書評Books どうすることもできない弱さと闇を照らす光の神と日々出会う

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

アシュラムセンター主幹牧師 榎本恵

『366日ディボーション
弱さと闇を照らす光
神はあなたを見捨てない』
中村穣 著
A6判・定価1,760円(税込)
いのちのことば社

中村さんの堂々とした体格とは似つかわしくない、ポケットサイズの本を、何気なくペラペラと捲りながら、「いや、これはこんなふうには読んではいけない」と悟った。
日々のディボーションとは、「神様との出会い」である。それは、信仰の手引き書でもなければ、信仰成長のためのガイドブックでもない。ただ、この私をそのままで愛し、赦してくださるイエス様に出会うための、招きに応答することなのだと、彼は言う。
私たちの住む世界は、コロナによって、大きく変わった。対面での出会、そう、パウロが獄中で熱望した「顔と顔を合わせて」お互いが出会うことが、難しくなり、私たちは、その代替としてパソコンやスマホを使い、コミュニケーションすることに慣れ始めた。それは、確かに便利である。しかし、ディボーション、日々の神様との出会いとは、そんな効率や生産性などという言葉とは対極にあるものなのではないか。この本には、一人の求道者(私はどうしても彼を牧師先生と呼ぶよりも、この言葉のほうがふさわしいように思えてならない)が、ディボーションの中で「自分ではどうすることもできないで葛藤する弱い私を神様が抱きしめてくれた瞬間」(『おわりに』により)を体験した真実が書かれているのだ。彼の引用する、シモーヌ・ヴェイユをはじめとする信仰の先達も、そして彼が歌う、ブラックスピリチュアルも、それらはみな、その瞬間を見出そうとする求道者の姿なのではないか。弱さと闇の中で、しかし、それを照らす光がある。
創造主は、光と闇を分け、昼と夜を造られた。しかし、神は同時に、それを治めさせるための太陽、月、星を置かれた。どんな絶望の闇の中にも、自ら弱さに打ち震える時も、それを照らす光を。
彼は最後に、その思いを書く。「超越した神様と皆さんが出会い、奇跡を体験し、この日本に暗闇を照らす一点の光が皆さんを通して輝きますように」(『おわりに』)と。
きっとこれが彼の願いであり、祈りなのだと思う。光を求めるあなたの日々のディボーションの助けとなるように。

 

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
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He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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