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ブック・レビュー 『これでスッキリ、18の疑問』キリスト教Q&Aシリーズ3

小宮山賜夫日本アライアンス教団・呉教会牧師キリスト教への「生きた疑問の声」に「生きたことば」で正統的回答 この本に書かれた、キリスト教に関する十八の疑問の項目を読むだけで、どきどきします。なぜって、質問者・リスナーの声が生きているからです。 歴史を通して多くのキリスト教問答書があるということは、信仰に関するQ&Aって人類永遠のテーマでもあるわけでしょう。ましてこれらの疑問・質問が僕に向けられたら、果たしてどう答えることができるかなあ……って思ってしまいます。 「ちょっと聞きたいことがあるんですけど……」なんて言われたら、血圧は上がるし、脈拍はマックス。さあ、何?って身構えてしまうでしょう。 そんなときに、手もとにこの本があったりすれば、まさに鬼に金棒。「イエスさまサンクス」「山下正雄先生に感

定年後の暮らしに備えがありますか 第4回 家族とのよい関係をつくる

田口誠弘熟年いきいき会 代表著者・田口誠弘氏42歳の時、社内紛争のあおりを受けて左遷・降格。挫折をきっかけに、社員教育、マネージメントの専門家の道を目指す。バブル崩壊で大損したことがきっかけで1994年、55歳で受洗。現在、有料老人ホーム・コンサルタント、地域での「無料相談」コンサルタント兼カウンセラー。豊かな熟年ライフをサポートするグループ「熟年いきいき会」を立ち上げ、代表となる。NPOふれあいアカデミー情報ネットワーク担当理事。ホーリネス・池の上教会員。67歳。 前回は、定年後の幸せは夫婦の関係の善し悪しに大きく左右されると申しました。 「熟年いきいき会」の活動の中で、よい夫婦は二〇パーセント、良くも悪くもないが五〇パーセント、残りの三〇パーセントは家庭内離婚状態にあると推察しています。

Opus Dei オペラな日々 第4回 静寂の豊かさ

稲垣俊也オペラ歌手(二期会会員)、バプテスト連盟音楽伝道者私は西洋音楽に携わる人間ですが、日本人としての血は隠せません。「もののあわれ」と申しましょうか、*うれい*を帯びたような情景や心象に最も*自然*を感じるのです。夏の輝かしさよりも冬の憂愁を、名月よりも*おぼろ月*を、完全に実った木よりも一つ二つの実しか残っていない木のほうに*いぶし銀*のような深さと豊かさを感じます。 生命力に満ちた季節の頂点である夏を経て、すべてが静寂に帰っていく秋、今月号ではそんな*静寂*の素晴らしさについて思いを巡らしてみましょう。間は魔に通じる 演奏において、*静寂*は休止符にあたります。実は演奏者にとっては、音を奏でることよりも、いかにこの休止符を扱うかが、大切な「表現」なのです。 日本語には、ちぐはぐな間を

ウツと上手につき合うには 第6回 がんばっていませんか

斎藤登志子 がんばっている人を見ると疲れませんか。 もしそうだとしたら、あなたの感性は比較的健全なのではないかと思います。 がんばることこそウツの大敵であると私はみているからです。 最近でこそ、「がんばれ」ということばはそれほど頻繁に聞かれなくなったように思いますが、人から言われなくても、ウツの人は自分で自分にがんばれとプレッシャーをかける傾向があるように思います。 なぜそうなるのでしょうか。ひとつの原因は子どもの頃に受けた教育です。 私が子どもの頃の教育はとにかく「がんばれ」の一点張りでした。読む漫画は『巨人の星』や『アタックNo.1』といったスポ根ものが全盛期で、その真似をして、今ではまったく科学的に根拠がないとされているカエルとびを大真面目でやっていたものでした。 高度成長期の真っ只中

「がんばる人生」から「ありのままの人生」へ 東後勝明氏インタビュー(2)

続出するトラブルのなか聖書のことばで起きた「異変」 その後、東後氏のがんばる人生は加速する。常に勝ち組に身を置き、長期イギリス留学、ラジオ「英語会話」講師、早稲田大学教授就任と輝かしい経歴を積み重ねていく。 しかし、外の世界での華々しい活躍の一方で、家庭では深刻な問題が次々と起こり始めた。最初はイギリス留学中に娘さんが不登校になり、日本に帰ってもなかなか順応できなかった。その対応に追われていた奥さんが、脳内出血で入院。東後氏自身も、教授会の最中に腹腔内出血で倒れて救急車で運ばれる。搬送先の大学病院でも原因がわからないまま出血は続き、開腹手術の直前にようやく出血が止まるという事態に陥った。 一命は取りとめての入院中に、奥さんが通い始めていた教会の牧師が東後氏を訪ねた。牧師が聖書(詩篇二三篇)を

新約聖書よもやま裏話 第16回 “神学者”パウロ?パウロが書いた手紙

伊藤明生東京基督教大学教授 「パウロ」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。彼が書いたローマ人への手紙を読むと、どのような「キリストのしもべ」の姿が彷彿としてくるだろう。想像力をつけ創造力をきたえることは、聖書を読み、理解する上で重要なことだ。はげ頭でガニ股 聖書のどこにもパウロの姿、ペテロの背格好やナザレ人イエスの風貌などは描かれていない。だが新約聖書に記載のないような事柄が、新約聖書の外典などにしばしば記載されていることがある。たとえば、外典の行伝によると、パウロは、はげ頭で、小柄、ガニ股であったという。 パウロの見た目はさて置き、彼がどういう背景で生きて、どういう人柄であったかを知ることは、パウロの手紙を読み、理解する上でとても大切である。 もしかしたら、ローマ人への手紙

南米の日系人にキリストを伝えて 宣教地は南米だけでなく、今や日本にも

●「日系ブラジル人の友となる」在日日系ブラジル人宣教支援/春日井キリスト教会/朝顔教会 中田智之●簡単ポルトガル語講座●「嘆きを聞かれる神」南米宣教会ブラジル・カンポグランジ教会・協力宣教師 塚田 献

私の子育てこれでいいの!? 第4回 ママたちの助け合い

グレイ岸ひとみ これまで私たち家族は、たくさんの方に助けられながら子育ての一番忙しい幼児期を過ごしてきました。あの方、あの方、と思い返すとき、もちろんベビーシッターさんや先輩ママさんたちの顔が浮かんできますが、あらためて、同じ育児に励むママ仲間の存在にどれだけ助けられてきたことか、と驚きます。 双子の育児は想像どおり、そして想像以上に大変でした。四歳になり、幼稚園にも行き始めたので、かなり手がかからなくなりましたが、なにせ活発な二人です。かわいさ二人ぶん、元気パワーは二×二って感じです。 彼女たちが生まれた当初、私たちは日本に来て一年目、日本語学校の近くでマンション暮らしをしていました。引越して間もないある日、お隣さんのお腹も大きいことに気がつきました。「予定はいつですか?」と尋ねると、「八

時代を見る目 147 こだわらない生き方(2) 礼拝する力

森田 哲也日本国際飢餓対策機構 元エチオピア駐在スタッフ日本長老教会所沢聖書教会会員 熱気あふれる教会堂。窓が少なく電気がないエチオピア農村にある教会の礼拝は、サウナさながらの蒸し暑さ。人々の体臭に加え、献金として持ってきた鶏や山羊もいるので異臭がブレンドされ、時に吐き気を催す。背もたれのない固い木のベンチに座り、早口の現地語による説教をすべて理解できない私にとって、礼拝は拷問に近い。だが、人々は喜びにあふれ、賛美と説教は延々三、四時間続く。週報はない。流れは一応あるが、賛美が二度どころか十度も繰り返されることがあるので、終わる時間は決まっていない。賛美歌集はなく、みんな歌詞を覚えている。そして礼拝後は村人からコーヒーに招かれ、それも豆を炒るところから始まる。結局飲むまでに二時間、まったりと

時代を見る目 151 父のアイデンティティ(1) 折れたチューリップ

笹岡 靖ARKホームエデュケーション・サポート協会代表 あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです(ルカ一二・三四)。父たちよ、家庭で過ごす時間を増やそう。子どもの心に届くチャンスは、いつ訪れるのかわからないからだ。 私は、自分の子どもたちを教育する必要から家庭で仕事をするようになった。父親のアイデンティティは、何よりもまず父親が家族と共に時間を過ごそうと決意することからスタートするように思う。 今から一年ほど前であるが、当時十歳になる娘と一緒にチューリップを鉢に植えた。冬の季節が過ぎ、球根から伸びてきた茎の先には、春を待ちこがれていたつぼみができた。つぼみはやがて大きくなり、まもなく花が開きそうになるまで成長した。娘もいつ花が開くかと心待ちにして水をやっていた。 そんなある

新聖書読解術 今年こそ 聖書とともに 主とともに真実な主への応答として[後半]

☆ アブラハムに現された真実 創世記一五章は、神の真実を学ぶうえで格好の教材。契約を何度も更新されながらいっこうに子が与えられないアブラハムは、幻のうちに主のことばが語られた際、あきらめの気持ちを主にぶつけます。すると主は「ただ、あなた自身から生まれ出て来る者が、あなたの跡を継がなければならない」と答え、彼を天幕の外に連れ出して、星空を見せるのです。あなたの子孫はこのようになる、と(現代の東京では使えない体験学習ですね)。 アブラハムの応答はこうです。「彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」(六節)。この「信じた」ということばは、「アーメン」の類似語で、神の語られたことばの有効性と真実さ(ことばが出来事になること)を認める態度。それはアブラハムの信仰の強さに無関係な、神の真実さゆえの

天国へのずっこけ階段 第5回 おてもやんメイクで

松本望美北朝鮮宣教会所属/韓国在住 4年前、クリスチャンのスポーツ選手の家に遊びに行った時のこと。彼女はオリンピックにも出たことのある30代のシングルで周りの人も認める熱心なクリスチャンである。「いつも試合のたびに、神様、優勝させてくださいって祈ってたんだけど、それってエゴだって気がついて。悔い改めたら、神様が祝福してくださって優勝したこともあるの」と証しをしてくれた。 そんな話を聞きながら、壁に大きくかかっている彼女の中学生時代の写真を見た。あれ……? 顔がちがう! 中学生時代の彼女の目は、一重で細い目をしているが、目の前にいる彼女の目は、ばっちり二重だ。「写真と顔がちがうね」と言うと「ああ、整形して二重にしたの」とあっけらかんと言う。さらに彼女は、「この整形は高い整形でね、10万円もした

戦争を知らないあなたへ 被爆者と残された者への影響

木村弘美日本基督教団・広島牛田教会担任教師 戦争がいかに非人間的な行為かを、若い方々に知っていただくため、核の爆撃にさらされた私の体験を述べたいと思います。 六二年前の八月六日、広島は人類初の原子爆弾を落とされました。この核爆弾は地上六〇〇メートルの高さで爆発し、太陽を二つ合わせたぐらいの熱だったようです。それが一二〇〇〇メートル以上の高空まで上り、まるで生き物のような火の柱になって、一時間ぐらいの間に直径五キロメートルぐらいの原子雲ができたといいます。 当時、広島の人口は三五万人ぐらいでした。そのうち、原爆で死亡した人は六日の投下直後から八月末までに一四万人、四年後には白血病などで一〇万人増えて、二四万人になったのです。この中に父と妹が含まれています。私はその時七歳でした。父と妹の被爆死 

四十路へのずっこけ恋愛道 教訓2 感情任せの“みこころ”は、ほぼ“おこころ”なので目を覚まそう。

松本望美北朝鮮宣教会所属 「こういう人と知り合ったんだけど、これって“みこころ”だと思う?」「会ったときから、心が揺すぶられて……聖霊による感動って言うのかな」「すごく主の導きを感じるんです」と、何人からも恋の話を聞いてきた。「う~ん、みこころかどうかは私にはわからないけど、結婚って人生でとても重要なことだし、召しだからさ、きっとバッチリわかると思うけどね?」としか答えられない。「いや、きっと“みこころ”だと思います」と確信を持って言う人が、意中の人と結婚したケースを見たことがない。 恋に落ちちゃうと、完全に感情優先になってしまうから大変だ。かく言う私も、過去に何度かそんな台詞を口走っていたし。「私は彼のあばら骨に違いない。ビジョンも一緒だし」などとときめきながら祈っていても、しばらくして、

定年後の暮らしに備えがありますか 第1回 定年後の希望にむけて

田口誠弘熟年いきいき会 代表著者・田口誠弘氏42歳の時、社内紛争のあおりを受けて左遷・降格。挫折をきっかけに、社員教育、マネージメントの専門家の道を目指す。バブル崩壊で大損したことがきっかけで1994年、55歳で受洗。現在、有料老人ホーム・コンサルタント、地域での「無料相談」コンサルタント兼カウンセラー。豊かな熟年ライフをサポートするグループ「熟年いきいき会」を立ち上げ、代表となる。NPOふれあいアカデミー情報ネットワーク担当理事。ホーリネス・池の上教会員。67歳。 二〇〇七年。団塊の世代が定年を迎え始めます。そこには様々な不安がうずまいています。現在、日本での自殺者の数は三万三千とも三万五千とも言われています。およそ六割を占める中高年の自殺はいっこうに減らず、団塊の世代が定年を迎えると、さ

私の子育てこれでいいの!? 第6回 ママ、ひとりでできたよ

グレイ岸ひとみ 「No(だめ)」・「Mine(私の)」・「Not Fair(ずるい)」─アメリカの子どもが最初に覚えることばだと言われています。日本も同じかしら。わが家の子どもたちも、まんまやねんねのあとは、「舞香の!」「真理がやる!」を連発しました。小さな体で精一杯に自己主張する子どもを見ながら、かわいさあまり笑ってしまうときもあれば、生意気ぶりに腹を立てたり。子どもたちの自立の過程を共にたどりながら、さまざまなことを学ばされます。 アメリカでは、赤ちゃんは生まれたときから自分の部屋で寝ることが多いので、比較的自立心の芽生えるのが日本の赤ちゃんに比べ、早いかもしれません。でも国境を超えて、小さいときはママに抱かれていることが安心で、ママが少し休みたくても、離れさせてくれないのが自然なこと。

ウツと上手につき合うには 第8回 自己理解と自己洞察を

斎藤登志子以前通っていたクリニックの医者は「自己理解と自己洞察を深めなさい」と、いつも口癖のように言っていました。ですから、いつの間にか患者の私も、自己理解と自己洞察を深めることが癖になりました。これまでこの欄で、ウツに対するさまざまな心構えについて書いてきましたが、それらはすべて自己理解と自己洞察の賜物です。クリニックの医師は、「病気になったのは直さないといけない悪いところがあるからだよ。それを考えるために病気になったのだ」と、病気の意味について語りました。うつ病になる人はだいたい真面目で人間的にも優れている面が多いと思うのですが、その反面、病気になったのは自分のせいではない、自分は間違っていないという傲慢な考えを持っていることもあると思います。医師のことばは私の「自分は悪くない」という思

ウツと上手につき合うには 第11回 ついてないと思えるときに

斎藤登志子この連載を読んでおられる方の中には「なんだ斎藤のうつ病は軽いな」と思われる方がいるかもしれません。たしかにそのようです。うつ病の友人と話していても私のほうがウツから立ち直る時間も短いし、薬もよく効くようです。同じ病名がついていても症状が同じとは限らないのです。同じ病気を患っていても、症状の軽い人のほうがうらやましく思える。それよりも健康な人がうらやましい。これは誰もが思うことでしょう。「どうして私だけがこんな目にあうの」と、自分の運命を呪いたくなるときってありますね。病気に限らず、思わぬ不幸に見舞われたとき、「私ってついてないな」「私って運が悪い」とみな、感じることでしょう。中には「どうして私がこんな目にあわなければならないの」と、できることなら神様の首根っこをつかまえて問い詰めた

ブック・レビュー 『“「信仰」という名の虐待”からの回復』心のアフターケア

大久保進日本基督教団・西東京教区無任所教師自分の責任の自覚、自己決断が脱会後、確立されることが大切 先にパスカル氏は、二〇〇二年五月『「信仰」という名の虐待』を出版されて、自分たちの信仰を絶対化する問題性を提起されました。 私は一九八五年から統一協会問題にかかわり、しばしばパスカルさんと一緒にそこからの救出のお手伝いを続けてきました。当時、私たちは統一協会からの脱会を決心させることができれば救出は成功と考えていました。 しかし、その後二〇〇〇年頃から、問題は脱会で終わらないことを知らされるようになり、カルトのマインド・コントロールは脱会後も深くその人の心を支配し、脱会して二十年以上経過したT牧師の告白を『福音と世界』誌(二〇〇七年一月号)で知らされ、改めてその問題性の深さに気づかされました。

ブック・レビュー 『詩篇を味わうII 42-90篇』

高木 寛福音伝道教団 大間々キリスト教会牧師響きわたる神からのメッセージ 本書を読み初めて、しばらくして、心の隅々にまで響いてくる神からのメッセージに興奮を覚えました。それは、一九九四年から今にかけて、田舎の小さな教会で毎週水曜日、詩篇を月に一篇のペースで、靴の上から足をかくようなもどかしい思いをしながら信徒と学び続けている者の新鮮な感動でした。おそらく、著者が『詩篇を味わうI』で「神のことばは密室の中、研究室の中でとどまることが許されません。それは聖徒の交わりの中でこだまし、預言者的な声として巷に響きわたり、後世まで語り継がれるべきものです」(一八頁)と語っておられることのひとつの結果ではないでしょうか。 このことは、著者の聖書に向き合う真摯で真剣な態度(わかりにくいと思える表現や原意をそ

The Cross Pendant

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Emmanuel

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Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......

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