ブック・レビュー 『聖書を読んだサムライたち~もうひとつの幕末維新史』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


山北 宣久
日本基督教団 聖ヶ丘教会牧師 日本基督教団総会議長

意外や意外の連続! 幕末キリスト教史

 昨年プロテスタント伝道開始一五〇年の記念行事は教団教派を越えて様々に持つことができた。その豊かな恵みを思うと、ひとつのイベントを持ったという一過性で終わらせたくないというのが関わった多くの人々の気持ちだろう。そうした気持ちに応えた一書が著された。守部喜雅氏著の『聖書を読んだサムライたち』、副題が「もうひとつの幕末維新史」がそれである。

 とにかくおもしろい。守部氏は『日本宣教の夜明け』を昨年タイムリーに出版してくださり、日本伝道史の貴重なモニュメントとなったのであるが、今回の書は教会にとって伝道のスピリットを強烈に与えた前書と比べ、求道者の人にとってキリスト教のインパクトを与える伝道文書としても卓越した内容となっている。

 西郷隆盛、坂本龍馬、津田梅子、新島襄、原胤昭、内村鑑三、新渡戸稲造そして福沢諭吉、さらに宣教師フルベッキ、W・S・クラークらが取り上げられている。

 さらにそうした人々を取り巻く中村正直、坂本直寛、板垣退助、片岡健吉、森有礼、津田仙、岩倉具視、田中不二麿、山本八重(会津のジャンヌ・ダルクと言われた新島襄の妻)、勝海舟、副島種臣、大隈重信らの「駆け足人物伝」が記されている。

 これらの人々を多くの日本人たちは知っている。その代表的日本人がどのようにキリスト教に接し、聖書を読んだのか。これは単なる興味を越えて、自分自身の求道と信仰への開眼に通ずる。

 そして、その聖書が日本語に翻訳されていく歴史についてもコンパクトにまとめられている。

 コンパクトとインパクトが一つになっているのは「物知り博士」守部喜雅氏の力量によるのであるが、日本の教界は本当に良きジャーナリスト、ライターを与えられたものだと感謝してやまない。貴重な写真もメッセージとなって迫力を与えるに十分である。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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