人の子とは、何者なのでしょう。

あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、何者なのでしょう。あなたがこれに心を留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、万物を彼の足の下に置かれました。すべて、羊も牛も、また、野の獣も、空の鳥、海の魚、海路を通うものも。(詩篇8:3〜8)

旧約聖書の中の巻、詩篇は、今でいうと賛美歌集です。その多くはダビデの作であり、この第8篇もそうです。ダビデはイスラエルの王ですが、生まれは貧しい羊飼いの家です。羊飼いの生活は、牧草と水場を求めながら、羊の群れを連れて荒野を移動する生活です。野の獣から羊を守るという危険な仕事でもあります。そのために杖の扱いや石投げの訓練も重ねます。そんな生活の中、ダビデ少年の楽しみは、立琴でした。夜は羊の番をしながら、満天の星空のもと、立琴を弾きながら神様をほめ歌っていたことでしょう。

この詩篇第8篇は、そういう羊飼いの経験の中から生まれた詩です。ダビデは歌います。「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、何者なのでしょう。あなたがこれに心を留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは」(8:3〜4)

きらめく星空が地平線のあちらから立ち上がって頭上を天高く越え、反対側の地平線まで降りていきます。この巨大な天のドームを造り、月や星に規則正しい運行を授けておられる神が確かに存在される、という声が心に響いて来ます。そして、人は本当に小さな者であるけれど、私を造り、いのちを与え、この星空の美しさに感動させてくださる神様に、心の底から感謝の思いがわきあがります。

「あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、万物を彼の足の下に置かれました。すべて、羊も牛も、また、野の獣も、空の鳥、海の魚、海路を通うものも」(8:5〜8)

この箇所は創世記1:26、神様が人をご自身に似せて造られたこと、そして人に「海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように」とされたことを歌っています。しかし、最初の人アダムは罪に堕ちてこの支配権を失いました。ダビデがここで歌う「人の子」とは誰でしょうか。

新約聖書のコリント人への手紙では、この詩篇の箇所をイエス・キリストのことを預言するものとして引用しています(Ⅰコリ15:27)。キリストは将来、地上に戻り、王となって平和と正義の国を建てます。このとき、地上の猛獣たちもキリストに従い、おとなしく草食をするようになると、ダビデよりも後の時代の預言者イザヤは語りました(イザヤ65:25)。

ダビデは決して誇張した絵空事を歌としているのではなく、イエス・キリストを預言していた、ということが、わかります。歌というのは時として人を鼓舞する道具に使われますが、詩篇はそういうものではありません。神様を信頼して読んでよい書物です。

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