礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター
母マリアとマクダラのマリアの人生を、フィクションを交えドラマティックに、そしてイエス・キリストの生涯を忠実に描いた感動作「イエスと二人のマリア-選ばれし愛の生涯-」の試写会が、東京(のべ100名)と大阪(のべ250名)で行なわれた。
イエス・キリストの生涯を描いた映画は、「ナザレのイエス」「偉大な生涯の物語」など多数あるが、本作では、マグダラのマリアと母マリアが幼なじみで、ヘロデ王の妻ヘロデヤが二人の人生を左右していく悪の象徴として設定されているなど、大胆な脚色がされている。
結婚前に身ごもっていることで陰口を言われながらも、天使のことばを信じて、神に従っていこうとする母マリアと、この世の誘惑に負け、ヘロデヤの策略にはまっていくマグダラのマリア。そして神を信じて従った母マリアは最愛の息子イエスを失うという思わぬ試練に会い、一方マグダラのマリアは姦淫の女となって、イエスの前に連れ出され、罪を赦されるという体験をする。観ているわれわれの人生にも、この二つの生き方が同居していて、日々選択を迫られている。真面目に生きていても、問題は起き、そして失敗をしても、赦してもらえる方との出会いがある。まさにわれわれの人生そのものではないか。
ドラマティックな演出にどうも消化しきれないものを感じたとの感想もあったが、現代にわかりやすく適応しやすい演出だと思う。90分特別版試写会では、なかなかイエスが登場しないので、やきもきさせられたが、204分のDVDをじっくり観ると、二人のマリアの描き方とは対象的に、後半でイエスの生涯が聖書に忠実に描かれている。そして、イエスが処刑され、恐れ隠れている弟子たちに、母マリアが子どもの頃に迷子になったイエスのエピソードを語り出す。ここでこのシーンを入れるのかと思わず唸ってしまった。映画「ドクトル・ジバゴ」の監督でもあるジャコモ・カンピオッティの見事な演出だ。「わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか」(ルカ2・49)イエスを探しまわる必要はない、イエスは必ず自分の父の家にいてくださるのである。アンケートにも多数の感想をいただいたので掲載する。
◆二人のマリアにスポットをあてた作品ということで、それぞれのマリアの心情がよく描かれていて、涙がとまらなかった。最後はキリスト者にとって希望に終わるシーンでよかった。やはりノーカット版で観たかったです。(H・Y)
◆イエスの母マリアの主の約束への確信、また息子を愛するマリアの姿に女性として感銘を受けた。マグダラのマリアが罪を赦されたことを全身で理解した姿と、彼女を赦した神の愛の深さに感動した。(O・K)
DVD「イエスと二人のマリア
―選ばれし愛の生涯―」(204分)
発売記念特価<初回限定特典CD付き>
個人鑑賞用 5,040円→4,680円(税込) 49020
学校・教会・団体用 10,290円→9,280円(税込) 49021
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Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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