時代を見る目 219 3・11――あの日の記憶、そして今 [12]永遠に変わることのない神様の愛

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

大宮香織
ソプラノ歌手(ユーオーディア会員)
 保守バプテスト同盟 八木山聖書バプテスト教会員

私の住んでいるところは、仙台市若林区。ラジオで「荒浜に200人ほどの遺体を確認」と聞き、耳を疑いました。よく遊びに行っていた海岸です。同じ若林区井土浜には、家の教会をしている友人家族が住んでおり、津波が来たに違いないと思いましたが、だめもとで電話をしたら奇跡的につながり、友人の無事を確認することができました。友人宅は津波の被害を受けていたので、2日後に避難所で会えたご両親とともにうちに来てもらい、一緒に生活をしました。ともに生活をする中で、痛み苦しみ、悲しみを分かち合い、祈り合うことができたのは、震災を通して与えられた大きな恵みでした。その恵みは、震災後から今まで、「祈り会」という形で続けられ、神様からたくさんの御業を見せていただき、祝福をいただいています。

*    *    *

あの日見上げた夜空は、今までに見たことのない満天の星空で、神様の創造の御業に畏れを抱きました。同時に、本当はこんなに美しい星空なのに、それを愚かな人間の力で見えなくしてしまっていたのだと、人間の小ささ、弱さ、罪深さを思い知らされました。
あんなに大地が揺れ動いたにもかかわらず、陽がまた昇り、夜が来て、地球が回っていること。神様の愛は昔も今も、そして永遠に変わらないこと。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなく、神様からの大きな恵みだということを身をもって体験させられました。
2日後の聖日礼拝で、集まることのできた兄弟姉妹とともに「遠き国や」を賛美し、初めて涙が流れてきました。その日までの眠れぬ長い2日間は、賛美をすることもできず、こんなときに音楽なんてなんの役にも立たない、と無意味に思え無力感に苛まれましたが、私自身がその賛美を通して慰められ、励まされたので、この神様からの慰めと愛を被災者の方々に伝えたいと思い、いくつかの避難所を回り、慰問コンサートをさせていただきました。
今もわずかですが、仮設住宅で行われる集会などでコンサートの奉仕をさせていただいています。いまだ先の見えない不安の中にいる被災者の方々に、これからも永遠に変わることのない神様の愛と希望を、歌にのせて届けていきたいと思います。「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です」(Ⅰコリント13:13)

◆リレー連載は今月で終了となりますが、今後も被災地のことを祈りに覚えていきたいと思います。証言をしてくださった皆様、ありがとうございました。

【おわびと訂正】11月号の写真説明は、正しくは、「重要な展示物が津波の被災を免れた」でした。お詫びして訂正いたします。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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