詩篇119：105の黙想

「あなたのみことばは　私の足のともしび／私の道の光です。」（詩篇119：105）

詩篇119篇105節は、多くの人々に愛される詩篇の一節ですが、神の言葉が人生の暗闇を照らし、正しい道を示す力を持つことを示しています。

この聖句は、神の言葉が人生の旅路においてガイドの役割を果たすというイメージで語られています。暗い道でも、足元を照らすともしびのように、神の言葉は私たちを導き、つまずくことから守ってくれます。この光は、単に物理的な明るさを超え、霊的な洞察と理解をもたらし、私たちが直面する難問や決断の時に、正しい方向を指し示してくれます。

これに似た教えは、マタイの福音書5：14－16の、「あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。・・・あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです」というところでも語られています。

ここでは、イエス様は私たちを「世の光」と呼び、私たち自身が周りの暗闇を照らす光源であることを教えておられます。ここでの「光」は善行と真実、つまり神の教えを実践することによって、他者に影響を与え、神の栄光を反映することを示しています。この光を輝かせることで、他の人々も神を認め、神を讃えることができるようになるのです。

神の言葉は私たちの人生における光であり、私たち自身もまた、その光を通じて周囲に影響を与える存在だということです。神の言葉を生活の指針として受け入れることで、私たち自身が光となり、世の中に良い影響を及ぼすことができるのです。

今日の一言：　主よ、あなたは我が道の光です。

鶴田健次

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