書評 キリスト教会の共通の土台を確認する

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

『ニカイア信条を読む―信じ、告白し、待ち望む』
朝岡 勝 著

B6判 1500円+税
いのちのことば社

 

キリスト教会に長年通ったことがある人なら「ニカイア信条」という名称を一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、それがいつ頃書かれ、どのような内容かを知る機会は、それほど多くはないのではないかと思います。
キリスト教会は、自らの信仰の立場を明らかにするために、歴史の中で「信仰告白」(信条)を作成してきました。プロテスタント教会も、教派ごとに独自の信条を持っています。カトリック教会も、ギリシャ正教会等もそれぞれに独自の信条を持っています。しかし、西方東方の両教会がそろって受け入れている信条があります。それが四世紀に作成された「ニカイア信条」です。つまりこの信条は、世界の教会の「共通の信条」として、キリスト教会の歴史に決定的な影響を与えてきたものなのです。
本書はその「ニカイア信条」を学ぶための最良の教科書です。信条を正しく学ぶためには、第一に、その信条が生み出された歴史的背景を知ることが大切です。どんな論争があって、何が聖書の教えることとして告白されたかということです。第二に、信条は文法的に正確に読み取り、その一つ一つの言葉の意味を厳格に理解していかなければなりません。本書は信条理解のこの基本をしっかりと踏まえています。
さらに本書の特徴は、易しい言葉で明快に記されていることです。ニカイア信条の専門書は多く出版されていますが、著者はそれらをしっかり学んだうえで、要点を的確にまとめています。その手腕は見事といえるほどです。
それは何より著者が、ニカイア信条を現代の教会に適用することを意識していたからにほかなりません。「あとがき」によれば、著者の牧する教会の夕拝説教でなされたのが本書の原型だということです。まさに、歴史的信条が今日の教会の信条として語り直されたのです。
教会が自らの土台を確認し、信仰告白に生きる教会を形成するために、本書が広く読まれることを心から期待しています。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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