「赦し」に正面から取り組んだ霊的な旅のプロセス

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

臨床心理士・公認心理士 小渕朝子

 


『忘れられない仕打ちを赦す
私がたどった解放への旅路』
リサ・ターカースト 著 髙野美帆 訳
四六判・328頁 定価2,200円(税込)
いのちのことば社

 

夫の不倫を知るという大きなショックの後、「地獄のような四年間の傷心」の日々を過ごした著者。その長く厳しい「自分を取り戻す旅」の過程が丁寧に綴られています。
本書の特徴は、個人的な体験談にとどまらず、読者も一緒に「赦し」への旅をしようと招いていることです。本書を読むことは、ある意味カウンセリングを受けるような経験かもしれません。とはいえ専門家からの「こうすればいいですよ」という指南の本ではありません。著者が自分の苦しみを開示し、カウンセリングで経験したことを分かち合い、エクササイズも含む豊かな内容です。
「キリスト教信仰で赦しというのは大きなものなのに、私たちのほとんどがそれについて教えられてこなかったというのは奇妙ではないでしょうか」と著者は言います。
誰かから「忘れられない仕打ち」を受けた時、クリスチャンとして「イエス様がしたように赦さなくてはならない」と考え(または教えられ)、「赦します」と宣言することはできるかもしれません。しかし、それで事が終わることはなく、むしろそこから本当に赦すための旅が始まるのではないでしょうか。心の傷は一瞬にして消えることはなく、「赦す」と決めたとたんに苦々しい思いや憤りが一気に爆発することもあります。
そういう自分を認め、怒りや喪失感、不信感などネガティブな感情を「なかったことにする」のではなく、丁寧に扱うこと。次々にわいてくる、相手、また、神に対する疑念にも丁寧に対処すること。そのプロセスこそ、真に霊的な旅、キリストに似た者となる旅なのではないかと思います。
「赦しと和解は別のもの」「赦しは神様と自分との関係、神様との協働作業」「あなたを傷つけた人からの影響は受けないと決める」「赦しとは毎日の積み重ね」など、気づきが得られる言葉に満ちています。
相手を赦せないという思いに苦しんでいる人、またそういう方に同伴したいと願っている人に必読の本と言えるでしょう。

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Emmanuel

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