ブック・レビュー 『初めに、神が』創造を貫き、堕落を凌ぐ神の愛

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


小川内 慶一
ゴスペルショップ オアシス仙台店

存在の意味に飢え乾く魂に神の声がこだましてくる

 本書で取り上げられている創世記一~三章は、遠大で深遠な神の摂理の御業を感じつつも、同時に「食べてはいけないと命じられるものなら、そもそもどうして神は善悪の知識の木自体をお造りになられたのだろうか?」という疑問を感じてしまう箇所でもあった。

 そのような内なる問いに対し、短い一節、一語の中からじっくりと紐解かれていく私たちに向けられた神様の情熱、恵み、そして愛。

 「見よ。それは非常に良かった。」神がお造りになられたすべての被造物の中で、欠陥・失敗・悪いものなどひとつもなかった。それらはすべて私たちのために最善を期して用意され、私たちのためにこの世界が造られた。

 神は、創造の最高傑作としての私たちの誕生をいかに切望し期待しておられたことか。それは「ただ、そこにいてくれるだけでいいんだよ」と今、生きているすべての人に優しく語りかけ、存在を全肯定する。そのような絶対的な愛にロボットやパペットとしてではなく、神のかたちに似せて自由な意思をもつ者として造られた私たちからの応答を求め待っておられる。堕落し神を裏切った人を、なお救おうとし、イエス・キリストの十字架による贖いに至るまでの長い年月を忍耐し寄り添い、救いの御業を成し遂げてくださった。

 本書には、そのような計り知れない愛に根ざした神のみこころが掘り起こされている。つい神に責任転嫁してしまいがちな罪の一面を示され反省の念を抱くとともに、神のみことばを丹念かつ真摯に説き明かした、今は神のみそばで安らいでおられるだろう故遠藤師に深く感謝を覚える。

 尊い命が次々に失われていく、そんな暗い報道が毎日のように流れる昨今の世に、そして「何のために存在しているのか」「何のために働くのか」と自分の存在の意味に飢えかわく声に、呼びかけてくださっている神の御声がこだまして聞こえてくるかのようだ。

 「あなたは、どこにいるのか」と。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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