イザヤ45章には、神がペルシャ人キュロスを用いられて彼の前に諸国の民を従えられることが預言されていました。神がキュロスを助けたのは、神の目的を達成するためでした。これは、過去にすでに成就した預言です。 ところが、イザヤ45章にはさらに、神がキュロスを用いた結果、キュロスが諸国民から偶像崇拝の対象になることが預言されていました。これは、エホバ神が是認されることではありませんでした。
エホバ神がキュロスを高めてバビロンや他の諸国の民に勝利を得させたのは、神の選ばれた者イスラエルのためでした。(イザヤ45:4)そのゆえに、神はキュロスの名を呼んで、イザヤ44章にあるような神の目的を成し遂げさせました。
すなわち、バビロンに捕らわれていたイスラエル人を解放させ、エルサレムに再び人を住ませ、神の神殿の土台を据えさせることでした。(イザヤ44:26,28)エホバ神はご自分の崇拝を復興させるためにキュロスを用いられました。
実際に、キュロスは、バビロンに入城して「諸王の王」と号し、バビロン捕囚にあったユダヤ人をはじめ、バビロンにより強制移住させられた諸民族を解放しました。キュロスの行ったことがキュロスの円筒印章に記録されて残っています。
ElCilindro de Ciro, visto desde el lado opuesto.Desconocido - Jastrow (2007)CyrusCylinder. Terracotta, Babylonian, ca. 539-530 BC. From Babylon,southern Iraq.(cyruscylinder1)
キュロスの円筒印章にはキュロスが諸国民に宗教の自由を与え故国に帰還させたことが記録されています
イザヤ45章によると、神がキュロスを助けて行わせたことのゆえに、エジプト人、エチオピア人、シバ人はキュロスのもとにやってきて、キュロスに自ら服しました。(イザヤ45:14)
彼らはキュロスに身をかがめてキュロスに祈りました。そして、それらの諸国民はこう言いました。「本当に神はあなたと共におられます。ほかにはいません。ほかの神はいません。」(イザヤ45:14)諸国民は、神ではなくキュロスに祈りました。つまり諸国民はキュロスを神として崇拝したのです。
諸国民は、キュロスがバビロンや諸国民を下すことに見事に成功したのを見て、神がキュロスと共におられると考えました。また、キュロスそのものが神だと考えました。そして、他の神はいないと言いました。 ですから、昔、キュロスは神の禁じられた偶像になってしまいました。そのようにして、諸国民は実際はエホバ神の神性を否定しました。
それで、イザヤ45章15節では、エホバ神について「ご自分を覆い隠す神です。」と言われています。 実際はエホバ神がイスラエル人を助けるために、キュロスを用いてバビロンを倒壊させ、バビロンからイスラエル人を解放させたのですが、エホバ神に用いられたキュロスが崇拝されることになったのです。それで、エホバ神は実際にご自分を覆い隠される結果になりました。
しかし、キュロスを偶像として拝む人々は、「ひとり残らず必ず恥をかき、辱めを受ける」ことになっていました。(イザヤ45:16)「偶像の形を作り上げる者たちは、共に辱めのうちに歩むことを余儀なくされる」ことになっていました。(イザヤ45:16)
また、「救うことのできない神に祈る者たち」も何の知識も持ってはいないと述べられています。(イザヤ45:20)
実際、エホバ神は一時は、キュロスを愛されキュロスに誉れを与えました。(イザヤ45:4;48:14)しかし、ヘロドトスの著書『ヒストリアイ』によると、キュロスはマッサゲタイ人との戦いで戦死したという説を伝えています。キュロスは辱められて死んだようです。
キュロスの墓は、王都パサルガダエに築かれたとされ、現在でも残っています。キュロスを偶像としてそれに祈る者たちは、何も知らず、恥をかくことになりました。キュロスは究極的には、救うことのできない神になりました。
Thetomb of Cyrus the GreatTruth Seeker - http://blogtext.org/TruthSeeker/Uploadedby Túrelio(cyrus8)キュロスは神に愛されましたが偶像崇拝され高ぶったので辱められて死にました-偶像崇拝を避けるように気を付けましょう
エホバは「誰がこれを昔から聞かせたか。・・・それはわたしエホバではないか。・・・義なる神救い主はわたしを別にしていない。」と言われました。(イザヤ45:21) 確かに、キュロスのすることを聖書のイザヤ書の中で二百年も前から告げておられたのはエホバ神なのですから、真の救い主はキュロスではなく、エホバ神です。
このことで思い出されるのは終わりの時に、北の王が果たす役割です。北の王は三度南の王に総攻撃をしかけます。(ダニエル11:25,29,40)そして、一度目と三度目に成功します。(ダニエル11:26,42) 北の王が成功するのは、エホバ神の導きのゆえもあります。(啓示17:16,17)神は、南の王が神の民に対して行うことに対して復しゅうされるようです。(啓示19:2)
しかし、諸国民はそのように考えません。北の王が成功するので、諸国民は北の王を神として崇拝することになります。ダニエル書には比ゆ的な「エチオピア」と「リビア」が北の王の「歩みにつく」ことが預言されています。(ダニエル11:43)それで、北の王は、諸国民からキュロスのような扱いを受けます。
しかし、北の王はエホバ神に対して高ぶります。北の王は、自分を「あらゆる神の上に高め」、「神々の神たる者に向かって驚くべきことを語り」ます。(ダニエル11:36)そして、神の民と戦います。(啓示17:14)
また、北の王が設立する組織は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」と言われています。(ダニエル11:31)「嫌悪すべきもの」とは偶像です。(エゼキエル7:20)この組織も人々によって神のように崇拝されることになっています。(啓示13:15)
北の王がキュロスのように南の王によって捕えられた神の民を解放することになるかどうかは、まだよくわかりません。このたびはそういうことを昔のようにはしないかもしれません。しかし、北の王は少なくとも神の民が山に逃げた時、神の民の命を容赦することによって、神に敬意を払うでしょう。
ダニエル書は北の王が聖書の神に対して幾ばくかの敬意を払うことを預言しているからです。(ダニエル11:38)
また、北の王は、大患難の前に、神の民の拠点「飾りの地」を攻撃することになっています。(ダニエル8:9;11:41)
しかし、いずれにせよ、北の王と荒廃をもたらす嫌悪すべきものを偶像崇拝する諸国民は恥をかくことになっています。 確かに、南の王を首尾よく倒すことによって北の王は崇拝されることになりますが、北の王は誇り高ぶってその後神の民に対して攻撃をしかけるようです。(エゼキエル38:2,8) その時、エホバ神は霊者として復活させられた144000人を用いて、北の王と諸国民の軍勢を滅ぼしてしまわれます。(エゼキエル38:21,22)
それで、北の王は、エホバ神に助けられる時、神に対して高ぶらないようにすることができます。(ダニエル11:38) また、国家が神に許されて勝利を得る時に、その国家を崇拝しないように気をつける必要があります。私たちは南の王も北の王も北の王によって設立される国際組織も偶像崇拝をしないようにしましょう。エホバ神だけを崇拝しましょう。(マタイ4:10)
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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