聖書66巻のテーマ

聖書６６巻のテーマ

聖書巻には、それぞれにテーマがあり、神の救済計画や人間との関係が描かれています。以下は、各書のテーマの概要を簡単にまとめたものです。これを頭に入れることで聖書全体の内容をより鮮明にイメージできるようになるはずです。

旧約聖書

1.    創世記: 創造、堕落、アブラハム契約、イスラエルの民族の始まり。

2.    出エジプト記: イスラエルのエジプトからの脱出、シナイ契約、律法の授与。

3.    レビ記: 神への聖なる礼拝の規定、祭司の役割、清めの律法。

4.    民数記: 荒野での40年間の放浪と神の導き。

5.    申命記: モーセによる律法の再確認、約束の地への準備。

6.    ヨシュア記: 約束の地カナンの征服と分割。

7.    士師記: 神を離れたイスラエルのサイクルと士師たちによる救済。

8.    ルツ記: 忠誠、家族の救済、ダビデ王家の系譜の始まり。

9.    サムエル記上: サウル王の治世、ダビデの登場。

10. サムエル記下: ダビデ王の統治、罪と悔い改め。

11. 列王記上: ソロモンの治世、王国の分裂、イスラエルとユダの歴史。

12. 列王記下: イスラエルとユダの滅亡、バビロン捕囚への道。

13. 歴代誌上: ダビデ王の系譜とその治世。

14. 歴代誌下: ユダの王たちの歴史、バビロン捕囚。

15. エズラ記: バビロンからの帰還、神殿再建。

16. ネヘミヤ記: エルサレムの城壁再建、宗教的改革。

17. エステル記: ユダヤ人が迫害から救われる物語。

18. ヨブ記: 苦しみの意味、神の主権と人間の限界。

19. 詩編: 賛美、嘆き、祈り、信仰の表現。

20. 箴言: 知恵の教え、神を恐れることが知恵の始まり。

21. 伝道の書: 人生の虚しさと神への信頼。

22. 雅歌: 神の愛、夫婦愛の象徴。

23. イザヤ書: 救い主の預言、神の裁きと救済。

24. エレミヤ書: 神の裁きと新しい契約の約束。

25. 哀歌: エルサレムの滅亡を嘆く詩。

26. エゼキエル書: 神の栄光の再臨、イスラエルの回復の預言。

27. ダニエル書: 神の支配、異邦の王国と神の王国の対比。

28. ホセア書: イスラエルの不忠と神の愛の象徴。

29. ヨエル書: 神の裁きと回復の予言、聖霊の降臨。

30. アモス書: 社会的正義と神の裁き。

31. オバデヤ書: エドムに対する裁きとイスラエルの回復。

32. ヨナ書: 神の憐れみ、悔い改めの重要性。

33. ミカ書: 神の裁きと将来の救い主の予告。

34. ナホム書: ニネベに対する神の裁き。

35. ハバクク書: 悪の問題、神の正義と信仰。

36. ゼファニヤ書: 神の日、全世界に対する裁きと救済。

37. ハガイ書: 神殿再建の重要性、神の祝福。

38. ゼカリヤ書: メシアの到来と神の王国の回復。

39. マラキ書: 神の忠実さ、人々の悔い改めへの呼びかけ。

新約聖書

1.    マタイの福音書: イエスは約束されたメシア、天の御国の教え。

2.    マルコの福音書: イエスの奇跡とその僕としての役割。

3.    ルカの福音書: イエスの人間性、全ての人への救い。

4.    ヨハネの福音書: イエスの神性、永遠の命への道。

5.    使徒の働き: 教会の誕生と聖霊の働き。

6.    ローマ人への手紙: 信仰による義認、神の救済計画。

7.    コリント人への手紙 第一: 教会内の問題、愛の教え。

8.    コリント人への手紙 第二: 弱さの中の力、使徒職の防衛。

9.    ガラテヤ人への手紙: 律法と信仰による自由。

10. エペソ人への手紙: 教会の一致と霊的戦い。

11. ピリピ人への手紙: 喜びとキリストにある平安。

12. コロサイ人への手紙: キリストの至高性と信仰生活。

13. テサロニケ人への手紙第一:キリストの再臨と希望。

14. テサロニケ人への手紙第二:再臨の確実性と準備。

15. テモテへの手紙 第一: 教会の指導者と信仰の守り。

16. テモテへの手紙 第二: 忠実な奉仕と信仰の堅持。

17. テトスへの手紙: 健全な教えと良い行い。

18. ピレモンへの手紙: 許しと和解の力。

19. ヘブル人への手紙: キリストの至上性と新しい契約。

20. ヤコブの手紙: 信仰の実践、行いと信仰の一致。

21. ペテロの手紙 第一: 苦しみの中の希望と聖なる生活。

22. ペテロの手紙 第二: 異端の危険とキリストの再臨。

23. ヨハネの手紙 第一: 愛と真理、キリストにある交わり。

24. ヨハネの手紙 第二: 真理の守り、偽りの教えに注意。

25. ヨハネの手紙 第三: 信仰者との交わりと忠誠。

26. ユダの手紙: 異端者に対する警告と信仰の守り。

27. ヨハネの黙示録: 最後の審判、キリストの勝利と新しい天と地。

これらはそれぞれの書の基本的なテーマであり、聖書全体を通して神の救済計画が描かれています。

 今日の一言： 聖書はすべて神の霊感によって書かれた

鶴田健次

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