこでトランプ大統領と金正恩委員長は包括的な合意文書に署名しましたが、その文書で、トランプ大統領が北朝鮮に体制保証を約束し、金正恩は朝鮮半島の「完全な非核化」に向けて取り組むことを確認したとされています。
はじめ北朝鮮の核問題は、米国と韓国と日本が団結して北朝鮮に核の廃絶を迫るという構図でした。ところが、9月に平壌で持たれた今年3回目の南北首脳会談は予定外?の新しい展開になりました。それは韓国と北朝鮮が和解し、それを米国に認めてもらおうとしたことです。
もともと朝鮮半島問題の解決は、北朝鮮の核兵器放棄、在韓米軍の撤退、米朝と南北の和解、という3つが目標でした。そして、これまでの構図は、米韓日が北に圧力をかけて核兵器を放棄させ、それから在韓米軍の撤廃と、米朝と南北の和解を進めるという予定でした。
ところが、米国の権利を握り、世界の覇権国としての立場を維持し続けようとする軍産複合体は、在韓米軍の恒久駐留が目標なので、米朝と南北の敵対が続くことが望ましいわけで、軍産の目標は、北の政権転覆ではなく、敵対の恒久化なのです。
この軍産主導の構図は、南北の恒久和平と在韓米軍の撤退を目指すトランプ大統領が登場することで崩れようとしています。トランプは軍産支配を壊すため、まず北の政権転覆を本気でやるそぶりを見せて軍産をひるませたのち、北との和解策に大転換し、史上初の米朝首脳会談を実現させたのです。
ところが、トランプは首脳会談で金正恩と和解し、在韓米軍を撤退させる意向を示したものの、その後、軍産勢力の反対に阻まれ、北が核廃絶するまで朝鮮戦争を終結しない姿勢を取らされているように見えます。トランプと金正恩の和解は維持されていますが、それが朝鮮戦争の終結や在韓米軍の撤退に発展しないのは、そういう事情があるように思われます。
そんな中で開かれたのが平壌での南北会談です。韓国の文在寅大統領は、今年初めに金正恩が米韓と和解したいと表明して以来、米朝をつなぐ役割を担っています。文在寅は、米国が動けなくなっている中で、米韓同盟を維持したまま、南北和解を進めようとしています。そして、和解した南北が共同して、米国の軍産に敵対中止を求めたのが今回の平壌会談による進展の一つだと言えます。
朝鮮半島の動きは、金正恩にとって、国際社会から認められ、経済成長をしていく好機ですし、文在寅にとっては、南北和解と対米自立を実現する好機です。そして、トランプにとっては、軍産支配を壊す好機です。
エルサレムの首都宣言もそうですが、この南北の恒久和平が実現すればトランプの基本戦略であるアメリカの覇権放棄に拍車をかけることでしょう。そして、世界は覇権の多極化が進み、現存するヨーロッパ連合、アフリカ連合、また現在進められているアメリカ連合、太平洋連合が整います。これは世界専制政治の組織図で、完全支配の構図を示すものですが、まさにこれは1990年にブッシュ大統領が声高らかに宣言したNew World Order(新世界秩序)実現に向けての動きであり、やがてそれは聖書の終末預言にある世界政府の樹立という形で実現するのかも知れません。
あくまでもこれは聖書の終末預言をもとに朝鮮半島に関わる米国の動きを逆読みし、世界政府樹立への流れを推理したもので、この推理は外れるかも知れません。しかし、たとえ外れても、やがて必ず別のプロセスでこの世界政府は樹立されるのです。なぜなら、それが聖書の終末預言で明らかにされていることだからです。
聖書預言の成就率は100%です。これほど確かな未来予測は存在しません。意図的に偽りの情報が飛び交う今日において、聖書だけが完全に信頼できる羅針盤なのです。
鶴田健次
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