「ハバクク書」ガイドブック

「エジプトの事、すなわちユフラテ川のほとりにあるカルケミシの近くにいるエジプトの王パロ・ネコの軍勢の事について。これはユダの王ヨシヤの子エホヤキムの四年に、バビロンの王ネブカデレザルが撃ち破ったものである。その言葉は次のとおりである、」
(「エレミヤ書」46章2節、口語訳)

「ハバクク書」ガイドブック

フィンランド語原版執筆者: パシ・フヤネン(フィンランド・ルーテル福音協会牧師)日本語版翻訳および編集責任者: 高木賢(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)

聖書の引用は「口語訳」によっています。日本語版では「ハバクク書」全文およびその他多くの聖書の箇所を具体的に本文で明示しました。またフィンランド語版の表現や内容などにもある程度の編集が加えられています。

聖書の「ハバクク書」をオンラインで読む

なぜ神様は沈黙しておられるのか?

はじめに

「義人はその信仰によって生きる」

「ハバクク書」の預言者ハバククについては殆ど何も知られていません。例えば父親の名前や本人の出身地などについても旧約聖書には記述が見当たりません。ハバククはレビ族に属する神殿奏者だったのではないかという推論もあります。「ハバクク書」3章は「詩篇」の形式で書かれており、しかもそこには演奏する際の注意事項まで付記されているからです(「ハバクク書」3章1、3、9、13、19節)。

このようにハバククは謎に包まれた人物です。それでも「ハバクク書」に記されている幻がいつの時代に該当するものかを確定するのは比較的容易であるとも言えます。ハバククは中近東地域における権力を掌握したカルデア人によってユダ王国やその首都エルサレムが滅ぼされる混迷の時代が到来することを予言しました。このことから、ハバククは預言者エレミヤの同時代人であったのではないかと推測されています。

アッシリア帝国のアッシュルバニパル王が紀元前627年に死去すると、中近東世界は後継者をめぐって大混乱になり、その政治的な空白に乗じて権力奪取を目論む多くの者があらわれました。その結果、紀元前612年にアッシリア帝国およびその首都ニネヴェはメディア、エラム、バビロニア(世界史に登場する新バビロニア王国)の攻撃を受けて滅亡します。さらに、この状況を自国の権益拡大に利用しようとしたエジプトとバビロニアの間にも戦争が起こります。そして、紀元前605年のカルケミシュの戦いに勝利したのはネブカドネザル二世に率いられた新バビロニア王国でした。これ以降、エジプトは中近東地域での権勢を失うことになります。「ハバクク書」に収められている予言がこのカルケミシュの戦いからまもない時期に書き記されたものであるのはほぼ確実です(「ハバクク書」1章12節)。また、この戦いは次の「エレミヤ書」の箇所でも言及されています。

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