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少年たちは現在(いま)・・・ 11 フリースクールからかいま見た姿

塚田 明人待望塾代表 幼い日の記憶 五歳のとき、Sさんは都会から、山村に引っ越してきた。芸術家の父親がアトリエを自然あふれる山村に移したからであった。しかしその自然の美しさとは裏腹に、村人との関係は難しかった。地縁、血縁で固く結びついた村人にとって、彼らのような初めての都会人は珍奇な「よそ者」であったからだ。そんなSさんの幼い日の記憶を紹介したい。 「私が、初めてこの村の保育園に入園した日、園児たちの、めずらしい動物でも見るような眼差しが私に一斉に注がれました。その時の彼らの目のおそろしさは十年以上を経た今でも、心に焼きついて忘れられません。父にも同様の苦労があったようで、犬を連れて父と散歩するとき、『こんな村からは引っ越してしまいたい』と、よくつぶやきました。そして、酒を飲んで悪酔いすると

『レフトビハインド』が語りかける福音のメッセージ (前段)

編集部編 アメリカで大ヒットしている近未来サスペンス小説『レフトビハインド』シリーズ。聖書の預言を背景に、「携挙」後の世界が描かれている。アメリカでは二作目の『Tribulation Force』(日本語版 今秋発売予定)に引き続き、『Nicolae』『Soul Harvest』『Apollyon』『Assassins』『The Indwelling』『The Mark』『Desecration』と第九巻まで出版され、いずれもベストセラーとなった。書店のみならず大型スーパーマーケットや各地の空港の売店でも見かけるくらいの勢いだという。またニューヨークタイムズ誌のベストセラーリストに入るなど一般のメディアの注目も集めている。シリーズとしてこれまで五千万部以上というキリスト教書としては異例の記録

ブック・レビュー 『私は私らしく』

赤松 敬明日本基督教団 坂城栄光教会 牧師今も生きて用いられている瞬きの詩人、水野源三 瞬きの詩人、水野源三の詩集が、このたび形を変えて、新たに出版されました。それを持参し、坂城を訪れてくださった、編集者の鴻海誠氏からいただき、新鮮な思いで拝見しました。 タイトルとなっている『私は私らしく』は、源三の晩年に近い一九八二年の「生きる」という作品の最後の一節からとられたものです。私は十六年前に、この坂城の地に導かれたとき、この詩に出会い、非常に心に残ったことを覚えています。  また収録されているのは、一九八一、八二年の作品が多く十三篇、一九七〇年代のものが七篇、一九六〇年代のものが二篇、計二十二篇の詩です。これらのすべてが英訳されているのは、斬新で新しい時代を感じさせてくれます。困難をともなう表

生命の危機の時代に 神さま、命をありがとう

坂本 ふぁみ単立 東京パラダイス・チャーチ 牧師夫人 絵本「ちいさなリース」著者 創造主のみわざ 「ほら、赤ちゃんの心臓が元気に動いていますね」。医師の指さすところに目を凝らすが、その米粒ほどの小さな白点が果たしてそうなのか……? 超音波機器のモニターに映し出された初めて見るわが子は、その時わずか八センチ。私の胎に宿ってまだ八週目だというのに、この小さな命は、もうすでに脊髄、脳、眼、聴覚器官、心臓、胃腸、肝臓などができあがり、間もなく顔の形まではっきりしてくるというのだから驚きだ。これが創造主なる神さまのみわざでなくて何であろう。 母親である私には、自分の胎の中で何が起こっているのかまったく分からない。ただ「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなた

CD Review ◆ CD評 『神の家族 with God』子どもリビングプレイズ  プレイズワールド21

高山 弘子ピアニスト子どもたちの賛美が世界を変える 神の家族……、いい響きだ。本来「家族」と聞けばあたたかい思いが胸をよぎるものであるはずなのに、崩れてしまったのはいつの頃からだろう。家庭崩壊なんて言葉が聞かれるようになったのはなぜだろう。 それはさておき、今回リリースされたこのCDは、いい。まずバンドがいい。ピアノ弾きであるせいか、まずバックに耳がいってしまうことを許してほしい。教会学校でこれくらいの奏楽をしてあげたい。歌わないことを注意するのでなく、歌わせてあげたい。大人の責任として。 そして曲がいい。歌いやすい。シンプルに歌詞が心に入ってくる。ああそうか……と思わずつぶやいている自分がいたりする。わかっているはずのことなのに。そして子どもたちの歌がいい。この子たちのこれからを想像すると

ブック・レビュー 『ともに生きる家族と信仰の継承』

古林 寿真子南大阪聖書教会 主任牧師罪ある人間の集まりである家族に、聖書はどのようなメッセージを送っているのか? 良きにつけ悪しきにつけ、日本では個人より「家」を守り、「家の伝統や格式」、果ては「家の体面」を保つということをたえず聞かされてきたように思う。そのために父親は強い権威であり、時に絶対者であった。そしてそれは強い規範意識と、ある種の家族重視の考え方を育ててきた。また同時に社会的に逸脱させないための強い歯止めという役割を果たしてきたともいえる。 ところが、敗戦とともに「家」より「個人の自由の尊重」「合理主義」が一世を風靡する。個人の生き方の軸を確立せぬままに、個人が大切であるといって優先するとどうなるのか。戦後五十年あまりを経て、ようやく日本の将来を継承する若者たちの発言や行動に、ま

『レフトビハインド』が語りかける福音のメッセージ (後段)

編集部編●『レフトビハインド』シリーズのサイトから 出版元のTyndale House Publishersによる同シリーズのオフィシャルサイト(http://www.leftbehind.com 英語)には、例えば、『レフトビハインド』を読んだ南アフリカに住む男性から次のような感想が寄せられている。 私の信仰の歩みは、浮き沈みが激しく、クリスチャンになっても間違った動機で信じていました。まるで『レフトビハインド』で最初に登場したころのブルース・バーンズのように自分の利益のためにうわべだけ信じるようなふりをしていたようにも思います。 私はエンジニアなので、論理的でないことには納得がいかず、聖書の中の突拍子もないと思えるような話にはついていけませんでした。幼子のような信仰は私にはなかなか与えら

沖縄から「平和」を考える キリストにある真の平和を求めて 敗戦後五十六年にあたって

渡眞利 文三沖縄バプテスト連盟 胡屋バプテスト教会  主任牧師 五十六年前の八月十五日は、太平洋戦争敗戦の日です。私は当時二十歳、沖縄の南の島、宮古・陸軍歩兵部隊に入隊、米軍の上陸に備えていました。その日から、戦争と死から免れ、平和と生に向かって、全く新しい人生が始まりました。 今日の青少年たちには、去る大戦が五十六年前の過去の物語として、遠くかすみがかったもの、現実感覚のないものになっていないでしょうか。その悲惨さについては忘れるにまかせた方がよいのでしょうか。忘れることは天災でなく人災です。そして無知と怠慢の責任が問われ、まったく弁解のできないものとなるのです。 今の若い世代だけでなく、多くの人々は核戦争になれば、人類は絶滅するだろうと感じています。しかし心の底ではそんなことが起こること

わがたましいよ 主をほめたたえよ! 7 賛美を通して若者が一つに

編集部 仙台駅から東北本線で約二十分。住民は二十代後半から三十代が多く、平均年齢三十八歳。宮城郡利府町は、東北の中心都市仙台のベッドタウンとして近年めざましい発展を遂げている。利府キリスト教会(日本バプテスト同盟)は、その地域性を反映し、若者の賛美のたえない教会だ。 昨今教会にも高齢化の波が押し寄せ、若年層の減少が叫ばれている。特に地方では若者が進学、就職を機に都市部に流出してしまう。こうした状況にあって五十、六十名の若者が集う賛美礼拝が、ほぼ定期的に行われているといえばちょっとした驚きではないだろうか。その中心的な役割を担っているのがブレッド・オブ・ライフ。キリストを信じ、聖書に立って熱く生きようとするクリスチャンで、音楽を通して神様のことを伝えていきたい、そんな思いをもつ若者たちのミニス

さわり読み『レフトビハインド』 1 消失!

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ブック・レビュー 『ひとりの小さなおともだちが』

杉本 玲子新生キリスト教会連合 町田クリスチャンセンター 教育主事感動し、悔い改め、そして励まされる本 お年玉にもらった二千円をすべてイエス様にささげたチカちゃんの証し。離婚して家を出て行ったお父さんのために祈って、お父さんが帰ってきたけん君の証し。お父さんとお母さんがけんかをするとトイレでお祈りするたいき君の証し。自分の命を翼くんにあげた守くんの証。教会に花火を投げ込んだ中学生五人を犠牲的な愛をもってしかったゴンベイ先生の証し。万引きと家出を繰り返す女の子を養女として引き取って育てている泰子先生の証し……。 この本には、現代の日本の教会で本当に起こっている奇跡のような証しがいっぱいつまっています。感動して一気に読ませていただきました。 でも二回目に本を読んでいたら、なぜか胸が苦しくなりまし

ブック・レビュー 『ちいさないのち』――窓辺の赤ちゃんたち

石黒 妙子群羊会 南福音診療所 産婦人科医胎児の声に耳をかたむけて 休診日だというのに、「診てください」とやって来たのは、制服に金髪のカップル。十六歳。超音波でうつしだされたのは、妊娠九週目と思われる胎児。「これからの生活をどうすればいいのか……。」大きな、重そうなつけまつげで、彼女の表情はとらえがたい。男性は十五歳だそうな。 「妊娠した女の子を責めてはいけない」「中絶は人殺しだなどと教えてくれるな」「妊娠に気づいたら一日も早く中絶させるように」。世の性教育にたずさわる人々の言葉。一方、「受精したときから、『いのち』なのよ」と教え続ける小学校の先生も。 たとえ責められなくても、望まぬ妊娠をした女性は苦しみ悩む。産むと決めれば、彼女の払う犠牲は大きく、負担も重い。産まないことにすれば、母として

結婚 ─ 神の結びあわせたもの 幸せをもたらす性の倫理

柿谷 正期湘南クリスチャンセンター 牧師 柿谷カウンセリングセンター 所長結婚カウンセリングの専門家は、必ずと言っていいほど、夫婦に関する情報収集の過程で、夫婦の性関係について質問をします。性関係が七日前にはありましたと言うのと、七年前でしたと言うのでは、夫婦関係に違いがあることが分かります。夫婦の性関係は夫婦の健康度を示すバロメーターとも言えるでしょう。自制(コントロール)の必要性夫婦の性関係について、「熱があって私(妻)の具合が悪くても、夫は性関係を求めてくるのです」というような訴えを妻の側から聞くこともあります。性関係がなくても困るし、こんなあり方も困ります。これは自制(コントロール)の問題です。未婚であれ、既婚であれ、性欲のコントロールができないまま、幸せになるのは難しいことです。信

注目の本 改めて問い掛ける「沖縄」

坂野慧吉お薦めします第4回日本伝道会議プログラム委員長 坂野慧吉 このシリーズが用いられ、第4回日本伝道会議の内容を一つ一つの教会、一人一人のクリスチャンが自分のものとし、21世紀を迎えた日本の教会が真に「21世紀の日本を担う教会」とされていくことを心から祈っています。

21世紀の伝道を考える 2 「若者伝道」こそ21世紀の教会のかぎ

栗原 一芳日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト代表 若者伝道は21世紀の教会の死活問題です。今日の学生は将来の日本のリーダーです。彼らは将来、経済界、教育界、マスコミなどの世界などで、リーダーシップをとっていく人たちです。 全国には四年制大学だけで約600、東京だけでも173あります。学生数にして約65万人。こんな都市は世界でも珍しいのです。将来のリーダーを探す必要はありません。大部分は東京に集中しています。この学生たちに届きたい! 毎年新入生17万人に伝道用パケットを渡せないだろうかと願っています。 近年の技術革新はめざましく、アメリカのキャンパス・クルセード・フォー・クライスト(以下CCC)ではCD-ROM一枚に二時間の映画「JESUS」と複数の情報を盛り込むことに成功しました

苦難のとき、神はどこにおられるのか 主イエス・キリストと共に

中野 潔新島学園 新清心寮 舎監一、私にできること 私は、ある熱心なクリスチャンの人を知っています。彼は、聖日礼拝は、休んだことはなく、日常生活においても、みことばに従って、できる限りのことをして、多くの人を助けてあげました。夫の収入がなく、幼子をかかえて生活に困っている母親には、自分の家庭に一時引き取り、お世話をしました。若い人たちと意見が合わず、いろいろな問題が起こっている家庭には、話し合いの場をもうけ、和解の労をとりました。また、酒乱の夫のために離婚寸前にまでなっている夫婦には、夫の立ち直りに力をかしました。 その他、彼のお世話になった人は、本当にたくさんいます。彼は、自分の生活もかえりみずに、誰にもできないほどの親切をしました。彼の家族もクリスチャンですので、一家をあげて困っている人

折々の言 6 マザーテレサの瞳

工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、一つの詩  私は前回、キリスト教、特にプロテスタント信仰には、もっと静寂が必要ではないかということを述べ、「多弁」さの危険を述べた。今回、「多弁」さはまた、宗教性の喪失だけではなく、文化の浅薄さ、衰退を意味することもあるのではないかということを考えてみたいと思う。次の詩は、すぐれた詩人、茨木のり子氏によるものである。 マザー・テレサの瞳マザー・テレサの瞳は時に猛禽類のように鋭く怖いようだったマザー・テレサの瞳は時にやさしさの極北を示してもいた二つの異なるものが融けあって妖しい光を湛えていた静かなる狂とでも呼びたいもの静かなる狂なくしてインドでの徒労に近い献身が果たせただろうかマザー・テレサの瞳はクリスチャンでもない私のどこかに棲みついてじっとこちら

ブック・レビュー 『真のキリスト者への道』

石原 潔日本ホーリネス教団 小平キリスト教会 牧師聖書的キリスト者のアイデンティティー 本書は、「永遠不変であるべき真の聖書的キリスト者の生きざまを読者とともに追い求め、現代における生きたキリスト者像を回復するとともに、聖書の本質に根ざした二十一世紀のキリスト者のアイデンティティーを再確認したい」(5頁)との著者の意図に従い、著者が牧会する淀橋教会で信徒育成のために礼拝で語られ、機関誌「陽光」に掲載されたものを編集し、さらにいくつかの説教が文章化されて加えられたものである。したがって、いわゆる「説教集」という類のものとは異なり、読者をして「本質的かつ聖書的キリスト者像」を仰ぎ見させることに焦点を持つ「信仰の手引書」でもある。分かりやすい文章で綴られてはいるが、救済論から教会論へ、さらに宣教論

21世紀の伝道を考える 6 教会を活きかえらせるセルグループ(2)

大橋 秀夫武庫之荘福音自由教会 代表 過去三十年以上にわたってわが国の礼拝出席者は、全国平均で四十名以下にとどまっている。それでも一人の牧師をフルサポートし、会堂を所有していることは、諸外国の信徒から見ると奇跡的としか思えない。そしてそこでもすべてが牧師中心に進められるのである。「神が信徒に与えられた賜物を解放せよ!」と叫ばないではいられない。 実際、四十名というサイズは一人の牧師のもとで掌握されるグループとしてはちょうどよい、それは教室サイズなのである。そして日本の教会は教室であり、一つの家族であり、それを理想としている感さえある。 社会の基本的構成は一つの家庭から成っているが、ただ一つの家庭でできている社会は存在しない。教会が共同体であることは、そこにたくさんの家庭サイズの群れが存在する

時代を見る目 82 ゴスペル伝道の恵み

山口 孔丹子日本福音キリスト教会連合 主都福音キリスト教会 伝道師 今回は、私たちがゴスペル伝道から学んだことをご報告します。 私たちは、まず友人に声をかけ、駅前でチラシを配り、ポスターを作成しながら、地域の人々の救いのために熱心に祈りました。次にプログラムの中に、みことばや証しを入れました。さらに求道心をもつ方々と友だちになり、より深く福音を個人的に語る機会を持ちました。そうした活動を通してセル(小)グループに参加するようになった方も起こされました。このように過去五回のコンサートにのべ三千名が集い、ワークショップには三百名が集まりました。そして求道決心者三十五名が与えられ、そのうちの三名が受洗しました。そして十四名がクワイアのメンバーとなり、毎週福音を聞き続けています。 流行の中にニーズを

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Emmanuel

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Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......

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