今日は、'障害者は邪魔者ではない'ということについて考えてみました。
一年前に神奈川県の知的障害者福祉施設で19人もの人が殺害されるという、おぞましい事件がありました。第二次世界大戦後の日本で発生した殺人事件としては犠牲者の数が最も多いだけでなく、重度の知的障害者はいない方が良いと言う男性による大量殺人であったことが日本社会に大きな衝撃を与えました。
この事件は、海外でも大きく報道されました。治安の良い日本で起きた残虐な大量殺人であること、そして障害者がターゲットとされたことがその理由でした。
私たちの社会は弱肉強食ではないのです。ルールがあり、マナーがあるのです。順序を守って並ぶ。高齢者には席を譲る。自分のことだけでなく、もっと他の人のことを考える。それが動物とは違う人間社会のあり方です。
子どもたちにケンカは付き物かも知れません。ケンカは両成敗が基本です。しかし、いじめは両成敗ではありません。被害者を守り、加害者を指導しなければなりません。
さらに、障害児に対するいじめは絶対に許されるものではありません。特に学校という教育の現場において、障害児に対して、その障害のゆえのいじめが起きたとしたら、それは大きな問題であり、普通のいじめ以上に、加害者は強く指導される必要があります。
しかし、いつの世にも、どこの世にも、障害者差別はあります。人は、障害者を差別するのです。なぜでしょうか? それは、障碍者であれ、お年寄りであれ、弱い人を見る視点が間違っているからです。
エドナ・マッシミラの『天国の特別な子ども』というタイトルの詩をご紹介しましょう。
会議が開かれた。地球からはるか遠くで。『次の赤ちゃんの誕生の時間ですよ』天においでになる神様に向かって、天使たちは言いました。『この子は特別の赤ちゃんで、たくさんの愛情が必要でしょう。この子の成長はとてもゆっくりに見えるかも知れません。もしかして一人前にはなれないかも知れません。だからこの子は下界で出会う人々に、とくに気をつけてもらわなければならないのです。もしかしてこの子の思うことはなかなか分かって貰えないかも知れません。何をやっても上手くいかないかも知れません。ですから私たちは、この子がどこに生まれるか、注意深く選ばなければならないのです。この子の生涯が、幸せなものとなるように。どうぞ神様、この子のために素晴らしい両親をさがしてあげて下さい。神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を…その二人は、自分たちに求められている特別な役割を、
すぐには気がつかないかも知れません。けれども天から授けられたこの子によって、やがて二人は、
ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう。そして、自分たちに与えられた特別の神のおぼし召しを悟る
ようになるでしよう。 神から贈られたこの子を育てることによって、柔和でおだやかなこの尊い授かりものこそ、天から授かった特別な子どもなのです。』
障害者は邪魔者でも迷惑な存在でもありません。世の中のデタラメな価値基準は障害を持った人を、役に立たない存在として扱いますが、神の支配にある世界での位置づけは、自分は健全だと錯覚をしている人々の訓練のためだということです。
愛の足りない、忍耐のない、寛容さの足りない、自己中心な人を訓練するために、神は弱い人々を特別に用いようとしてらっしゃるのです。家庭の中に弱い存在がいると、その家庭は健全になると言われます。本当に大切な事を考え、大事なものを見つめ、人と比較してではなく、その子をその子として見つめるようになるからです。
競争社会の今日において、何かが出来るから価値のある人間なのではなく、何かが出来ても出来なくても、その人の存在そのものに価値があるのだということを再認識したいと思います。なぜなら神がその人を価値ある存在として造られたからです。それを証明するために、神はご自分の独り子の命を犠牲にされました。そこに人間の価値の根拠があるのです。
今日の一言:弱い人を大切にしよう。
鶴田健次
下記のアイコンのクリックで応援を願いいたします!またFacebookをご利用の方は、「いいね」と「シェア」のクリックをしていただくと、多くの方々にも、教会ブログをお楽しみいただける機会になるかと思いますので、よろしければ、ご協力をお願いいたします。
✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
Who We AreWhat We EelieveWhat We Do
2025 by iamachristian.org,Inc All rights reserved.