イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(17)エホバの証人の会衆での雑魚寝事件

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 会衆が二つに分解して、 わたしは補助や正規開拓者を認められなかった会衆の隣の会衆に移りました。わたしは、偽証をした正規開拓者の姉妹と同じアパートに住んでいましたが、家賃が同額で確か四部屋の、より広いアパートに引っ越しました。  

 でも、わたしに不当な裁定をくだした長老の一人は、会衆が違っていたのですが、それが不当なもので、私が偽証はしていないことを認めてくださいました。けれども、私が移った会衆の長老たちは、わたしに不公正な裁定をした同じ監督たちだったので、わたしの会衆内での扱いは決して、改善はされませんでした。やはり、わたしは補助や正規開拓者として奉仕することを認められませんでした。その会衆で雑魚寝事件が起きました。 

(1)会衆での雑魚寝事件 

 わたしは交わっていた会衆で、ある出来事を耳にしました。ある姉妹のお宅で、おそらく主宰監督の奥さん姉妹と若い奉仕の僕が主宰して、若い人の交わりをしたそうです。その時その交わりが遅くなって、みんな一つの部屋に雑魚寝をしたということを聞きました。 

 わたしは一般の人々は、ひとつ世帯に、結婚していない男女が複数雑居することがあると聞いています。そうすると、乱交などの性の不道徳に陥る危険性があると思います。でも、性の不道徳をする意図はなくて、災害のために、避難所として体育館のひとつのスペースしかない場所に避難するという場合は、仕方がないかもしれません。その場合は、可能であるなら場所をできるだけ別々にして休むでしょう。 

不道徳な意図はなくてもひとつの場所に避難するしかない場合もある

 

 わたしも大きな台風のために、アパートのわたしを含めて四人の姉妹たちと会衆の若い兄弟たちとあるお宅に避難しなければならなかったことがありました。その時には、男女別々の部屋で休みました。 

 クリスチャンは、性の不道徳を禁ずる神の律法を知らない一般の人々と違います。(ガラテア5:19,21)クリスチャンは交わりを設ける場合は、若い人だったらとりわけ、ふさわしい時間に帰宅するべきだったと思います。それができなくても、男女別々の部屋に寝るようにするべきだったと思います。 

 もし、遅くなってバスがなかったということであっても、会衆の区域はあまり広い区域ではなかったので、泊まることができる部屋が一部屋しかない場合は、男の子たちだけは、歩いて帰るということも可能であったと思います。でも、たぶん車かバイクや自転車で来ていたのではないかと思います。それで、対処の仕方はあったと思います。そのようにして、性の不道徳に陥らないように手段を講ずることができたと思います。でも、男女雑魚寝という形になったようです。 

  わたしはその交わりに参加していないので、全部は知りません。そして、その事があった後、その主宰監督と奥さんの姉妹は離婚になってしまわれたので、わたしはどうしてなのだろうと思ってどちらに対してもとても気の毒に思いました。 

証人間の離婚は数多くはないがそのご夫婦は離婚になった

 

 そのご夫婦はご主人の方が奥さん姉妹と仲良くする努力もしておられたと思います。日本人はあまり、おおっぴらに愛情表現をしないと思いますが、その主宰監督兄弟が会衆の集会で、奥さん姉妹の肩に後ろから手を回して二人で座っておられたので、そのように感じたことがありました。 

兄弟は実際はもっと愛情深く肩を抱いておられ関係修復の努力をされていた

 

 でも、お二人は会食の交わりの席で互いに悪く言いあって、結婚する前の観察が十分でなかったとおおっぴらに言ったり、ご主人も妻もおのおのが会衆内の独身の若い異性の兄弟姉妹とかなり親しくされていました。長老姉妹の方は、独身の兄弟たちと一緒によく遊びに出かけておられました。 

 その姉妹はリクレーションの時など、人前でも、独身の兄弟に夢中になっている様子を隠そうともされませんでした。わたしはあれでいいのだろうかと思いましたが、オープンな進んだ形態のご夫婦なのだろうと思いました。 

 わたしはあるクリスチャンと結婚していない異性が親しく会話をしても、性の不道徳や汚れた行為がないのであれば、基本的に問題はないと思います。イエスもヤコブの井戸でサマリア人の不道徳な女性とかなり長い時間ふたりきりで話されました。(ヨハネ4:7-26)また、イエスは独身の女性マルタと二人きりで、話されたこともあります。(ヨハネ11:20-27) 

イエスはサマリア人の女と長い時間ふたりきりで会話された異性同士の会話は性的不道徳や汚れがなければ問題ない

 

 でも、結果を見てみると、結婚していない二人の異性が、あまりにも親しすぎるとやはり、配偶者がしっとして不快に感じて、ご夫婦の関係が冷えてしまうので、自分の行動に対する配偶者の受け取り方に配慮を払う必要があると思いました。 

 とにかく、その主宰監督のご夫婦は、姉妹が排斥されていない前、わたしが事情を支部に知らせる前に、性の不道徳はあったのかなかったのか分かりませんが、お二人とも相手の感情を無視してあまりにも自由に振る舞ったからだと思いますが、離婚になっていました。 

(2)雑魚寝事件について支部に知らせた結果 

 主宰監督は事情をある程度知っていたと思われますが、その雑魚寝事件では何もされませんでした。主宰監督ではない別の長老兄弟が確かもうひとりおられたので、その兄弟にまずそのことを知らせたらよかったかもしれません。 

 わたしは支部に手紙を書いて状況を知らせました。すると、その問題は、たぶん、巡回監督が調査をされたのだと思うんですが、その主宰監督の奥さんは排斥になって、一緒に交わりを企画した奉仕の僕の兄弟は立場を降ろされました。そして、たぶん主宰監督は、長老の立場を削除されたかもしれません。少し昔なので、この点ははっきり覚えていません。 

 でも、わたしはその時、自分が分解前の会衆の時、不公正な扱いを受けたので、関係した長老兄弟に復しゅうをしようとするような意図はありませんでした。たとえ、正規開拓者として会衆に認められていなくても、最善を尽くして奉仕していたので、それで、幾らか満足していました。 

 それで、そこの会衆の主宰監督に恨みを持っていたわけでなく、その長老姉妹にも何も恨みは持っていませんでした。でも、そのような結果になりました。ただ、わたしは性の不道徳を追い求めるような空気を感じて不快に思いました。 

 そして、その交わりは主宰監督ではなく、奥さん姉妹だけが関係していたようでしたが、そして、確か会衆の主宰監督が長老から削除されたと思います。全体的な監督責任を問われたのだろうと思います。 

 しかし、わたしはふさわしくないと思う自分が聞いて知っている範囲のことを支部に伝えただけです。わたしはその姉妹が性の不道徳をしたということは聞いていませんでしたし、そうであると手紙にも書きませんでした。それで、どのような処置をとるかは関係者に事情を聴いて調べてそれを扱う監督が実情に基づいて決めることだと思います。わたしはその審理で実際どのように裁くかに関係していません。 

 ところが、姉妹が排斥になって奉仕の僕の兄弟が降ろされたので、ふたりの間に何か淫行、あるいは汚れた行為があったのだろうかと思いました。でも、証人の間では、排斥の発表がある場合、詳しい事情は知らされないので、普通成員は想像するしかありません。 

(3)わたしが雑魚寝した長老姉妹が淫行を犯したのではないかと考えた理由 

 その主宰監督だった兄弟は、奥さん姉妹と離婚されたので、引っ越されて後、別の会衆の姉妹と再婚されました。 

 エホバの証人の間では、離婚は、基本的に淫行がなければ奨励されないのですが、どうしても我慢ができない状態であれば、離婚が許されています。でも、再婚は別で、再婚は以前の配偶者の淫行があったと分かっていて、はっきりと以前の結婚関係が神の目の前で終わっていることが証明されなければ認められないことになっているはずです。 

 なぜなら、イエスがこのように言われています。「誰でも性的不道徳以外の理由で妻を離婚するなら,妻は姦淫をすることになりかねません。離婚された女性と結婚する人は姦淫をすることになります。」(マタイ5:32新世界訳改訂版) 

結婚した夫婦の間で性的な不道徳が行われた時のみ神の前で離婚と再婚が許される 

 

 ですから、聖書では、結婚しているご夫婦が神の目から離婚が許される理由は「性的不道徳」だけです。一般社会では、性格の不一致などでも、離婚が許されます。でも、エホバの証人の間では、「性的不道徳」が犯されないと、たとえ、法律上離婚が成立していても、そのご夫婦の結婚関係は神の目に継続しているとみなされます。「ものみの塔1981年 12/1読者からの質問」 

  ものみの塔1978年1/1読者からの質問には、「もし妻が夫の姦淫を単に疑っているだけで,しかも夫はそれを否定し,確証を与える証人がだれもいないなら,彼女には,夫と離婚し,それゆえに自由に再婚する権利があることを,クリスチャン会衆に立証する十分な根拠がないことになります。」とあります。 

 「彼女は清いクリスチャン会衆の一員ですから,問題を正しく取り扱い,夫との離婚ののち,後日再婚した場合に,自分が『結婚の床を汚れのないもの』としていることについて,疑問の余地のないようにしておくことの重要性を悟っているべきです。(ヘブライ 13:4)」「そうした目的で彼女は,会衆を代表する長老たちに自分の立場を略述する手紙を書き,信者でない自分の夫が,不道徳を犯したことを告白した旨述べることができます。」とあります。 

 それで、十分な根拠がなく姦淫の疑いだけでは、離婚と再婚をすることができないとされています。再婚する十分な根拠が必要だとされています。ですから、性的不道徳がないのに離婚して再婚すると、その証人は、姦淫を犯したことになるので、長老たちは、排斥処置など何らかの処置をとるはずです。 

 統治体の指示によると、証人の間では、性的な不道徳が犯されたという配偶者の告白などのはっきりした証拠があって始めて、離婚と再婚が認められることになっているはずです。わたしは、このものみの塔の読者からの質問の指針は、聖書と調和していると思います。 

 それで、その元主宰監督であった兄弟は、後程再婚されても、排斥にはならなかったので、元奥さん姉妹に淫行があったと周囲から認識されていたということになります。もし、万が一、奥さん姉妹の性的不道徳がなかったのであれば、その元主宰監督が別の姉妹と再婚されたのは、聖書に厳密に従っておらず、離婚した妻に対して不当であったということになります。 

 次回の記事で、その長老姉妹がたとえ性的な不道徳がなくても、排斥された可能性があったかを説明したいと思います。 

(4)一般の証人の姉妹たちが結婚関係においてどのように振る舞っているか 

 でも、わたしは多くのエホバの証人のことを良く知っています。それで、エホバの証人の名誉のためにも申し上げたいですが、このような雑魚寝事件のために離婚になったご夫婦のような証人が証人の中で普通であるわけではありません。 

 多くの既婚の姉妹たちは、未信者のご主人と愛をもって連れ添っておられ、ご主人の好みの食事を準備したり、ご主人との会話に時間をとったりして、ご主人を聖書に引き寄せるよう努力をされています。わたしが非常に親しくしていた仲の良かった姉妹も未信者のご主人に愛を示すよう一生懸命努力をしておられました。ご主人とロマンチックな河べり散歩をしたり、ご主人を引き寄せるように努力をされていて、ご主人は証人と研究するようになられていたと思います。 

大半の姉妹たちはご主人に貞潔に愛を示すように努力をされている

 

 また、多くの場合迫害されて、身体的な危害を受けても、ご自分からは離婚をされない姉妹もおられます。未信者のご主人がたいへんな借金を抱えても、離婚をされなかった姉妹も知っています。聖書は別居を容認していますが、基本的に離婚を勧めてはいません。(コリント第一7:10,12-16)それで、多くの証人の姉妹たちは、誠実に聖書の教えを当てはめようと努力を払っておられます。 

 そして、妻の立場の姉妹たちのその愛ある努力によって未信者のご主人が引き寄せられてエホバの証人になったケースも幾組も見ています。また、巡回監督とその姉妹、特別開拓者のご夫婦など、とても仲の良いご夫婦も何組も見てきました。ですから多くの証人たちは、組織から良いことを教えられていて、聖書に従うよう努力を払っているので、証人たちの間の離婚率は、世間一般での離婚率より低いと思います。 

 でも、わたしは調べる立場になかっので、その晩に起きた実情の詳細は知りません。しかしながら、わたしは自分が知っている範囲のふさわしくないと思うことを支部に伝えただけです。それで、どのようにするかは、その晩の実情やそれに対する関係者の態度を調べた長老たちが決められたと思います。 

 これは、わたしが統治体に、七つの星は、聖霊で油そそがれた監督ではなく、聖霊で油そそがれた監督であるという手紙を書いた前のことですが、この手紙を書いたことがわたしであることが知られて、わたしは後になって大群衆の長老たちから、個人的なことで邪魔されることになったのかもしれません。大群衆の長老から、ルームメイトを組むのを邪魔されました。 

 おそらく、わたしが支部に状況を伝えたということが一部の地元の長老たちを、不快に感じさせたのではないかと考えています。そうでなければ、大群衆の長老たちが人の個人的な生活の決定に口をはさむ理由を考えられません。そのことはまた今後の記事で説明したいと思います。 

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Emmanuel

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