患難時代の前兆(その3)
聖書の中には、患難時代の前兆を示す多くの預言がありますが、聖霊に満たされた使徒パウロは神の霊感によってこのように言っています。
物質主義・快楽主義
「終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。」(第二テモテへの手紙3章1ー5節)
もちろん、ここに書かれているような人々はいつの時代にもいました。しかし、ここで言われていることは、終わりの日が近づくと特にこのようなことが顕著になるということです。
事実、近年のモラルの低下は目を見張るものがあります。世界中でここに書かれたような人々がどんどん増え続けています。現代人は自己愛、物質主義、快楽主義に陥っています。また肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢に夢中です。さらに今の時代は、神よりも快楽を愛する人々で満ちています。神を汚すことに恐れを持たない傾向が過去のどの時代よりも顕著です。
特に日本では「神」という言葉をあまりにも安易に使うようになりました。「素晴らしい対応」を「神対応」と言ったり、「あの人はすごい」という意味で「神ってる」と言ったりします。日本人は何の罪意識もなく、神を人間のレベルに引き下げることを平気でします。これも時のしるしです。
偽教師・空想話
また使徒パウロはこのように預言しています。
「というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。」(第二テモテへの手紙4章3-4節)
近年のキリスト教会では、非常に困ったことが起こっています。キリストの福音の真理が語られず、牧師が人の好みに合わせた説教をしているのです。この世の成功や繁栄の話が好まれ、神の正義や裁きや罪といった話は不人気なので、人々の好む話だけをするのです。ついには聖書の教理を否定する牧師も出てきました。
同性愛を公然と認める牧師もいます。また神はそれぞれの宗教を通してご自身を現わしておられるという聖書に反することを教える牧師もいます。彼らは柔和で敬虔そうに見えても、聖書の教理を否定する者たちです。
今や教会が腐敗を止める地の塩の役割を果たせない時代が来たのです。背教が起こり、教会が堕落することは、聖書に預言されています。教会が堕落する結果、世界の腐敗は加速度を増すことになるのです。これもまた時のしるしです。
また、マンガ、アニメ、映画、ゲーム、バーチャルリアリティなどの空想話は、人間の作った空想で、実際には存在しないものです。しかし、現代人の多くがこれらの空想話に喜んで時間とお金を使います。この世の悪は、若者たちを空想遊びに夢中にさせます。その結果、彼らは時間を忘れて空想話に熱中し、大切な事に目を向けようともしません。まるで惑わされた者のように真理から目を背け、嘘やまやかしに夢中になっているのです。
また企業は金儲けのために空想話を次々に作り出し、人々はそれが嘘だと知りながら、それらの熱狂的な支持者になります。人々は空想で罪を犯すことは罪ではないと思っていますが、それは大きな間違いです。心の中で犯した罪は人を病ませ、いずれ滅びをもたらすのです。
さらに、一昔前までは悪役であった「獣」「竜」「悪魔」は、今や空想話の中では主役の座に就き、若者たちはそれらをヒーローとして讃えるのです。それはまるで世界中の若い世代が、反キリストである「獣」と、悪魔である「竜」の受け入れ準備をしているかのようです。
モラルの逆転
「ああ。悪を善、善を悪と言っている者たち。 彼らはやみを光、光をやみとし、苦みを甘み、甘みを苦みとしている。」(イザヤ書5章20節)
かつて悪とされたことは、今や善となり、善は悪とされています。モラルの逆転が始まっているのです。特に近年顕著なのは同性愛です。
創世記にある「ソドムとゴモラ」の物語は、全世界に対する神の警告です。ソドムとゴモラは、性的に堕落した町でした。神はその町を裁き、天から火を下して滅ぼされました。
ここ数年で、同性愛に対する見方がメディアによって塗り替えられてきました。同性愛に対して否定的な人は、差別主義者のように扱われようになりました。毎日のように、同性愛を肯定するドラマやニュースが流されています。なぜメディアは同性愛問題を特別扱いで伝えるのでしょうか。同性愛を広めることに、なぜこんなにも世界の主要メディアが躍起になっているのでしょう。
かつてはどの国でも同性愛は密かに行われていて、公には出せない罪として認識されていました。それを罪だとはっきり明文化しているのは聖書だけです。聖書によれば、同性愛は罪です。罪とは的外れを意味し、異常なことを表します。同性愛は人として与えられた性の役割を否定している点で異常なのです。しかし、この異常なことを正常なことに置き換える考え方が、今世界中で広まっているのです。 これも時のしるしです。
「これらのことが起こり始めたなら、からだをまっすぐにし、頭を上に上げなさい。贖いが近づいたのです。」(ルカの福音書21章)
「産みの苦しみの初め」に起こるこれらの前兆を見たら、クリスチャンは頭を天に向けなさい、とキリストは命じています。なぜでしょうか。教会の贖い(携挙)が近づいているしるしだからです。
2010年頃から、急激に患難時代の前兆が顕著に見られるようになったと思います。戦後70年が過ぎ、戦後世代も高齢化し、戦争を知らない世代が主導権を得て、世界を動かし始めました。そして、世界の悪は増大し、まさにノアの時代のようになってきました。
今日の一言: 今や多くの「時のしるし」が見られる時代になった。
鶴田健次
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