特集 十年ぶりに再登場!『BIBLE navi』良い〈導き手〉との出会い

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

一九八八年の刊行以来、世界五十か国以上で翻訳され、二〇一一年に日本語版が発行。それから十年、改訂を加え、さらにパワーアップした『BIBLE navi』が再登場!
私たちの実生活や人生への適用を目的とした、新しい聖書の魅力を紹介します。

KGK九州地区 主事 松尾献

中学生の頃だったと思う。美術の時間、パラパラと何気なく教科書をめくると、ピカソが描いた「ゲルニカ」の絵が目に留まった。

「ぼくでも描けそうな絵じゃないか……。何でこんな絵が教科書に載っているのだろう。」これが、ゲルニカとの最初の出会い。その時のぼくは、この作品が持っている価値に気づけなかった。しかし、授業でピカソという人物について教わる中で、この第一印象は大きく覆されることとなる。

ピカソが十代前半に描いた模写は驚くほど正確で、この技術と才能に裏打ちされたゲルニカだと知ったときに、「この絵は深い。素晴らしい!」と、最初とは全く違う重みと深みをゲルニカから感じるようになった。

つまりぼくは、美術の先生の授業という〈導き〉を通して、作品の本来の価値に触れることができたわけだ。

『BIBLE navi』も同じような役わりを持っている、とぼくは思う。『BIBLE navi』は、御言葉がすでに持っている真理の深み、福音の喜びへとぼくらを連れていってくれる良い〈導き手〉である。『BIBLE navi』は、その書物が書かれた目的、当時の時代背景、文脈を丁寧に解説してくれる。とってもわかりやすい言葉で。また、御言葉の適用にも触れているので、御言葉がグッと身近なものになる。

ぼくらがサッと読み進めてしまう箇所。「教えられることも少ないだろう」と思い込んでいる箇所。「もう十分理解しているよ」と思っている箇所さえも、『BIBLE navi』に助けられながら読んでいくと、そこにある確かな御言葉の深みへと連れていかれる。

実例を紹介したい。ぼくは、ある日マタイの福音書二章一~一二節からメッセージをすることになっていた。東方の博士たちが赤子のイエス様を拝みに来る話。クリスマスシーズンになると毎年聞いてきたストーリー。

ぼくは、もうすべてを理解したつもりになっていた。もはや新鮮さがなさすぎて「いったい、この箇所から何を話したらいいのだろう」とぼくは、行き詰まっていた。

ぼくは書斎の『BIBLE navi』に手を伸ばす。そして、その解説を読んで、さっそく新しい気づきが与えられた。博士たちが来た〈東方〉は、一説によると〈古代バビロンに近いパルティア〉を指すようだ。

「そうなると博士たちは、イエス様を礼拝するために、千キロ近くの旅をした可能性も考えられるぞ。当時は新幹線も飛行機も車だってない……。いったいこの旅は、何か月かかったんだろう? なぜ大きな犠牲を払ってまでもイエス様の元に来たのだろう?」

黙想の世界が一気に広がる。

さらに『BIBLE navi』は〈博士たち〉についても解説する。一説によると彼らは〈占星術者たち〉であった可能性もあるようだ。そのため新共同訳の聖書は、博士たちを「占星術の学者たち」と訳している。「あれ? 確か占いは、神様が忌み嫌われることだよな。それなのに、どうして神様は、星を通してこの異教徒たちに、イエス様の誕生を知らせたりなさったのだろうか。」

いつの間にか、慣れ親しんだ箇所が、もう教えられることなどないと思っていた箇所が、まるで初めて読んでいる箇所のように思えてくる。次々と疑問が湧いてくる。もう、わからないことだらけ……。「よし、もう一度マタイの福音書をきちんと読んでみよう。」マタイの背景は何だろう? この文脈は? いつの間にかマタイの福音書をじっくり味わう自分がいた。

数か月後。ぼくは、〈「この上もない喜び」のもとに招いてくださる神〉というタイトルで伝道メッセージをしていた。パルティアという異教の場所で、聖書の価値観とはかけ離れた生活をしていた博士たち。そんな彼らをも「キリストのもとに来るように」と呼びかける神様の愛。この神様は、日本という異教社会・非聖書的価値観に生きている私たちにも、今日も呼びかける。「キリストのもとに来なさい」と。そしてここに「この上もない、本当の喜びがある」、そんなメッセージをさせていただいた。

ぼくはメッセージをしながら、神様の愛に感動して、涙をポロポロ流しながら語っていた。御言葉の真理に、福音の喜びに感動して語る自分がいた。『BIBLE navi』の助けがなければ、このメッセージは生まれなかったかもしれない……。

ぼくは今日も『BIBLE navi』を開いている。今度は、CSメッセージだ。
「なるほど。」今回も新しい気づきが与えられ、あの愛する子どもたちに早くこの福音を届けたいとワクワクしている自分がいる。

御言葉が持つ真理の深み、福音の喜びの世界へ連れていってくれる『BIBLE navi』。
日々のディボーションにも、メッセージの備えにも良い〈導き手〉として、おすすめしたい。

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Emmanuel

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