箴言5章・あなたの道を不道徳な女のそばから遠ざけよ

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 箴言は、不道徳な女性から遠ざかるよう勧めています。「あなたの道を彼女のそばから遠ざけよ。」と勧めています。(箴言5:8)この聖書の助言は、女性に対しては、神の道を考慮しない不道徳な男性を避けるようにということを意味しています。

 

 聖書が不道徳を避けるように勧めているのは、神が結婚の取決めを尊重するように求めておられるからです。

  聖書は、結婚の取決めはエデンの園で、神がアダムとエバを結婚させて始まったものであることを示しています。結婚の絆は、生涯にわたる固い絆になることを神は意図されました。(創世記2:24)そして、神は性関係を結婚した夫婦の間に限るように求められています。

  結婚するまでは、性関係を持たないこと、性関係はきちんと結婚した人とのみ生涯持って、配偶者以外の人とは性関係を持たないことを神は求めておられます。それが神の是認を得る道です。

  妻以外の人と性関係を持つ時、その人はその女性と一体になります。(創世記2:24)そうすると、妻との一体の絆を放棄することになります。(コリント第一6:16)しかし、それは、神が意図されたことではありません。

 箴言は、結婚した配偶者を「雌鹿」、「麗しい山やぎ」であると述べ、結婚した配偶者からのみ、性関係の喜びを得るようにと勧めています。(箴言5:19)人間は、結婚した配偶者とのみ性関係を楽しむという制限内にとどまって初めて情緒的にも安定し、身体的にも安全であるように創造されています。

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あなたの若い時の妻は・・・

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MyStill Very In-love Grandparents by Peanut Dela Cruz(oldcouple)あなたの妻が年をとっても・・・

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彼女は麗しい山やぎです―彼女と共に陶酔しましょう

 神が結婚の取決めを創始された目的の一つは、子孫を産み出すことです。神は、子供たちのために二親が揃っていることを意図されたのです。そして、子育てをする父親と母親が固い絆で結束することを意図されました。(箴言1:8)

 子育ては、夫婦がひとつになって協力する時に、成功する確率が高くなります。子育てを、一人で成し遂げようとすると、経済的にも感情的にも、非常に大変です。

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神は子育てに夫と妻が結束して携わることを意図されました

 また、子供にとっても、父親と母親が揃っていた方が、感情的な安定性を持ちやすくなります。

 聖書は可能であれば、神への奉仕に専念するために、独身を保つように勧めています。(コリント第一7:8,32,37)しかし、聖書は情欲に燃えるよりは結婚するように勧めています。(コリント第一7:2,9 ,36)

 情欲に燃えると当然、淫行を犯す可能性が高くなります。淫行を犯すということは、神の是認を失うことを意味します。(コリント第一6:9,10)

情欲が抑えられない場合は、結婚して自分の情欲を誉れある仕方で、解決するように勧めています。

 聖書は性道徳の面で、貞潔を保つことを「命の道筋」と言っています。(箴言5:6;15:24)その道は、神の是認を得て、将来「永遠の命」を得られる道ですから、「命の道筋」と言えます。(ヨハネ3:36)

 神の是認も永遠の命の見込みも、とても貴重な財産のようなものです。聖書は、その貴重な財産を奪おうとする不道徳な男女に近づかないようにと勧めています。

  そして、聖書は不道徳な男女が「命の道筋を思い量る」ことをしないと言っています。(箴言5:6)それらの人々は、聖書の神がおられることを示す聖書的な根拠を真剣に考慮しないで、そうした健全な道徳基準を投げ捨てるかもしれません。

 聖書の性道徳の基準を無視した生き方は、今の命でも、滅びをもたらす生き方です。

 淫行や姦淫を行う人が患う性病は多いのです。性病には、AIDS、淋病、梅毒、性器ヘルペス、性器クラジミア感染症、尖形コンジローム、トリコモナス症などがあります。

 エイズの末期症状は、結核、帯状疱疹、悪性リンパ腫、エイズ脳症(認知症)になります。エイズで口唇ヘルペスに感染しますが、HIV感染者の場合は、口唇ヘルペスは治りにくく痛みが激しくなることが多いということです。それで、淫行や姦淫を行うライフスタイルは決して健康的な生き方であるとは言えません。

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エイズ患者―性の不道徳はエイズなどの悲惨な病気を刈り取ります

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エイズ患者の場合は口疹ヘルペスは痛みが激しくなります

 結婚する前は、貞潔を保ち、清い立場で結婚したら配偶者とのみ性関係を保ち、不道徳を避けるというライフスタイルは、性病を避ける確実な方法です。聖書は、神の基準を守る生き方が、「その全身に健康を保たせる」と述べています。(箴言4:22)

 そして、夫婦の安定した関係の土台となるものは、夫婦の性関係においての忠実さです。ある人々は、開かれた結婚をして幸福を得られるかと実験してみました。夫婦がどちらも同意して、他の人と性関係を持つことをお互いに許すならば、幸福になれると考えました。

  しかし、やはり、夫婦は自分の配偶者が他の人と性関係を持つことを寛大に許すことはできませんでした。人間はそのようには創造されていないのです。彼らは怒りと嫉妬の問題に直面しました。

 もし、淫行や姦淫をするならば、配偶者の怒りと嫉妬を招くと聖書は述べています。(箴言6:32,33)それは、家庭を破壊します。淫行には、同性愛なども含まれます。

  そして、家庭が破壊されるならば、その人の生活の基本的な土台の安定性は損なわれることになります。そうすると、性病にかかる可能性があるばかりではなく、安心して、仕事に打ち込むことができません。母親であれば、安心して子育てに励むことができません。

 自分の欲望と感情が促すままに行動する生き方は、この世では、もてはやされるかもしれません。(マタイ7:13,14)しかし、そうは言っても、やはり淫行や姦淫を行う人は、一般社会からも尊敬されない場合が多いのです。

 淫行や姦淫を行う人は会社や仲間から悪い評判を刈り取るでしょう。また、政治家が、姦淫を行って不評を買って支持者を失うことがあります。聖書は不道徳をする人が「自分の尊厳を他人に」渡すことになると述べています。(箴言5:9)不道徳な人は尊厳と良い評判を失ってしまいます。

  聖書は、性道徳を守ることを要求される神がおられることを述べ、聖書の道徳基準をふり捨てる不敬虔な男女から離れるように勧めています。

 聖書は不道徳に誘惑する男女が非常に言葉巧みであることを示しています。聖書によると不道徳な人は、「滑らかな舌」「滑らかな唇」を持っています。(箴言6:24;7:21)

 その人は、自分の持つ感情と欲望に正直になって行動するようにと勧めるかもしれません。

 実際は、そのように誘惑する男女は、自分の当面の欲望を満たしたいだけなのです。その人は、実際はあなたの真の幸福を考えてはいないのです。そして、自分と同じようにできるだけ多くの人が神を捨てることを望んでいるのです。

  その人の「美しさ」に惑わされてはなりません。(箴言6:25)その人は神の見地からは「豚」です。(箴言11:22)

PrizePig by The Pug Father (pig)性の不道徳に誘って来る時その人が美しくても神の目からは豚であることを覚えておきましょう

 結婚するまで、性関係を控えること、そして、他の人の結婚関係を尊重すること、それがその人に真の愛を表す方法です。

 あなたが交わっている友人や仲間の中に、性の不道徳に誘う人がいるでしょうか。そのような人には、警戒しましょう。そのような人と二人きりになることは避けましょう。

 配偶者との関係を大切にしていることを公言しましょう。独身の人は、性道徳を守って結婚の取決めを大切にしたいと考えていると公言しましょう。そのようにして、神から是認される道筋を歩むことができます。

 それは、平和の道、命の道、また、真の神と真に賢い人たちから誉れを受ける道です。

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