神が全能であるとはどういう意味ですか？
は、神、聖書、救い、そのほかの霊的な課題を理解することの助けとなる のを願って、それに専念し、訓練を受けたボランテイヤの奉仕者から成るミニストリーです。私たちはクリスチャンです。プロテスタント、保守主義、福音派、根本主義、そして無宗派です。私たちは、教会と相並んで、霊的なことに関しての質問の答を人々が見つける手伝いをするパラ.チャーチ.ミニストリーだと自分たちを見ています。
全能（ominipotent）ということばは、”全”omini という意味のことばと力potentという意味のことばから来ています。全知、偏在という性質と共に、もし神が無限で主権がある方なら、もちろん神はその通りですが、それなら、もちろん神は全能でなくてはなりません。神はすべての上に、またどんな時でも、すべての方法で、力があるのです。
ヨブ記４２：２でヨブは神の力について述べています。「あなたには、すべてができること、 あなたは、どんな計画も成し遂げられることを私は知りました。」ヨブは神がすべての計画を行うことができる全能の力を持っておられることを認めているのです。モーセも、イスラエルに関するすべての目的を完全に成し遂げるためのすべての力が 神にあることを神から思い起こさせられています。「主はモーセに答えて言われた。『主の腕が短かすぎるのか？あなたはわたしの言うことが本当に起こるかどうか 今見るのです。』」
神の全能の力がはっきりと見えるのは創造のとき以上にないでしょう。神は仰せられた。「～よあれ。するとそうなった。（創世記１：３,６,９など。）何かを作るのに、人間は道具や材料を必要としますが、神は単に仰せられたのです。そしてそのみことばの力ですべては無から造られました。「主のことばによって、天は造られた。天の万象もすべて、御口のいぶきによって。」（詩篇３３：６）
神の力は、その創造の保存にも見ることができます。神が私たちの衣食住のための必需品すべてを、人と獣の保護者としての力で、回復できる資源から支援して、備え続けて下さらなかったら、地上のいのちのすべてが滅びるでしょう。（詩篇３６：６） 地球のほとんどを覆う海―、それに対して私たちは無力ですが―は私たちを飲み込んでしまうでしょう。もし神がその境界を決めておられなかったら。（ヨブ記３８：８-１１）
神の全能は政府や指導者たちにも及びます。（ダニエル２：２１）神はご自分の計画と目的 に従って、彼らを引き止めたり行きたい方向へ行かせたりされます。サタンと悪霊たちに関しても神の力は無限です。サタンのヨブに対する攻撃は、ある行動だけに限られています。サタンは神の無限の力によって拘束されています。（ヨブ記１：１２、２：６）イエスはピラトに、全能なる神からの許しがなければ、イエスに対して何の権威もないと言われました。（ヨハネ１９：１１）
全能なので、神は何でもすることができます。しかしながら、聖書が神にはある事ができない というとき、神が全能の力を失われたという意味ではありません。例えば、へブル書６：１８で神は偽ることができないとあります。これは神に偽りを言う力がないというのではなく、 ご自分の道徳的完全さに従って、うそをつかないことを選択されたという意味です。同じように、神は全能で悪を憎むお方であるにもかかわらず、神の目的に従って悪が起こるのをお許しになります。神はご自分の目的を達成するために、ある悪い出来事を用いられます。例えば、最も大きな悪の悪が起こるのを許されたとき。―完全で、聖なる、罪のない神の子羊が人類の贖いのために殺された時。
人となられた神としてイエス.キリストも全能です。キリストの力は、イエスの行われた奇蹟―数々の癒し、五千人の給食（マルコ６：３０-４４）、嵐を鎮める事（マルコ４：３７-４１）、最終的な力の現れである、ラザロをいき返させる事とヤイロの娘を死から生き返させること（ヨハネ１１：３８-４４、マルコ５：３５-４３）、つまり生と死の支配の例などに見る事ができます。 死はイエスが来られた究極的な理由です。―死を滅ぼすためです。（第１コリント１５：２２、へブル書２：１４）そして罪人を神と正しい関係にするためです。主イエスは自分のいのちを捨てる力もまた取り上げる力 もあると明確に言われました。神殿について話されたとき、比喩的に言われたことです。（ヨハネ２：１９）イエスは裁判の時、もし必要ならイエスには十二軍団のみ使いたちを呼んで自分を救出する力がありました。（マタイ２６：５３）けれども、イエスはへりくだって、他の人たちの身代わりとしてご自分を提供されたのです。（ピリピ２：１-１１）
偉大なミステリー（奥義）は、この力はイエス.キリストにあって神と結ばれている信者に分け与えられることです。 パウロは言います。「、、、ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」（第２コリント１２：９ｂ）神の力は、私たちの弱さが一番大きい時に最も高く私たちのうちに上げられています。なぜなら、神は「私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを超えて豊かに施すことのできるお方」（エペソ３：２０）だからです。私たちの罪にもかかわらず、私たちを恵みの状態の中に保ち続けてくださるのは、神の力なのです。（第２テモテ１：１２）私たちは神の力によってつまづかないように保たれているのです。（ユダ２４）神の力はすべてのみ使いの軍団によって永遠に宣言されるのです。（黙示録１９：１）
