「すると,み使いがわたしに言った,『なぜ不思議に思ったのか。わたしは,女と,その女を運んでいる,七つの頭と十本の角を持つ野獣の秘義をあなたに告げよう。あなたの見た野獣はかつていたが,今はいない。しかし底知れぬ深みからまさに上ろうとしており,そして去って滅びに至ることになっている。』」(啓示17:7,8[前半])
啓示17章には、大いなるバビロンという名の大娼婦が登場します。その大娼婦は七つの頭と十本の角を持つ緋色の野獣の上に座っていました。大いなるバビロンとは、アメリカ合衆国です。では、この緋色の野獣とは何を表わしているでしょうか。
この緋色の野獣について、「かつていたが、今はいない。しかし底知れぬ深みから上(る)」と説明されました。それは、何を意味しているのでしょうか。まず、底知れぬ深みとは文字通りにあるいは比ゆ的に死んだ状態を表わす語として聖書で用いられています。(ローマ10:7。詩篇88:6)ですから、底知れぬ深みから上る野獣というのは、第二次世界大戦中に比ゆ的に死んだ状態に陥って、後に生き返った国際的な組織すなわち、国際連盟のちの国際連合ということができるでしょう。
20世紀の歴史を振り返ってみると、第一次世界大戦後アメリカ合衆国は国際連盟の設立を唱えましたが、実際には、国際連盟に加盟しませんでした。しかし、第二次世界大戦中に国際連盟は無活動状態になり、アメリカ合衆国は、国際連合の構想を作って、その設立に率先しました。その際、諸国家は感服して、アメリカ合衆国と国際連合に従いました。そして西暦1945年、国際連合は設立されました。それで、緋色の野獣は大いなるバビロンによって設立されました。
啓示17章5節によると、大いなるバビロンは、「地の嫌悪すべきものの母」と呼ばれています。「嫌悪すべきもの」とは、聖書の中で偶像を意味します。(エゼキエル7:20;20:7,8)国際連合は、啓示13章の中で登場する十本の角と七つの頭のある第一の野獣の像です。そして、野獣の像は、子羊のような二本の角のある野獣つまり、アメリカ合衆国が唱導して造られました。(啓示13:14)それで、大いなるバビロンは、「地の嫌悪すべきもの」すなわち、国際連合を産み出した母と言えます。
また、国際連合とそれに属する加盟諸国は、アメリカ合衆国の支配下にあります。それは、啓示の書で、大いなるバビロンが緋色の野獣の上に座っていることによって表わされています。このことからも、緋色の野獣とは、国際連合であることが分かります。
また、啓示の書には、緋色の野獣が娼婦を憎み、攻撃して火で焼き尽くすことが予告されていますが、イエスは大患難の前に、荒廃をもたらす「嫌悪すべきもの」すなわち、国際連合が、聖なる場所に立つという特別の行動をすることを予告されました。(マタイ24:15。啓示17:16)福音書も啓示の書と調和していると言えます。
緋色の野獣である国際連合は、大いなるバビロンを滅ぼした後、しばらく存続しますが、最終的には、「去って滅びに至る」ことになっています。聖書はこのように大きな政治的変動について予告し、どうしたら私たちが賢明に行動し、命を永らえることができるかを示しています。
※大いなるバビロンがなぜアメリカ合衆国であると言えるのかについては、テーマ「大いなるバビロン」の他の記事を参照してください。また、来るべき大患難を生き残る方法については、テーマ「山に逃げる」を参照してください。
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Emmanuel
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