ルクセンブルクはドイツとフランスとベルギーはさまれた小さいが裕福な国家
(1)従来中立の立場をとっていたルクセンブルク
ルクセンブルクは、第二次世界大戦前にに中立を保つよう努力をしました。それは、キリスト教の教えに影響されていた人が多くて、そのような政策をとったのではないかと思います。ルクセンブルクはカトリック教徒が多数います。しかし、ルクセンブルクは戦時中、ドイツに侵入されてしまいました。ルクセンブルクは、戦時中主に地下活動をしたようです。しかし、後になって侵入してきたドイツ軍とある程度戦ったので、国民の命がかなり失われました。
ルクセンブルクは、そのため、平和主義、中立政策が悪いと考えて、戦後中立政策を放棄しました。それで、ルクセンブルクでは、聖書の勧める戦わない立場が非実際的であると考えたかもしれません。
しかし、私はそう思いません。聖書の中の非戦主義を取らなかった国々は、ルクセンブルクよりももっと甚大な被害を受けました。それで、ルクセンブルクがとった中立政策、非戦主義はその度合いに応じて、ルクセンブルクの被害を減らしたと思います。
ルクセンブルクが被った被害は、キリスト教の影響がほとんどなく戦時中徹底的に戦った日本よりもずいぶんと小さかったと思います。日本の大戦中の被害は、甚大なもので、三百二十万人に及び、また、全土も空襲を受け荒廃してしまったのです。日本は、戦後はゼロからのスタートとなったのです。
Aerial view of Tokyo following the war
日本は米国と徹底的に戦い全国の都市が空襲で荒廃しました
Cayambe
ルクセンブルクは古い建物が残っているので戦争の被害は比較的に小さかったです
②多言語ができるルクセンブルク
幸いなことに、ルクセンブルクは、戦後経済的な豊かさを享受することになりました。ルクセンブルクは幾つも言語ができる国で、現在世界でも国民ひとりあたりの収入があるデータでは世界一で、世界でもトップクラスの裕福な国です。
確かに、ルクセンブルクの人々が幾つもの言語ができることは、ルクセンブルクの人々の豊かさに貢献していると思います。
聖書の中でも、パウロがヘブライ語だけでなく、ギリシャ語ができたことを述べています。(使徒9:28,29)当時はギリシャ語が世界共通語だったので、パウロは地中海沿岸のさまざまな所で、活動ができました。さまざまな言語ができると、意志の疎通を図れて助けになります。
ヨーロッパには二、三か国語は普通で、六か国語も十か国語もできる人が大勢いると言います。ルクセンブルクにもそうした人たちがいるでしょう。それで、ルクセンブルクには、近隣のドイツ、フランスなどの諸国家から働きにきている人が多いということです。それは、ルクセンブルクの人々が他の国の言語ができるからでしょう。確かに、言語ができること人の交流が盛んな事も経済に良い影響を与えるでしょう。
③ルクセンブルクが従来のキリスト教の規範を投げ捨ててしまっている証拠
しかしながら、ルクセンブルクは、戦後、中立の立場を放棄しました。そして、ルクセンブルクは、従来持っていた聖書の道徳基準を投げ捨て、道徳的に崩壊しつつあるように見えます。なぜなら、ルクセンブルクの首相が同性愛結婚をしている人だとネットで以前見たことがあります。
国民がそうした首相を選んだのです。しかし、聖書はクリスチャンが同性愛者であることを非としています。(コリント第一6:9)ですから、ルクセンブルクの国民の多くが聖書の教えを投げ捨てたことになります。
④聖書の教えを守らない支配者たちに敬意を払うべき理由
確かに、聖書の記録はクリスチャンが必ずしも聖書の道徳基準を守っていない政治指導者にも敬意を払ったことを述べています。パウロは高官の前で証言した時、アグリッパとその妻ベルニケに対しても証言をしましたが、彼らは近親相姦をしていました。(使徒25:23)それでも、パウロはアグリッパに対して敬意を払いました。(使徒26:2,3)
パウロは不道徳な政治指導者に対しても敬意を払って証言したのには理由がありました
聖書には、近親相姦の事実は書かれてはいませんが、史実ではそうなっています。そして、パウロは仲間のクリスチャンの世話を受けていたので、その情報を仲間から聞いていたと考えられます。(使徒24:23)
それでも、聖書は政治指導者に対して、当然の誉れを示すようにと勧めています。(ローマ13:4)それには、当然の理由もあります。たとえ、聖書や聖書の道徳基準に敬意を払わない政治家であっても、通常、国家の状況を良くしようとして、頭を悩ませ努力を払っています。また、そういう指導者でもクリスチャンについて良く知っていたり、また、神の民に好意を示したり、統治能力がすぐれていることがあるからだと思います。(使徒26:2,3)
例えば、皇帝ネロやハドリアヌスなどローマの皇帝の中にも同性愛にふけっている皇帝がいましたが、その皇帝はさまざまな大規模な事業を行なって帝国の統治に関してはある程度有能であることを示しました。それで、ルクセンブルクの同性愛者の政治指導者に対しても敬意を払う理由があります。
Bust of Nero at the Capitoline Museum, Rome…
cjh1452000 - Own work
ローマの皇帝ネロは同性愛者でクリスチャンを迫害しました
ルクセンブルクでは同性愛が公式に認められています
⑤政治指導者が国民にもたらす大きな影響
しかしながら、一国の指導者が聖書の道徳基準に敬意を払わないならば、それは国民全体に対する悪影響は大きなものになるでしょう。ルクセンブルクの国民全体が聖書の称揚する家族制度を尊重しなかったり、不道徳を行なったりするでしょう。それは、早晩ルクセンブルクの経済に悪影響を将来及ぼすかもしれません。
ローマ帝国は家族関係が崩壊していき、それが結局強固なローマ帝国を弱めていき、ローマ帝国の崩壊につながったと言われています。ローマ国民に対するローマ皇帝の悪影響も大きなものだったでしょう。一般の人々は、政治家や有名人や有力者の生活スタイルを見習う傾向があるでしょう。
また、聖書の称揚する平和主義を無視するようになれば、ルクセンブルクが将来国際的な紛争に巻き込まれるということも起こるかもしれません。同性愛を行なう政治指導者であれば、国家が戦争をするかどうかという選択を迫られる局面になると、戦争を選択することになる可能性が高いかもしれません。
ルクセンブルクがどのようになっていくのか、状況を見ていきたいと思います。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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