イザヤ1章には、エホバ神がご自分の民の祈りを聞かれない理由が殺人と心霊術と淫行と不公正であることが記されていました。それに加えて、イザヤ2章には、神がご自分の民を捨て去られる理由として物質主義と軍国主義と偶像崇拝を挙げています。
イザヤ2章1~4節には、末の日に国際的な神の言葉の教育が行われることが預言されています。しかし、続く節には、神が「ご自分の民、ヤコブの家を捨て去られ」ることが述べられています。(イザヤ2:6)
この神の民とは誰でしょうか。昔は、生来のイスラエルの国家が神と特別な契約関係にありました。しかし、現在、神と特別な関係にある国家は存在しません。あらゆる国家は聖書の神の前に平等です。
神は生来のイスラエルを一世紀に捨て去られました。(マタイ23:38)エルサレムは、ローマ軍の攻撃を受け、その時非常に多くのユダヤ人が死にました。このことは、神が、ご自分のみ子を刑柱にかけてご自分を退けた生来のイスラエルの国家を見捨ててしまわれたことを示しています。
その後、神の民は、あらゆる国民でなっています。聖書は、神は、「諸国の人たちの[神]でもあります」と述べられています。(ローマ3:29)
しかし、幾つかの国家はキリスト教国家であることを自称しています。例えば、アメリカやイギリス、イタリアやバチカン市国や他の国家がキリスト教国家であることを自称しています。
では、末の日の神の民とはどのグループの人々を指しているのでしょうか。私は末の日の神の民はあらゆる国民で構成されていると思います。ですから、捨て去られる神の民はおそらくあらゆる国民からなる神の民でしょう。
聖書は終わりの時に、北の王によって神の民の拠点である「飾りとなる所」が攻撃されることや、「違反のため」に「常供のもの」が取り去られ、聖なる所が打ち捨てられることを予告しています。(ダニエル8:9,11)
このようなことが生じることが予告されているのですから、神と聖書に幾らかの信仰を抱く人は、皆自分の国家や組織の宗教が何であれ、イザヤ1,2章の言葉を考慮するべきだと思います。とりわけ、キリスト教を自称する国家の国民は、これらの聖書の言葉を真剣に考慮するべきでしょう。
神がご自分の民を捨て去られるのはなぜでしょうか。なぜなら、彼らは「魔術を習わしにする者」となったからです。また、「異国人の子供たちであふれて」います。(イザヤ2:6)彼らは、異教徒と結婚して、信仰を持たない子供たちを多く産み出したようです。
また、「彼らの地は銀や金で満ち、その財宝には限りがありません。」(イザヤ2:7)富んでいること自体は悪くありません。しかし、彼らは、神ではなく、富を追い求め、富に依り頼んだようです。
とりわけ、キリスト教国家のひとつであるアメリカは、富が過大評価され、物質主義がはびこっていることで知られています。人々の価値が、その人が蓄えた資産の量によって判断され、蓄積している富が多ければ多いほど、その人は成功した人とみなされ、敬意を払われ、人々の羨望の的になります。
Moneyand Gold in the 1920s and 1930s: An Austrian View » money-gold-coins(money3)お金を追い求めるのではなく神のご意志を行なうためにお金を用いましょう
聖書は、富を持っていること自体を非としてはいませんが、富だけを追い求めることによって、害となる欲望に陥り、信仰から迷いで、その人は破滅に投げ込まれると述べています。(テモテ第一6:9,10)それで、富を追い求めるなら、神との良い関係を持てなくなります。(ルカ16:13)
それで、富んだ人は、富に依り頼むのではなく、神と神が準備してくださる将来の希望に信頼を置いて、神のご意志を行なうためにその富を用いましょう。 聖書は富んでいる人に、「善を行ない,りっぱな業に富み,惜しみなく施し,進んで分け合い,・・・真の命をしっかりとらえるように」と勧めています。(テモテ第一6:17-19)
また、神がご自分の民を捨て去られる別の理由は、「彼らの地は馬で満ち、その兵車には限りが」ないことです。(イザヤ2:7)つまり、神の民が、神ではなく軍事力に頼ったのです。自分たちの国の保身のために、イスラエルは多くの馬をエジプトから輸入しました。(イザヤ31:1。歴代第二1:17)
Originaluploaderwas IanPitchford at en.wikipedia - Transferredfrom en.wikipedia;Transfer was stated to be made by User:Willyboy.(horses1)神の民が馬つまり軍備に頼るならばエホバの不興を買います
このことでも、思い出されるのは、アメリカです。アメリカは最近は軍事予算を少しだけ削減しています。しかし、アメリカの軍事予算は、全世界の軍事予算のほとんど4割です。
ストックホルム国際平和研究所が、2012年時点における上位15カ国の軍事費が世界の総軍事費に占める割合を掲載したサイトがあります。それによると、アメリカの軍事費の世界の総軍事費に占める割合は、39%です。一方、軍事費の2位の中国から11位の韓国までの軍事費の合計が、総軍事費に占める割合も、39%です。ですから、アメリカ合衆国の軍事費は、上位10カ国の軍事費と同じです。
AU.S. Air Force General Dynamics F-16A with armament layout.(usarmament1)アメリカは神ではなく軍備に頼っています-軍国主義はエホバの不興をもたらします
ですから、アメリカは神に依り頼んでいると自称しながら、実際は軍事力に依り頼んでいます。限りないほど多くの馬や兵車に依り頼んでいるわけです。
また、「彼らの地は無価値な神々で満ちています。彼らは人の手の業に、人の指の作ったものに身をかがめます。」とあります。(イザヤ2:8)
このような偶像崇拝は全世界で見られます。世界中の人々が人の手が作った、金や石や木でできた神を崇拝しています。もし、聖書の神を崇拝すると自称しながら、偶像を崇拝しているならば、聖書の神に是認されることはありません。
また、もし、偶像を崇拝しているならば、苦境に立った時、聖書の神に救いを祈り求めても神に保護していただくこともできないでしょう。
聖書の神エホバの是認を得たいと願うなら、物質主義と軍国主義と偶像崇拝を退けるべきことをイザヤ2章は教えてくれます。
これらのエホバ神のご要求を守るならば、神からの保護を与えていただけるでしょう。
ある実体に関しては、神からの裁きを受けることは定められているように思えます。例えば、昔のイスラエルとユダは、諸国家からの攻撃という形で、エホバの日を経験するということを何度もエホバの預言者を通して告げられました。 時の支配者にできたことは、少なくとも自分が支配している時代に神からの裁きを経験することのないように、その裁きの時を先に延ばすことでした。
それで、大いなるバビロンに関しては、神からの裁きを逃れられないように思います。しかし、ヨシヤの時代に神が終わりをもたらさないとヨシヤに約束したように、大いなるバビロンは、神の律法を守る努力を払うならば、その命を延ばすことはできると思います。(歴代第二34:26-28)
そして、昔のユダやイスラエルにおいては、神のご意志を行なおうとしていた個人やグループはエホバの裁きを免れることができ、特別にエホバの憐れみを経験しました。
神の律法と基準を守るよう努力を払いましょう。そうすれば、自分たちの国家、あるいは組織、あるいは自分が聖書で予告されている神の怒りの表明である大患難を経験することを免れる可能性があるでしょう。あるいはその時を遅くすることができるでしょう。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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