書評Books  主に信頼して歩むことの幸い

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

大阪聖書学院 学院長 岸本大樹

『ペテロの手紙第二に聴く 真理に堅く立って―ペテロの遺言』
遠藤勝信 著
B6判 1,500円+税
いのちのことば社

初めて本書を手にしたとき、ペテロの手紙第一の講解説教だと勘違いしてしまいました。というのも、ペテロの手紙第二の講解説教をほとんど見かけることがないからです。その意味で本書はとても珍しい一冊です。
珍しいだけではありません。本書は優れた講解説教です。ペテロの手紙第二の文脈や背景をしっかり踏まえつつ、大切なみことばには的確な解説が加えられています。しかも、抽象的に聖書が語られるのではなく、主に信頼して歩むことの幸いへと招いてくれる講解説教です。本書を読んで心に残った箇所を二つご紹介します。
「私たちの歩みは、絶えず私たちを召し、私たちをお選びくださった主を見上げてゆく歩みであることを覚えたいと思います。一〇節後半に、『これらのことを行っているなら、決してつまずくことはありません』とあります。この表現は、逆を言えば、もしこのお方から目を逸らすなら、すぐにつまずいてしまう私たちの現実を言い表しています。私たちの歩みは、いつもつまずきと背中合わせです。……でも、つまずかないための道は聖書の中にきちんと示されています。つまずきを意識したとき、そこに示されている道を再び発見し、そしてそこから始めればよいのです」(五八頁)。「神を愛するとは、自分の思いよりも神様のご意思を問い、そのことで直面する様々な問題や課題において思い悩むことです。神のご意思を潔く選び取れない困難な現実と向き合いながら、しかし簡単に諦めることなく、可能性を信じて最善を尽くしてゆく営みを通して、私たちは神を愛するのです」(一〇四頁)。
ここで語られているのは、温かく配慮されたことばであり、それでいてキリスト者として神への信仰を貫き通すことを勧めることばです。試練に打ち勝つよう一方的に語るのでもなく、安易な信仰の妥協を容認するのでもなく、主にあって生きることを促すことばです。私も牧師としてこのように語りたいと思いました。
ペテロの手紙は試練の中にある兄弟姉妹に対して語られています。試練の中にある方にはお勧めの一冊です。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
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He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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