時代を見る目 86 あまり知られていないイスラム教

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

村上 隆一
福音伝道教団 福音キリスト教会牧師

 イスラム圏は、今日最も困難な宣教地と言われています。一口にイスラム圏と言っても、かなり広く、私が福音宣教のために関わっているのは、その中のごく限られた地域です。

 さて、世界のイスラム教徒は、どのくらいかといいますと、キリスト教徒十九億六千万人に対して十一億四千万人です(1997年統計)。ほとんどが中近東、北アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジアで、約八十パーセントを占めています。

 そして最近注目されているのが、欧米でのイスラム教徒の増加です。これらは、伝道の成果というより、国によって違いはありますが、パキスタン、バングラディシュ、トルコ、アルジェリア、モロッコなど、イスラム教国からの移民によるものです。日本にも、一時期ほどではありませんが、イランやパキスタンから多くの労働者が来日しています。そして日本各地にイスラム寺院が建てられ、今までなじみのなかったイスラム教の礼拝所を見かけるようになりました。このことは外国で働くイスラム教徒が増えていることによります。

 彼らの多くは、外国でもイスラム信仰を捨てません。こうした傾向は、イスラム教国と非イスラム教国の区別を曖昧にしています。イスラム教国の多くは、一応国際社会向けには信教の自由を表明しています。そして、外国人や先祖代々(?)のキリスト教徒がキリスト教会で礼拝するのを妨げません。けれどもイスラム教徒に対するクリスチャンの伝道活動はきびしく禁じています。こうした疑いをかけられるだけで、その国の政府が公然と行うわけではありませんが、社会的な制裁を受けます。そして迫害もあり、国によっては殉教者が出ることも珍しくありません。

 すでに報道によって明らかなように、アメリカでの同時多発テロ事件以降、世界各地でイスラム原理主義と呼ばれる過激派が、同国人のキリスト教徒を標的にテロまがいの攻撃や半ば公然とした迫害をくりかえすようになっています。そのための情報活動も世界的規模でなされており、十分な注意が必要とされています。もちろん外国人のクリスチャンによる伝道もできません。まれに宣教師ビザが発給されることもありますが、その国のクリスチャンに対する活動に限定されます。

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