牧師室#230“愚かさ“

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、”愚かさ”ということを考えてみました。今日は、旧約聖書の伝道の書10章を読み、瞑想しながら、色んな思いを主から頂きました。こうして祈りと御言葉を通して主の無尽蔵の知恵に触れられるということは、何という幸いであり特権でしょうか。

「死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。」(伝道の書10:1)

ここでは、少しの愚かさが、死んだはえに例えられています。もし一匹のハエが調合した香油の中に落ちて死ねば、悪臭を放ち香油全体を損ねてしまいます。同様に、少しの愚かさと過ちが生涯をかけて築いてきた名誉を一瞬のうちに失わせ、人生を台無しにしてしまうことがあるということです。本当にその通りですね。

主は全世界の人々の営みを見渡し、そのような人生を送る人がいることをご覧になり、このような警告を与えておられるのです。ですから、私たちは小さい愚かさにも陥らないように注意し、油断することなく自らの心を守らなければなりません。そして、もし何か過ちや失敗があっても、早く悔い改めて主に立ち返り、その過ちの悪影響から抜け出さなければならないのです。

「わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。わたしはしもべたる者が馬に乗り、君たる者が奴隷のように徒歩であるくのを見た。」(伝道の書10:5-7)

王でなければならない人が奴隷のようになり、富んでいなければならない人が貧しくなり、神が定めておられる権威と秩序が壊れて、あべこべになっている状態をソロモンは嘆いています。

つまり、神が一人ひとりに与えておられる召しを忘れ、自分が召されていないことに心が向いてその働きをすることほど悲惨なものはないということです。

「鉄が鈍くなったとき、人がその刃をみがかなければ、力を多くこれに用いねばならない。しかし、知恵は人を助けてなし遂げさせる。」(伝道の書10:10)

鈍くなった斧の刃をとがなければ、もっと大きな力が必要になります。ですから、熟練の大工はいつもカンナやのこぎりを研いで、使う時に、あまり力を使わなくてもいいようにするのです。

同様に、日ごろ神の知恵を得ようと心掛けておれば、試練の時や決定的な瞬間に、比較的楽に神を喜ばせる信仰生活に戻れるものです。ところが反対に、たとえどんな理由であれ、日ごろ神の知恵を得ることを怠るなら、試練を乗り越えるとき、錆びた斧で木を切るように、大変な苦労をすることになるのです。

「知者の口の言葉は恵みがある、しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。愚者の口の言葉の初めは愚痴である、またその言葉の終りは悪い狂気である。愚者は言葉を多くする、しかし人はだれも後に起ることを知らない。だれがその身の後に起る事を告げることができようか。愚者の労苦はその身を疲れさせる、彼は町にはいる道をさえ知らない。」(伝道の書10:12-15)

ここでは、愚か者の語る言葉の弊害が述べられています。賢い者は、自分の無知、人間の知恵の限界をわきまえて言葉を慎重に選びます。しかし、愚か者は自分の限界もわきまえずに多くを語り、人間の知り得ない将来のことまで知っているかのように弁じたてます。愚か者は、自分の知らないところに従って労するので、その労苦は実を結ばず、ただ自分を疲れさせるだけです。愚か者は、目の前にある目標(町)すら知らないのです。

今日の一言: 小さな愚かさが人生を台無しにする


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