神の国の数学”
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、
“神の国の数学”について考えてみました。普通は、自分の持っている物を誰かに与えると、その分が自分の持ち物から減るものですが、与えれば与えるだけ増えていくものがあります。その事について聖書はこのように教えています。
「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」(ルカの福音書6:38)この法則はこの世の現実の至る所で確認できることですが、本来これは神が私たち人間に与えられた祝福を得るための原理なのです。つまり、この世の数学は加減乗除のルールに基づいており、引けば引くほど元の数字は減っていきますが、
“神の国の数学”では、与えれば与えるほど自分の持っているものが増えていくのです。たとえば、幸福は人に与えることによって増大する財産です。幸福は他者に与えた分だけ自分に返ってきます。またそればかりでなく、「幸福は伝染する」とマザー・テレサは言いましたが、まさに幸福を人に与えると、その幸福はさらに周りの人々に幸福をもたらします。なんという素晴らしい法則でしょうか。また、お金もそうです。神のため、世のため、人のために使うお金は、やがて何倍にもなって自分のところに戻ってきます。ささげる事に熱心な人々の多くが富める人たちであるという現実は、この法則を証明するものと言えるかも知れません。また仕事においても同様で、時間、能力、経験など、まず自分の持っているものを最大限に捧げるなら、やがて必ず大きな報酬を得るようになります。もちろん人生で最も素晴らしい報酬は金銭的なものからではなく、人の幸福に役立てたという精神的な満足感から得られるものです。「あなたと取引することに決めてよかった」とお客に喜んでもらえるよう仕事に取り組めば、必ず大きな報いが付いて来るのです。さらには、与えることで最高の見本を見せて下さったのはイエス・キリストです。キリストは神の御子であられましたが、あなたのためにご自分の命を与えて下さり、それによってあなたの罪を赦し、永遠の命という祝福を与えて下さいました。ところが更に、神は十字架の死に至るまで神の御心に忠実であられたキリストを死者の中からよみがえらせ、その後、生きたまま天にまで引き上げ、この世のあらゆるものの上に置かれたのです。このように、与えるものが大きければ大きいほど、得るものも大きいのです。あなたも、この
“神の国の数学”を心に留め、与えることにチャレンジをしてみてはいかがでしょう。
今日の一言: 幸福は人に与えることによって増大する財産平安鶴田健次
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