牧師室より # 6
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
さて今日は、人生における最高の投資について考えてみました。
「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」(2コリント4:18)私たちは、どうでもいいような事のために、どれだけ多くの時間とエネルギーを浪費していることでしょうか。それに比べて、永遠のためには使うものは僅かです。私たちは、決して一時的なもののために人生を無駄にすべきではないのです。イエス様は
、「手をすきにかけてから、うしろを見る者は、神の国にふさわしくないものである(ルカ9:2) 」と言われました。また、使徒パウロは、
「世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです(1コリント7:31)」と警告しています。あなたは永遠に関わる使命をお持ちですか?その使命をどれだけ大事なものとして日々の生活の中に取り入れておられますか?もし、あなたが永遠に関わる使命を持ちながら、その使命を大切にすることを邪魔しているものがあるなら、それが何であれ、それを手放しましょう。ヘブル書の著者は
、「私たちも、いっさいの重荷とまとわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競争を忍耐をもって走り続けようではありませんか(ヘブル12:1)」と言っています。富に執着しやすい私たちは、どうしたらその執着を脱ぎ捨てることができるでしょう。脱ぎ捨てるだけでなく、どのように最高の形で将来に投資できるでしょうか。最も誤解されたイエス様の言葉ですが、「
不正の富で、自分のために友をつくりなさい。そうしておけば、富がなくなったとき、彼らはあなたがたを、永遠の住まいに迎えるのです(ルカ1:9)」と、イエス様はおっしゃいました。もちろん、イエス様は、あなたがお金で友達を買うことを言っておられるのではありません。イエス様が意味されたことは、神があなたに与えられたお金を人々をキリストに連れて来る目的のために用いるべきであるとうことです。そうすれば、彼らはあなたの永遠の友となり、あなたが天国に着いたときにあなたを歓迎してくれるのです。これは、あなたに出来る最高の投資です。私たちは、死ぬ時にお金を持って行くことはできませんが、聖書は、天国に行く人々のために投資をすることによって天に宝を蓄えることができる、と言っています。聖書はこう言っています
。「自分のために、本当の宝を天に積むことになるのです。これこそ、未来に備える、ただ一つの絶対に安全な投資です。また、そうする人は、この地上でも、実りあるクリスチャン生活を送れるのです(1テモテ:9)」(リビングバイブル)あなたも、一時的で無意味なことのために富を浪費しないで、天に宝を積む賢い投資をしましょう。一言:
天に宝を積む人生こそ最高の投資 鶴田牧師