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時代を見る目 179 現代ドイツ文学の世界から<2> シュリンクの新作『週末』

松永美穂日本同盟基督教団・徳丸町教会員/早稲田大学文学学術院教授 昨年の3月にベルリンを訪れた際、『朗読者』の著者ベルンハルト・シュリンクを大学の研究室に訪問することができた。折しも彼の新作『週末』が刊行された直後であり、新聞などにも書評が出始めていた。滞在中にルネッサンス劇場で開かれたシュリンクの自作朗読会は、チケットもすべて売り切れ、新作に対する人々の関心の高さがうかがえた。 『週末』は元赤軍派テロリストを主人公に据え、彼が刑務所から出所した後の最初の週末を描いた作品である。日本でも連合赤軍を回顧する本が数多く出版されているが、ドイツでもその世代の人々が60代になり、学生運動や赤軍派をふりかえり、総括する動きが出ている。そんななかで、学生運動世代のシュリンクがテロリストを主人公に小説を書

ブック・レビュー 『生命が輝き出すとき』

松藤 一作日本バプテスト連盟 福岡西部バプテスト教会牧師出会いの中で紡ぎ出された「ことば 〈生き様〉とは、必ずしも「いつどこで何をしたか」ということに留まらない。人生の中で出会わされた出来事や人々との関わりの中から、自分の中にどのような「ことば」が生まれ、それがどのような場所で語られていくのかということにつながっていくことなのだと思わされる。本書には、著者松村豪一先生の歩みと共に、様々な場所で語られた講演や説教が掲載されており、それらが両輪として著者の〈生き様〉を示している。 本書は、戦時中の中国での体験から始まる。幼い松村先生が、戦争の恐ろしさと愚かさ、非人間性の中で自らいのちの危機に脅かされ、そしてナニモノかによって守られているという経験をし、それが医師として、またキリスト者として立って

自殺は止められる 第5回 自殺の連鎖を断ち切ろう

碓井真史心理学博士自殺は伝染します。それは恐ろしい伝染病のように、次々と広がります。そして伝染病のように、必要な方策をとれば、伝染を最小限にくい止めることもできます。大きな自殺報道は、次の自殺を生み、さらに過熱した報道が自殺連鎖を作り出します。特に影響を受けやすいのは若者です。また大きな自殺報道の後には、事故も増えます。明確な自殺ではないものの、死んでも良いと感じている人が自殺報道に影響を受けて、事故を起こすと考えられています。たとえば、子どもが「ボクはいじめられていた」という遺書を残して自殺をしたとします。マスコミが殺到し、「いじめ自殺」と命名して大きく報道します。悲しい音楽を流しながら、遺書が何度も朗読されます。ここが自殺の場所だと映像付で繰り返し報道され、自殺の方法も詳しく具体的に報道

ブック・レビュー 『元気の出る聖書のことば 神さまの宝もの』

関根 一夫ミッション・エイド・クリスチャン・フェローシップ牧師どこを読んでもあたたかい一冊 『元気の出る聖書のことば』(神さまの宝もの)を心からお薦めします。確かに「どこを読んでもあたたかい本」です。 この本の特徴は、本文の短さ、読みやすさ、学者らしい言葉へのこだわり、そして元気になって欲しいという岩本先生の読者への熱意にあります。 小さな本ではありますが、四部構成になっており、見事なメリハリがつけられています。それぞれの章には岩本先生の心の優しい視点がしっかり盛り込まれ、それぞれのページのエピソードを通して、神さまに愛されて生きるって本当にうれしいことなのだという「元気のみなもと」が伝わってきます。 「前」という言葉の謎とか、「かけがえのない」という言葉の分析とか、愛という言葉が「大切」と

誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第5回  認知症高齢者のサポートと教会

井上貴詞東京基督教大学助教「地域の高齢者と共に生きる」ある教会に、「うちのおばあちゃんは、ボケてしまって大変ご迷惑をかけるので、もう教会へは行かせないようにします」と突然に電話が入りました。礼拝や祈?会に熱心に欠かさずに出席されていた婦人のご家族からでした。認知症には、物忘れが病的に悪化したり、時間や場所がわからなくなったり、計算や判断ができなくなるなどの「中核的症状」と、極度の不安や脅迫症状、うつ状態、幻覚、妄想、昼夜逆転、攻撃的言動、収集癖などの「周辺症状」があり、疾病の種類やその時の心理状態やおかれた環境によって多彩な状態が出現します。介護する家族は、そうした症状や理解し難い行動に振り回され、大きなストレスを抱えます(増加している虐待被害者の多くは認知症高齢者です)。また、病気の進行し

「絆」を求めて――なぜホームレス支援なのか ◆巻き込まれて、脊髄反射

谷本 仰日本バプテスト連盟 南小倉バプテスト教会牧師三十年近く前、ぼくは兵庫県の西宮にある関西学院大学の文学部英文科に学んでいた。教会の友人が在籍する隣りの神学部に遊びに行ったとき、学生控え室の向こうから、不意に吉本新喜劇役者のギャグを初対面のぼくに投げかけてきた男がいた。それが、奥田知志だった。彼と少し親しくなって間もなく、ぼくはアメリカ・テキサス州ダラスの大学で一年間学ぶことになったが、約束の便りを、奥田は結局一度もくれなかった。帰国後、奥田曰く「アメリカへの郵便の切手、どこで買うたらええかわからんかった」。笑ってしまった。聞けば小学生の頃、すでに彼は自習時間に教卓の上に正座し、落語でクラスのみんなを笑わせていたという。今も彼はホームレス支援にかかわる深刻な話に笑いを持ち込み、緊張した場

ブック・レビュー 「福音の真理」を立体的に描き出す

広瀬 薫日本同盟基督教団総主事私事になりますが、約二十年前の神学校在学中、ちょうど伊藤明生先生がイギリス留学を終えて帰国されました。授業で、当時の最新の研究の息吹に触れさせていただいたことは刺激的でした。講義内容は「ガラテヤ人への手紙」。著者はその後もこの書を、授業や講演会等で繰り返し取り上げてこられたようです。その集大成ともいうべき本書がついに出版されたのは嬉しいことです。ガラテヤ人への手紙は、特有の複雑な背景を持った書です。専門的素養の質と量が求められます。その点、本書は充分に歴史的釈義的神学的に課題点を解き明かし、この書が伝える真理が私たちに立体的に見えるようにしてくれています。例えば、背景となる「かき乱す者たち」の実像。アンテオケで起きた事件の真相。パウロの生涯の展開の理解。当時の教

わが父の家には住処(すみか)おほし北九州・絆の創造の現場から 第3回 キリスト教的背景

奥田 知志日本バプテスト連盟 東八幡キリスト教会 牧師、NPO法人 北九州ホームレス支援機構理事長/代表 先日、新聞記者の方からこんな質問をされた。「奥田さんがホームレス支援をされているキリスト教的な背景は何ですか」。昨今テレビや新聞の取材をしばしば受けるが、キリスト教や信仰について質問されることは滅多にない。だから少々嬉しい気持ちになったが、半面質問の重さにたじろいだ。 私にとってホームレス支援の背景にはみことばやキリスト信仰があることは間違いない。質問された方が期待されている答えが「キリスト教的な無償の愛」であろうことは容易に想像がついた。「そうです。キリスト教は愛の宗教です。イエス・キリストは隣人を愛せよと教えられています。しかもその愛はアガペーと呼ばれる無償の愛とか自己犠牲の愛と言わ

読む 岩渕まこと。 岩渕まことインタビュー(1)

この本にはどんな内容を書いておられるのですか。 もう十年くらいになるでしょうか、MAKOTO BOXという自身のサイトを、インターネット上にオープンしました。その中に「心の旅」という自身のことを書き溜めたコーナーがあり、子ども時代から最近までのことを掲載しています。この本はその内容を柱に、加筆しました。 小学校では登校拒否児だったこと、十代のバンド時代のこと、キリストとの出会い、ゴスペルシンガーとしての歩みなどを知っていただくことができます。また書き下ろしのエッセイを加え、最近の出来事、想いも知っていただけると思います。 また趣味の写真やディスコグラフィーも掲載されており、岩渕の世界をより知っていただけるでしょう。 全体的には頑張るというよりは自然体で生きるということが一貫して流れているので

お知らせ いのちのことば社創立60周年記念事業

WORD OF LIFE PRESS MINISTRIESいのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。(ピリピ2・16)いのちのことば社創立60周年記念事業 広報6いのちのことば社から 感謝のご報告信仰によって、彼らは、かわいた陸地を行くのと同様に紅海を渡りました。(ヘブル一一・二九) 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年より、いのちのことば社の本部ビル移転に際しましては、ご祷援とともに、重ねてのご支援の要請に対して、主にある多くの皆様が愛をもってお答えくださったことを心から感謝申し上げます。皆様からのご献金および教団債ご購入は別掲のようになりました。感謝とともに、ご報告させていただきます。 移転につきましては、さる十二月五日に物件の引き渡しを受け、年の瀬も迫った

ブック・レビュー 『新版 クリスチャンの職業選択』

竹内 豪日本福音キリスト教会連合・永福南キリスト教会牧師地の塩、世の光として輝くことを願って この本はクリスチャンが「地の塩、世の光」として生きるために、そして生き得るように書かれています。 著者はキリスト者学生会(KGK)の主事。十五年以上、多くの学生・卒業生の自立、恋愛・結婚、就職活動に寄り添い、彼らの悩みや疑問に注意深く耳を傾け、そこに聖書の光を当て、納得のいく具体的で現実的な助言を与えようと、真摯に取り組んで来られました。 その中から就活支援をまとめたのが本書。五年前に出版され、品切れになっていましたが、再版が待ち望まれていました。学生必読、青年指導に必携の好著です。 人生の二大選択とも言える結婚と職業を前に学生時代はその最後の準備期。すでに神に選ばれ、自覚的にもキリスト教信仰を選択

ブック・レビュー 時代思潮に流されない「実を結ぶ人生」八十年の歩み

金本悟練馬神の教会牧師「『実を結ぶ人生』とは?」と問われたら、私はどう答えるだろうか。石井忠雄氏の手による本書を読み終わったとき、私は自分の育った時代思潮を振り返っていた。日本の歴史を思い、教会のあり方を考えていた。私は団塊世代に育った。その世代の人生目標は、「3C(カラーテレビ、クーラー、車)のある芝生つきの家に住み、妻や娘が白いピアノを弾く家庭を作ることであった」という話を聞いたことがある。そのようなことが実現できたなら、「実を結ぶ人生」を過ごせたのである。私の祖母は明治の人であった。祖母にとって「偉い人」とは、軍人であろうと、教育者であろうと、政治家であろうと、国家に仕えながら、より多くの人に仕えることのできる立場に立つ人のことであった。祖母にとっても「実を結ぶ人生」は明確であった。だ

ずっこけ宣教道 第11回 脱北者篇

松本望美北朝鮮宣教会所属 先日、金さんから日本語で書かれたハガキがきた。 「望美さん、手紙が遅れてすいません。ここソウルは雨が多く来たけれど、今は暑い日が続けています……。」 金さんは、元在日朝鮮人の60代の女性。1960年代後半に親と一緒に北朝鮮に帰国。その後、30数年後に脱北し、中国、東南アジアのジャングルを越え、去年、韓国へ入国した方だ。 昭和34年ごろから始まった在日朝鮮人に対しての「帰還事業」では、北朝鮮側が「地上の楽園」と宣伝、日本政府が総費用を負担し、日本から約9万4千人の在日朝鮮人とその家族たち(うち日本人7千人)が北朝鮮へ渡った。 その後脱北し、現在、韓国に移住した元・在日朝鮮人の方々と話してみれば、幼いころや青年期に住んでいた日本を非常に懐かしむ。 60代の男性には、「千

DVD 試写室◆ DVD評 124 「悪党(ワル)にもラブソングを!」

大橋由享イエス・キリスト ファミリー教会牧師教会で立てこもり事件発生! その夜、なにが起こったか? 「俺は、誕生日を祝ってもらったことがないんだ。里子に出された時に出生届をなくされて、誕生日がいつだかわからないのさ」。 リージョンのことばに、教会秘書のドリスは驚く。しかし、その目にはすぐに愛情があふれた。「いえ、わかるわ。今日が誕生日よ」。ドリスは、自分のネックレスを外して彼に握らせ、その手を両手で包みこむと、「ハッピー・バースデイ・トュー・ユー」をしっとりと歌うのだ。黒人特有の節回しで…。 歌い終わったドリスが両腕を広げると、リージョンは思わず身を預けた。こうして、立てこもり犯と人質はしっかりとハグを交わしたのである。分厚いドリスの肩越しに、リージョンの頬を一筋の涙がつたうのが見える。これ

「絆」を求めて――なぜホームレス支援なのか ◆interview キリストの十字架を背負って生きる(2)

―― そうですね。一方、被災したからといって急に伝道、伝道と言い出すのも少し違うように思いますが。いい質問ですね(笑)。やはり災害以前から、日ごろ何を祈ってきたのか、日ごろどう生きてきたのかということですよね。教会は「地域」を大事にしていますよ。伝道対象ですから。でも、〝地域にとって教会は大事なのか”。その問いかけを日常的に行わないとだめだと思います。クリスチャンは、「隣人」をテーマに抱えているのですから、対人支援のプロだと思うのです。でも、援助されるプロになっちゃっていて、「大事にしてほしい」「励まされたい」「牧師に話しかけてもらいたい」と言う。イエスは、「隣人とはだれか」と言った後に、「あなたも行って同じようにしなさい」と言いますが、伝道というのは隣人になること、「仕えること」じゃないで

98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第12回 子どものころのクリスマス

アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員空気がどんどん冷たくなって、冬の香りがしています。それと一緒に、遠い過去の想い出の香りもします。今日は、クリスマスについてお話しします。冬が来ると、憂うつになりがちです。ルーマニアと日本との違い、そして、クリスチャンと神さまを信じない人々の間でのクリスマスの違いをいちばん感じる季節だからです。何がそんなに違うかですって。かなり違うのです!日本では、早々とクリスマスツリーが立ち並び、ケーキとプレゼント、恋人とのデートが強調されるように感じます。お祭りの一つなのかもしれません(もちろん、クリスチャンたちは例外です)。ルーマニアの、特に私が子どものころのクリスマスは、十二月二十四日の朝に始まります。まず、パパがパインツリーを持ってきて、

ブック・レビュー あのとき、キリスト者たちはナチズムとどう戦ったか

牧田 吉和日本キリスト改革派 山田教会牧師「その多くがはじめて『バルメン宣言』の名を耳にした福音派の若い兄弟姉妹たちとともに戦時中のドイツの教会の闘いに学び、日本の教会のこれからについて真剣に語り合った……」(「あとがき」より)このような共同研究が本書の誕生の背景です。本書のこの背景が、そのまま本書の存在価値と結びついています。ナチズムとの戦いの中で、ドイツ告白教会によって生み出された信仰告白――「バルメン宣言」については、邦語で書かれた論文や専門書は少なくありません。戦時下における日本の教会の挫折と罪責意識が、ドイツの教会闘争への関心をもたらし、研究に向かわせたのでしょう。それらの専門書は多くの示唆を与えてくれます。しかし、専門的学び以上に、今後の日本の教会のあり方を考えるとき、より重要な

What’s New 岩渕まこと デビュー35周年記念コンサート仙台、大阪、東京 3都市ツアー開催!! 皆でお祝い、応援しよう!

礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター岩渕まことさんの歌を初めて聴いたのは、1970年代後半に行われた「出会いのコンサート」だった。ロック界で有名だった小坂忠さんがクリスチャンになったということだけでも衝撃的だったのに、その隣に立っている人物が「日本石油」「住友生命」「ママー・スパゲッティ」「むぎみそラーメン」など、数々のコマーシャルソングを歌った岩渕まことさんだということを知ってさらに驚いた。二人のデュオを聴いて、まだ学生だった私は、クリスチャンミュージックの将来は明るいと思った。まさかその岩渕まことさん、そして奥様の由美子さんと30年後に一緒に仕事をするとは夢にも思わなかった。主のご計画はなんと素晴らしいことか。1987年に長女を天に送る経験を通して生まれた「父の涙」は、岩渕まこと

ブック・レビュー 『いま、平和への願い語り継ぐべき戦争の記憶』

渡辺 信夫日本キリスト教会 東京告白教会牧師沈黙を経て語られる戦争の記憶 私は戦争について、戦後すぐ語り始めた。それは戦争中、おかしいおかしいと感じながら勇気がなくて黙ってしまったことを、信仰者にあるまじき行為だと悟ったからである。もっと単純に言うならば、戦争に反対しなかったことが罪であったと認めずにおられなかったからである。そのように私が発言できたのは、私の経験が戦争反対という結論にならざるを得ない単純・明快なものだったからであろう。対照的な例をあげれば、従軍慰安婦にされた女性たちは、事実について沈黙せざるを得ない社会の圧力のもとにいた。それでも彼女たちは五十年後に勇気をふるって事実を語り始めた。私には沈黙しなければならない重苦しい事情はなく、軽々と戦争の痛みと悲しみを語った。しかし、人に

福祉を通して地域に福音を 第6回 神さまからの最後の問いかけ

佐々木炎 上田光夫さん(仮名)は八十代で要介護3、七十代の奥様と二人暮らしでした。上田さんはかつて戦後の日本を背負ってきた有能な企業戦士でした。七十五歳のとき胃がんと診断され、胃をほとんど切除しました。一命はとりとめましたが、日常生活で介助が必要となり、三年前から私たちが教会を拠点に行っている訪問介護を利用するようになりました。 上田さんは豊かな教養とユニークな個性をもち、とてもプライドの高い人でした。オムツをつけることを長く拒み、できる限りトイレで用を足したいと奥様と共にがんばっていました。しかし日ごとに身体機能が落ち、トイレに座ることも困難になって、食事、入浴、着替え……、すべてにおいて介助がなければ生きていけなくなりました。 ある日の夜、上田さんはひとりベッドの上で「ちきしょう! ちき

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Emmanuel

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Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......

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